お子さんの本当の姿を知っていますか?

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昨日から
中間テストの次男。

テスト後は、
夕方まで家に
彼女か遊びに来ていて、
夜は男子が数人お泊り。

次男が言うには、
「一緒に勉強してる」
そうです。

勉強がどのくらい
はかどるかは
わかりません。

でも本人が
それを選んだのなら、
おかんはそれを
見守るだけです。

思うように勉強できなかったとしても、
それは彼の
選んだ結果なだけで、
だからといって、
この先も勉強できないとは
限らない。

もしも
一緒に勉強することで、
やる気になってるのなら、
それはそれでいいと
思っています。

「今」の積み重ねが
「未来」なのだとしたら、
お子さんの「今」の状態を見て、
その子の「未来」に不安を抱くことが
あるかもしれません。

けれど、
「今」と「未来」は、
きっちりつながっては
いませんし、
どうにでも変わる可能性が
あるんです。

それに、
親が見ている「今」は、
親が見えている部分のみです。

子どもには、
親の知らない
子どもの姿があります。

学校での姿、
友達の前での姿、
実は、
親は知っているようで、
ここでの姿を
本当には知らない。

もしかしたら、
子どもたちは学校では
すごく頑張っているのかも
しれません。

だからこそ、
家では力を抜いて
のんびりしているのかも
しれないのです。

家での姿から、
勝手に学校での姿を想像して、
不安になったり、
「今」の見える情報だけから、
「未来」を勝手に想像して、
不安になったり、
そういうの、
もうやめませんか?

そもそも
一部の情報だけで、
この先のことを想像するのって、
無謀すぎやしませんか?

そんなことをするよりも、
今見えている部分の捉え方を
少し変えていくだけでも、
子どもの姿は
大きく違って
見えるようになっていきます。

まずは、
子どもが自分で考えて
行動していることを
尊重すること。

子どもには、
子どもなりの考えがある。
ということを
大前提にするということです。
たとえそれが、
あなたの嫌なことであったとしても。

子どもが
親と違う考え方、
親と違う行動パターンを持っていても
全く不思議ではないのです。

だって
違う人なのだから。

親自身と「違う」ことが嫌ですか?

「違う」ことは
ダメなことですか?

自分の望むように
ならないことが嫌ですか?

そう考えてしまうのであれば、
それは親の
排他的な考え方だったり、
硬直したものの見方だったり
わがままや幼稚性が
原因であり、
そういう行動を取っている子どもが
悪いわけではありません。

子どもは、
あなたの思い通りになる
ロボットではないのです。

むしろ、
思い通りにならないのが
当たり前なのです。

子どものやっていることが
間違っている。
と感じるのであれば、
何を根拠に
そう考えていますか?

「普通はこう」
という、
正しいかどうかも
わからない常識の枠に
当てはめようとは
していませんか?

何が正しいのか、
何が「普通」なのか。
は、
人によっても
時代によっても
変わります。

自分が持っている、
「普通はこうだ」
という
思い込みのフィルターを外し、
自分目線ではなく、
子ども目線で
子どものことを観察し、
子どものことを考え、
ありのままを受け止めること。

どんな子であれ、
今目の前にいるのが、
あなたの子ども。
あなたが何年もかかって
育ててきた結果です。

それに対して、
いいも悪いも嫌もありませんし、
この子はこういう子だ。
という決めつけも
必要ありません。

一切のフィルターを外して、
何もない目で
見たままがその子。
まずはその姿を
認識するところからです。

もしかして、
子どもに対してだけではなく、
ご自分に対しても、
自分の望む姿になっていない自分を
否定的に見ていませんか?

であれば、
今の自分自身そのままを
「これが私だ」
と肯定し、
今のありのままの子どもを
「これがこの子だ」
と肯定すること。

肯定とあきらめは、
違います。
肯定したからといって、
それで問題は
解決したりはしません。

みんなと同じようにできない自分が
ダメな自分ではありませんし、
よそのいい子のようにならない我が子が
ダメな子ではないのです。

そもそも
誰と比べて
ダメだって思っていますか?

人はそれぞれ違うし、
その人のすべてを
知っているわけではないのだから、
もともと比べる対象には
ならないのです。

また、
理想の自分は
あくまで理想なので、
今自分がそうなっていなくて当然だし、
それはダメなことでは
ありません。

理想の自分を目指して、
日々頑張っている自分に。
自分では頑張っていないと
思うかもしれませんが、
今のままのあなたのままでも、
本当はじゅうぶんOKなのです。

理想の自分を掲げること。
それは、
そうなりたいという気持ちを
持っているってことですから
それでいいんです。
でもそのために、
今の自分を否定する必要は
ないのです。

そうやって、
自分を認めていくこと、
今のままの自分を
まずはOKにしていくこと。

それが
子どもを認めることにつながり、
子どもとの関係性を
変えていくことに
つながります。

今のありのままを
認める。
ということは、
納得のいかない「今」を
しぶしぶ納得せよ。
ということではありません。

現状を
単なる現状と受け入れ、
認識するだけ。

そこを
マイナス地点ととらえずに、
スタートである
ゼロととらえること。

子育てコーチング講座は、
子育てのやり方を学ぶ講座ではありません。

自分を認め、
子どもを認める。
ということを、
おかんと一緒に
考え、手に入れていく講座です。

「そうなりたい!」
と思ったら、
あなたはまず何をしますか?

 

 

 

 

 

 

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