答えは子どもの中にある

次男の将来の夢が、
少しずつ
軌道修正されていきます。

彼は彼なりに、
世の中の動きを見ながら、
よりよい方向に
向かおうとしているようです。

そして昨日の朝は、
学校からのプリントにあった、
英検の受験申込を持って、
「オレ、英検受けるわ。」
と宣言しました。

今までそういう系は、
「受ける」と言ったことがなく、
おかんも勧めたことは
ないのですが、
これもやっぱり
彼なりに色々考えた
結果なのでしょう。

そして昨日の夜は、
晩ごはんの支度をしようとしたら、
「今から走りに行くわ。」
と言って
着替えだす次男。

「珍しいね。どうしたん?」

と声をかけると、
「もうすぐ体育祭やし、
今年も走るし。
去年はぶっつけで走って、
足つりそうになったから。」

ふーん、
そうだったんだ。

彼の行動の
一つ一つに、
彼なりの理由があって、
だから彼は
そうしたんだ。

ということが、
見えてきます。

どんな時も、
子どもには、
子どもなりの考えがあり、
子どもの問題の答えは、
必ず子どもの中にある。

お子さんが
ゲームばかりしていることにも、
必ず理由はあるはずです。

それをしていると、
現実を忘れられる。

とか、
学校にも家にも、
自分の居場所はないけれど、
ゲームの中になら、
居場所があった。

とかね。

本当のところは、
子ども自身に聞かないと
わかりません。

親が答えを
勝手に推測して、
決めつけてはいけないことなのです。

では、
子どもの思いを
子どもから聞き出すためには
どうしたらいいのでしょうか?

それは、
普段から
どんな内容であっても、
子どもが話しかけてくることに対して、
しっかりと耳を傾けること。

否定や反論をせず、
黙って聴くこと。

まずはそうやって、
「親は自分の意見を
いつも否定せずに聴いてくれる」存在。
であることを、
子どもたちに
しっかりと認識してもらい、
親に対して安心感を信頼感を
持ってもらう必要があります。

ちょっとでも
親の意見と違うことを言えば、
反論されたり、
否定されたりする環境では、
子どもは安心して
自分の気持ちを話してくれません。

「何を言っても大丈夫」
「何を言っても受け止めてくれる」
その確信を
子どもに持ってもらうこと。
そうすれば、
子どもの中にあるはずの、
子どもの気持ち、
子どもなりに考えている様子、
が見えてくるようになります。

私がもしも、
「そんな仕事、アンタにできるの?」
「アンタの今の成績じゃ難しいんちゃうん?」
「無理ちゃう?」
「英検?受けんの?ほんまに?」
「英検受けるんやったら勉強しなさい。」
「受けたいんやったら、まずは学校の勉強からしなさい。」
「え~今から走りにいくん?」
「そんなことより勉強は?」
なんて、
彼が何かをしようとするたびに
こんな声かけをしていたら、
間違いなく彼は、
無気力でやる気のない子どもに、
なってしまっていたでしょう。

口をひらけば、
「勉強しなさい」
「片づけなさい」
ばっかり言っていると、
子どもが落ち着かず、
自分の家なのに自分の居場所がなくて、
ゲームやネット動画や、
友達との世界に
どんどん入っていく可能性があります。

子どもには、
子どもの考えがあって、
それがどんな考えであっても、
すぐに否定していいものでは
ないのです。

どんな考えや答えも、
まずは否定せずに、
そのまま受け止めて、聴く。
どんなときも、
その姿勢を
積み重ねていくこと。
積み重ねていこうとする
親であること。

信頼をベースにした
親子関係は、
ここから時間をかけて
築いていくことができます。

まずは今日から。

しっかりと
お子さんの意見に耳を傾け、
お子さんの行動には、
お子さんなりの考えがあり、
親の先入観や考えで
否定せずに受け止めること。

始めてみませんか?

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