ドキドキバクバクの、次男の部屋でのお泊まり

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おとといの
次男の友達のお泊り。
本当に大変だったのですよ~。

我が家は集合住宅なので、
やはり
上下左右、
我が家を取り囲んでいるお宅への
騒音については
とても敏感です。

だから子どもたちにはいつも、
大きな物音を立てないように。
夜遅くなったら、
さらに注意を払うように。
と伝えながら
育ててきました。

ですが、
友達がやってくると、
なかなかそれは
伝わってはいきません。

続々とやってくる
友達集団。

私は次男の部屋で、
うとうとしていたのですが、
「ドスンドスン」という物音で
目が覚めます。

深夜1時を過ぎている。

集合して、
しばらく遊んでいたようなのですが、
(それは寝ていて知らんかった)
さて寝よう。
となり、
みんなが
順番に
トイレと洗面所。

1人が入り、出るたびに
ドアの開け閉めの音が
響きます。

その音が
「ドスンドスン」
と聞こえていたのでした。

あまりに大きな音なので、
さすがに部屋から出て、
「もう少し静かにしてくれる?」
と伝えます。

それでもドアの音はやまず、
次男にも直接メールしたのですが、
結局ほとんど変わらず。

気が気じゃなくて、
もはや眠気も吹っ飛んでしまいました。

その
ドスンドスンの音の合間に、
今度は
「ブーン  ブーン」

規則正しい感覚で、
低い音が聞こえ始めました。

この音、聞き慣れた音のような気が・・・・

洗濯機やん!

どうやらみんなの制服なのか、
文化祭用の
揃えたシャツなのか、
何かしらを
洗っている様子。

そう言えば次男が、
「洗濯機、オレにも使える?」
って聞いてきたっけ。

せめてもうちょっと早い時間に
してほしかった。

そんなこんなで、
完全に音が止んで、
寝静まるまで
次男の部屋で寝つけずにいた
おかんです。

しかも、
狭い次男の部屋の
エアコンの温度設定が
どのくらいが快適かよくわからず、
高め設定にしていたら、
暑くなってきて、
さらに寝られず(悲痛)。

ジタバタしているうちに
夜が明けてきました。

そして朝5時。
彼らが起床します。

再びの
トイレの行列と
洗面所の行列。

で、またもや
「ドスンドスン」
と響く音。

朝になってもう大丈夫と思ったのか、
話し声もやたら響きます。

また次男にメールをしたのですが、
もうこれで完全に目が覚めて
しまいました。

あーあ、ほとんど寝れんかった。。。

そして彼らは
身支度を整え、
朝6時半に、
ゾロゾロと登校していきました。

どこかでみんなで
朝ごはんを食べてから
学校に行くんだそうです。

玄関のたたきでは、
靴を履くトントンという音、
そして
玄関ドアが
思いきり閉まる
「バーン」という
家じゅうが揺れる音。

最後の最後まで、
ドキドキの音だらけで、
いつご近所さんが
言ってくるかと
ヒヤヒヤしてました。

しかも、
朝から洗面所に行くと、
洗濯かごには、
使ったタオルが山積み。

今日から雨やっちゅうねん。

今回は今のところ
何も言ってこられてないけど、
かなり音で
ご迷惑をかけているような
気がするなぁ・・・

もうそんな想いで
一晩中ドキドキモヤモヤするのは、
嫌なので、
昼間学校にいる次男には、
メールで伝えました。

「泊まりは当分許可したくない。
音に関して、言っても守ってもらえないようなら、
禁止することもあると思う」

と。

次男からは、
「オレの部屋でもダメ?」
と返事がきていましたが、
改めて次男とは、
話し合う予定です。

私の家だから、
私の意見はきちんと言います。

けれど、
次男の家でもあるわけだから、
次男の「友達を泊めたい」
という気持ちも、
出来る限りは尊重してあげたい。

また、
集合住宅に住んでいるんだから、
ご近所への配慮も
当然必要で、
息をひそめて生活する必要は
ないけれど、
やっぱり深夜や早朝などは
気をつける必要は
あると思うし。

なので、
今後次男とは、
しっかり彼の意見を聴きつつ、
決めていかないとな。
と思っています。

こんな時、
コーチングの「聴く」とうスキルを
持っていてよかった。
と思います。

まずは黙って
「聴く」ができるし、
「聴く」からと言って、
相手の言葉をすべて
納得して受け入れないといけないわけでもない。

きちんと受け止め、
自分の意見も伝え、
出来る限り冷静に
お互いの着地点を
見つけていく。

それは、
親子間でも
他人間でも
全く同じ作業です。

親子だから、
勝手に進めていいわけではないし、
子どもが反発して荒れるから、
いいなりになっていいものでもない。

いつも、
相手の意見を尊重して聴くことと、
自分はどうしたいのか?
がキチンと言えて、
お互いがすり合わせられるような
関係性を日頃から
作っておくこと。

そこもまた、
子育てコーチングができること。

日々実践。

改めて、
そう思った
文化祭2日目の朝でした。

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