子育てで笑顔になれる日は永遠に来ない?

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夏休みまで
あと一週間ですね!

普段から
子育てや仕事や家事で
手一杯のお母さんたち。

子育てコーチングのスキルを
学んだり、
メルマガを読んだりしていても、
なかなか子育ては
思うようにいかず、
いつも、
「もっと笑顔で過ごしたいのに」
って
感じていたり
しませんか?

せっかく
学んだことを
実践しようと思って
家に帰ってきても、
家の現状に、
子どもの行動に、
気持ちはすぐに
現実に引き戻され、
またいつものように、
険しい顔で
怒鳴っている。。。。

いつになったら、
落ち着いて
笑顔で子どもと話せる日が
来るのだろう。

そんな風に
思っていませんか?

私は、そう思って、
毎日しんどい。
と感じながら
子育てしていた一人でした。

笑顔になりたい。
でも、
散らかり放題の家、
言うことをきかない子ども、
思うように動いてくれない家族。
これじゃ
ワタシは笑顔になれないじゃない。

実は
この思考回路だと、
笑顔になれる日は
永遠に来ません。

なぜだと思いますか?

「家が片付き、
子どもが言うことを聞き、
家族が自分の思うように動いてくれるようになる日」

なんて、
来ないからです。

自分が頑張って
家を片づけたとしても、
家族で生活していれば、
あちこち
気になるところは
必ず出てくるし、
自分だって忙しくなれば、
家は荒れていきます。

子どもが
自分の言うことを聞いてくれるように育てる。
それは子どもの自立を妨げる子育てです。
自分を肯定し、
自分の力で考えて行動する子どもは
親の言うことをよく聞く子ではありません。

家族もそうです。
家族と言っても、
別々の人の集まり。
あなたの思うようには
動かなくて当たり前なのです。
逆に、
あなたの思うように動く家族は、
あなた以外は
みんな自由がなくなり
しんどい家族になりますよね。

ということは、
そんなところが
達成されないと
自分が笑顔になれない。
というスタンスでいると、
永遠に笑顔になれる日なんて
来ないし、
片付かないこと、
言うことを聞かないこと、
思うように動いてくれないことに対して、
毎日眉間にしわ寄せて、
口をへの字にして
過ごしていたら、
いずれその顔が
あなたの顔に
なってしまいます。

私は
怒り顔のおばあさんには
なりたくないです。

笑顔の可愛いおばあちゃんに
なりたいです。

じゃあどうするのか?

周りの原因によってしか
笑顔になれない。
というパターンを
自分で変えていきます。

周りが思うようにならないから
笑顔になれない。
のではなく、
自分が笑顔でいたいから、
笑顔でいる。
ように努めます。

笑顔が消えても、
すぐまた笑顔をつくり
顔を整えます。

笑顔になれなくても、
せめて
体の力を抜いて、
口角だけは
上げてみます。

私が笑顔になると、
片づけを頑張ろうという
気持ちになれたりするし、
家族が散らかして
ちょっとイラッとしても、
笑顔で「片づけてくれる~?」
って言いやすいです。

私が笑顔でいると、
子どもたちも
リラックスします。

私が笑顔でると、
不思議なことに、
なぜかいろんなことが
自分の思うとおりに
なっていきます。

もしかしたら、
今の嬉しくない状況を
引き寄せているのは、
自分の顔なのかも
しれませんね。

笑顔で次男を見ると、
そこらじゅうに
ゴミを散らかし、
脱いだ服を散らかし、
いつもソファーでごろごろしていても、
それすら可愛く思えてくるし、
微笑みながら
「片づけてくれる~?」
と言えるので、
次男も反抗期のトゲトゲが
あんまり出てこなくなります。

反抗期のトゲトゲが
一番出るのは、
次男が疲れているときと、
私の顔に笑顔がないとき。

だから、
笑顔でいようと思います。

「そんなこと、私にはできない~」
っていま、
心の中で思いませんでした?

厳しいことを言うようですけど、
自分で
「できない」
って決めていたら、
いつまでたっても
できませんよ。

自分の言葉に
もっと意識を向けてくださいね。
笑顔と同じくらい、
そこには
現状を言葉通りにする力が
あるのです。

「できない」
「言うことをきいてくれない」
「思うように動いてくれない」

言えば言うほど、
その現状が肯定されていきますからね。

真実は、
「そうなりたいと思って頑張っている」
「私の言うとおりにはならないけれど、
子どもは子どもなりに一生懸命やっている」
「私の思う通りにはならないけれど、
家族は家族でそれぞれ考えがあって行動している」
です。

さ、
今日も笑顔を作って、
一日過ごしましょ。

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