今の子育て、未来の姿

「自転車盗られたか撤去された」

数日前、
次男からこんなメールが
来ました。

水曜日、
私が夕方から
あべのハルカスでフラを踊り、
そのまま打ち上げをして、
おまけに夜の造幣局の通り抜けに行き、
帰るのが遅くなった日、
次男は家のカギを持って出るのを
忘れて学校に行き、
家に帰れず、
そのまま友達と自転車で、
隣の駅の駅前にある、
カラオケ屋さんまで行って
時間をつぶしていたらしいのですが、
行く途中で自転車がパンクしたため、
自転車は置いて、
バスで帰ってきました。

翌々日に置いていた自転車を
取りに行ったら、
もう自転車はなく、
撤去の張り紙が
してあったそうです。

カギはしていたし、
張り紙もあるので、
おそらく撤去で
間違いはないだろうと思います。

というわけで自転車がない次男。
彼の高校は、
長男と違ってバスの路線もなく、
40分くらいかけてあるくか、
私が車で送るしか、
行く手段がありません。

保管場所を確認し、
保管料を支払って
手元に取り戻すまでは、
送り迎えが続きそうです(涙)

学校だけならまだしも、
バイトもあります。

昨日は夕方学校に迎えに行き、
その後家で着替えた次男を、
今度は駅前のバイト先まで。
そしてバイト終わりの時間に、
再び駅まで迎えに。。。

車に乗り込んだ次男は
バイトしているドラッグストアの
隣にある、
ファストフード店のポテトを2個、
私の分まで買ってかえって来てくれました。

気持ちはありがたいが、
もう9時半だし、
おかんに今からLサイズ食べろというのは、
ほとんど嫌がらせだぜ。

と思いましたが、
彼の気持ちを台無しにはしたくなくて、
食べましたよ(トホホ)。
おかんはこのところ、
食事を減らしていたのにさ。

そんなことより、
貸した3000円返せ。

そんな言葉を飲み込んで、
自転車をどうするのか
車の中でも
次男と話し合いました。

次男はただただ
保管の通知を
待っているわけではありません。

そして私は、
彼にあれこれ指示をしているわけでは
ありません。

相談を受けたら、
話を聴くし、
移動のためにできる限り車は出すけど、
これは基本的に彼の問題。

彼が自分で考えて行動するのを
黙って見守っています。

昨日の朝、次男は、
家に置いたままになっている、
ボロボロの長男の自転車を
しばらく借りようとしたのですが、
鍵穴がさび付いていて
カギが開けられず。
夕方もチャレンジしてみたのですが、
やっぱりだめでした。

今日は学校が昼間でなので、
まずは自転車を放置した場所に行き、
最後撤去の張り紙を確認し、
保管場所に電話して、
自転車を確認してみると、
言いました。

それから長男の自転車を、
自転車屋さんに持っていき、
カギを開けてもらって、
当面はそれに乗る。
と言いました。

あとは彼が
その行動を取るのを
見守るだけです。

私があれこれ指示して、
彼を動かせば、
もっと早くに解決したかもしれません。

けれども、
指示通りに動くだけで、
解決してしまったなら、
今後も何かあるたびに、
指示を待つようになり、
自分で解決のアイデアを出してくる。
ということを
しなくなってしまいます。

そうは育てたくないので、
あえて黙って待つ。
ということをしています。

車で送ることが増えるので、
私のスケジュールは
あちこちで変更して、
つめつめ。

それはそれで
しんどいけれど、
今のしんどさよりも、
未来、彼が自分で自分の問題を
解決できない人になるしんどさの方が
嫌だから、
私は今、黙って見守ることを
選びました。

今、
子どもがやっていることが
我慢できず、
たくさん口出しして、
親の言う通りに行動させていると、
将来、
子どもはやる気をなくして
自分で行動できなくなったり、
指示がないと動けない人に
なったりする。
あるいは、
自分で考えて行動する。
ということを身につけないまま、
社会に出てしまって、
相当苦労して、親を怨む。
ということも
あるかもしれませんよね。
その時後悔しても
もう遅いし、
親も子ども自身も、
今よりももっと苦しむことになる。

だから私は、
今しんどいことのほうを
選んでいます。

子育ては、
今だけを見ていては、
できないこと。

子どもの未来の姿を見て、
そうなるために
今親としてすべきことを
親自身が考え、選択し、
行動していくものだと
思っています。

その、子どもの未来の姿に
何を見るのかも大切です。

みんなと同じように勉強し、
みんなと同じように大学に進学し、
みんなと同じように就職する。

当たり前の、
普通の道だと思うかもしれません。

けれども、
そんな普通なんてなく、
みんなそれぞれの思いがあって、
それを選択しているけれど、
それを選択していない人生だって
数え切れないほどあって、
そっちが不幸せなわけではなく、
大多数と同じ道が
幸せなわけではありません。

子どもが本当に幸せになっていくためには、
自分の人生を
自分で考え、生きていくこと。
自分の行動の責任は、
自分で負うこと。
自分の気持ちを自分で受け止め、
自分の夢に向かって
歩んでいくこと。

それを目指していくことだと
おかんは考え、
そうなるように
息子たちに伝え、
そうなるように
接しています。

幸せになるかどうかは、
本人次第。

少しでも自分で幸せをつかむ力を
彼らが持てるように。

そのためにも、
おかん自身が、
そのモデルとなり
生きていく姿を見せていきたい。

その未来を見ているからこそ、
今の子育ての軸が
見えてきます。

あなたはお子さんの未来を
どんな風に見ていますか?

今の子育ては、
その未来とつながっていますか?

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