母の日とカミングアウト

みなさま、母の日は、
いかがでしたか?

我が家の母の日は、
おかんが働く日でした
(どの家もかも苦笑)。

久しぶりに帰ってきた長男は、
京都に戻る前、
家じゅうの本棚を見回して、
持ち帰りたい本やら
服やら、
持って帰るモノを
高校時代のエナメルバッグに詰め込み、
「この豪雨の中、どうやって帰るんだ?」
という姿で身支度完了。

駅まで送っていく気満々で
支度をしていたら、
「この後陸上の試合を見に、
西京極競技場に行くから、
家まで送ってくれん?」
と言う(あぁ脱力)。

でも、リュックに手提げに
エナメルバッグまで肩から下げている
長男を見ると、
なんだか可哀そうになって、
つい走ってしまったおかんでした。
(結局こうなる)

京都の長男の家で、
荷物を下ろした長男を
再び乗せて競技場へ。

長男と別れて、
家にとって返して、
今度はバイトに行く次男を
車に乗せて走るおかん。

自分で決めて
動いているとはいえ、
疲れます。

しかも昨日は
母の日だぜ。

長男は、誕生日ケーキを見て、
「これ、母の日のやん」
とは言ったけど、
それ以上のコメントはなし。
(そういう奴だと思っておこう)

次男とは、
ひと言ふた言
日常会話を
交わしただけで、
何も言われず。
(やっぱり忘れてるのか)

あぁ今年の母の日も、
こうやって
走り回って終わるんだよな。

と思っていました。

夜になって、
バイトが終わる時間の
2時間も前に
次男から電話があり、
「今日はお客さんがいなくて
早上がりになったし
迎えに来て」
と頼まれ、
再び走ります。
(今日どんだけ走った?)

車に乗ってきた次男は、
いきなり
「もう晩ごはん作った?」
と聞いてきます。
なんだなんだ!と思いつつ、
「うん、ちょうどできたとこで
迎えに来たよ」
と返事。

そりゃー作るでしょ。
だってキミのバイト9時までだし、
そこまで待ってたら
何時に晩ごはんたべられるか
わからないし。
おかんはちょうど
食べようと思ってたのさ。
諦めて出てきたけど、
腹ヘリなんだよっ。

などと、
心の声は渦巻く。

そんなおかんの
心も知らず次男は、
「えーーーっそうなんや~。
今日は母の日やし、
晩飯くらいつくらんと
オレ罪悪感やわ~。」

は?

へ?

罪悪感ってなにさ???

今日は
キミの罪悪感を晴らす日か?

ってか、9時までバイトだったよね。
作るって事前に言ってくれてないよね。

しかも、
罪悪感だなんて、
すごいこと言っちゃってるよ。
耳にイヤホン突っ込んで、
歌う合間に言われても、
ホントに感じてるとは
思えないけどね。

なーんてことは、
全部心の中だけにして、

「あぁありがとね。
また明日にでも作って。」

って笑顔で答えたら、
「あー明日は夜遅くなるから無理やわ」

って、あーた(誰?)!!
どういうことかしら?

結局、
話はそこで終わったので、
どうやら今回、晩ごはんは
作ってもらいそこなったようですよ(号泣)。

ただ、昨日の次男は
いつもに比べて
とてもご機嫌だったみたいで、
「月曜日は代休で
学校休みやから
友達泊りに来る。
○○っていうねん。」

に始まり、

「オレさー彼女できたし」

まで、
びっくりするくらいの
オールカミングアウトを
してくれまして。

おかんにとっては、
聞き出さなくても、
なんでも話してくれる
オープンな親子関係のおかげで、
大事なことほど
把握できている安心感。

いい機会だったので、
改めて、
「自分で責任が取れないことは
しないこと」
「まだ未成年だし、
保護監督者であるおかんにまで
迷惑をかけるようなことは
しないと約束すること」
だけは
しっかり言い渡すことが
できました。

そしてそういう時も、
笑顔で、
「うん、わかってるよ。
大丈夫やし、約束する」

怖いくらい素直な次男(不安)。

今年の母の日は、
睡眠と運転で終わるのかと思いきや、
次男のカミングアウトも加わり
過ぎていきました。

ちょっと疲れたけれど、
ちょっと嬉しかった
母の日です。

よくよく考えたら、
息子たちと一緒に
ごはんも食べられたし、
それぞれと
あれこれ話もできたし、
彼らが今頑張っていることも、
話してくれるおかげで
わかったし。

最悪でもなかったな。

うん。

近いうちに、
ちゃんと紹介してくれるかな。

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