子どもが頑張っていない。と感じたら

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我が家では今、
期末テストのため次男が、
頑張っている様子です。

けれど、
なかなかそうもいかない場合も
あるようですね。

親から見て
子どもが頑張っていない。
と感じるとき、
親はどうすれば
いいのでしょうか?

そう感じるとき、
客観的に見て、
子どもが頑張っていないことも
あるでしょうし、
実は子どもは
頑張っているのに、
親がそれを認めずに、
もっと高いレベルを
要求している。
ということもあります。

そもそも
頑張りって、
人それぞれ違います。
どのくらいすれば、
「頑張った」なのかという
感覚も違って当たり前。

なので、
親が親の基準に照らして、
子どもを
頑張ったか頑張っていないか
判断することは、
いいことではないのです。

自分なりに
一生懸命頑張っているのに、
「そんな頑張りでどうする。
もっと頑張れ。」
とか、
「あなたは全然頑張ってはいない。
どうして頑張らないのか。」
と言われ続けたら、
あなただったら
どうしますか?

それでも
やる気を持って、
すべきことができますか?

私は、
これだけ頑張っているのに、
それを認めてもらえないんだ。
だったら、
私がいくら頑張ったって、
きっと認めてはくれないだろう。
だったらもういいや。
もう頑張るのはやめよう。
って思って、
諦めて、
もう頑張らないことを
選択すると思います。

人の頑張りを
自分の基準で測って、
判断することは、
逆に相手の頑張る気持ちを
奪うことにも
なりかねないのです。

気をつけなければ
いけないのは、
そこに
自分の価値観や先入観を
持ち込まないこと。

目の前の我が子は、
その子なりに
頑張っているんだ。

ということを
認めてあげること。

人の更なるやる気は
そこから生まれていきます。

子どもが頑張っているかどうか、
親側の価値観に
照らし合わせて
判断するのではなく、
どう見えたとしても、
子どもは子どもなりに
頑張っているんだ。
と思って
見てあげること。

子どもの行動から
頑張っているんだ。
と認めるのではなく、
子どもは子どもなりに
頑張っているんだ。
と思って見守るからこそ、
子どもはその気持ちを受けて、
頑張ろうという気持ちに
なれるのです。

鶏が先か、卵が先か。
みたいですけど、
子育てに関して言えば、
子どもの行動から
信じる、信じないを
するのではなく、
まずは親が
信じてあげること。
頑張っているんだな。
と認めてあげること。
そういう思いで
接することから、
子どもの行動は
変わってきます。

親が、
信じること、認めることが
先なのです。
そこに根拠は
いりません。

親自身が
そう思うかどうかだけなのです。

親の基準を満たすような
頑張りを求め続けると、
いずれ子どもが疲労し、
それは破綻します。

子どもをありのままで
認めてあげるためには、
まず自分自身を
認めてあげること。

結果はどうであっても、
自分は自分なりに
頑張っているね。
という気持ちを、
自分に対して
持っていますか?

自分を認め、
大切に扱っていますか?

まずはそこから
考えてみてくださいね。

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