できる子の育て方

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できる子のお母さんは
楽でいいなぁ。

我が子を見て、
よそのできる子を見て、
ため息をついていませんか?

そもそも
我が子と他人の子を
比べている時点で、
方向性間違ってますけどね(苦笑)。

比べるのは、
我が子と他人の子ではなく、
我が子の過去と今。

昔できなかったことが
できるようになっていることが
その子の成長です。

そこさえ見ていれば、
それでいい。

他人のものさしなんて、
使う必要ないです。

昔できていたことが
今できなくなっているのであれば、
それは、
もうできる力はついていて、
本人の意思で
「しない」を選択しているのですから、
やっぱりその子は、
できる子だということです。

いるでしょ。
やればできる子。

やればできる子なんだったら
それでいいんです。
本人がその気になれば、
できるのだから。

本人が
「しない」を選んでいることを
尊重してあげましょう。

そして、
なぜ「しない」を選んでいるのか、
ゆっくり話を聴いてあげてください。

親への反発だったり、
好きじゃなかったり、
親が口うるさく言うから
やる気をなくしているのだったり、
理由はそれぞれ。

その理由を
反論せずに
受け止めてあげてくださいね。

それが理由なんだから。

ではどうすれば、
できる子に育つのでしょう。

そもそも
できる子って、
何も言わなくても
勝手にそう育っていくのでは
ありません。

できる子として
親が扱うから、
その子はできる子になっていく。

今できているかどうか。
は関係ありません。
今どうであっても、
できる子として扱えば、
できる子になっていきます。

親が口出しをしている間は、
できる子として
扱っていない証拠。

口出しをしていなくても、
子どもの行動を
いちいちチェックして、
モヤモヤしたり
イライラしてしまうのは、
できる子として
扱っていない証拠。

どちらも
信用していない、
できる子と思っていないから
そういう行動になって
出てくるのです。

その気持ち、
子どもに伝わりますよ。

伝わったら、
子どものやる気は
なくなっていきます。

では
どうすれば、
できる子として
扱えるようになるのか。

いままでのこの子の実績で
判断しない。

その子の可能性を
根拠なくあると信じよう。

まずは「自分が」
そう「決める」ことから。

不安になったっていい。
信じられない気分になったっていい。

そうなれば、
信じようと決めた自分を思い出し、
また決意しよう。

その繰り返しで、
親には信じる力が
ついてくるし、
子どもはできる子に
なっていくのだから。

1週間や
1ヵ月や
3か月で
結果が出るとは
思わないほうがいいです。

半年、1年
続けてやっと、
そうなっていくもの。

焦らず気長に、
子どもの可能性を信じて、
できる子として
扱ってあげてください。

私は息子たちを
眠れる可能性の塊だと思うようにしました。

いつかきっと
彼らのタイミングで
彼らは自分の持っている能力を
発揮していく。

自分の進む道を
見つけて進んでいく。

それが、
10代で来るのか、
20代で来るのか、
30代なのか、40代なのか、
もしかしたら、
一生眠れる可能性の塊なのかもしれない。

結果的にそうなったとしても、
それはそれで構わない。

だってそれが
彼らが選んだ人生なのだから。

おかんの役目は、
彼らが目覚めることを信じて、
そう扱っていくことだけ。

そこから先は、
おかんの範囲ではないのです。

自分がどうすることもできない何かを
なんとかしようとして
もがいていませんか?

それ、
あなたがすべきことでは
ありませんから。

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