ありのままの子どもを認める

子育てコーチングで学ぶ、
「認める」。

いつも書いていて思いますが、
本当に伝えるのは、難しいです。

子どものことを
そのままで認める。
ということは、
子どもが何をしていても、
何もせず何も言わず何も感じずに、
そのままにしておくこととは、違いますし、
子どもの言いなりになることでも
ありません。

親だって人間だから、
子どものしていることや、
考えていることに対して、
感情も動くし、
反論もしたくなるでしょう。

もしかしたら今までは、
感情の動いたままに、
接していたかもしれません。

「認める」
というのは、
その感情を抑え、
我慢して子どものしたいようにさせる。
ということではなく、
まずは一旦、
子どものしていることや、
言っていることを、
そのまま事実として「認識」すること。

子どもがそういう気持ちだということ、
そう行動したのだという事実、
それをそのまま、
自分の中で認識することが、
「認める」なのです。

「認める」とは、
同調することでもなければ、
我慢をすることでもなく、
ただ、子どもが考え、行動している
その事実を、
事実としてだけ認識することに
過ぎません。

だから、
子どものしていることを
認識はするけれど、
「私はイヤ」って思ったって
いいのです。

子どもには「したい」
という気持ちがあり、
私には「イヤ」
という気持ちがある。

どちらも事実であり、
ただそれだけのことです。

問題は、
子どもに「したい」
という気持ちがあると
認識しているにもかかわらず、
そこを無視して、
「イヤ」をすぐさま
ぶつけて
こどもの「したい」を
つぶそうとする接し方。

小さいうちなら、
どんどん萎縮していくでしょうし、
思春期・反抗期なら、
相当な反発をするでしょう。

もちろんそこには、
安心感も、信頼感も
ありません。

親にも子にも、
あるのはネガティブな感情だけ。

子育てコーチングの目指すところは、
子どもとの信頼関係を築き、
その安心感の中で、
子どもが自信を持って、
自分で考え自分で行動していく人に
育てていくことであり、
子どもの気持ちを無視して、
親の感情や都合を押し付けることは、
目指すところとは
逆なのだということです。

じゃあどうするか。

まずは、
子どもには子どもの思いがあり、
子どもは子どもなりに考えて動いている。
ということを
「認識」してください。

その思いが、
正しいか正しくないか、
間違っているかどうかは、
問題ではないのです。

そもそも、
何を持って正しいとするかなんて、
状況によって
異なりますし、
親の判断が
絶対に正しいとは
限らないからです。

いいか悪いか、
正しいか正しくないか。
ではなく、
目の前の子どもが、
考えて動いていることそのものが、
事実なだけです。

「認められない」原因は、
自分の基準に照らして
合わないと感じるときや、
それをそのまま
させてしまうことに対する
不安や恐れから
出てきているのだと思われます。

子どもがしたいことを、
そのまま許可すれば、
一体この子はどうなってしまうんだろう。

でも、
子どものことを認めなくてはいけない。
じゃあこの行動を、
そのままにしとけってこと?

それはできない。
あぁ私は子どものことを
認められないんだ。

とは思わないでくださいね。

認めることは、
許可することではありませんから。

子どもに「したい」
という気持ちがある。
ってことを認識するだけですから。

そのうえで、
子どもの気持ちを最大限つぶさないように、
受け止めたあとで、
お母さんはそういうの
好きじゃないんだけど、
お互いが気持ちよく
過ごすためには
どうすればいいと思う?
ということを、
子どもが考えられるように
質問し、
見守り、
出てきた答えを行動につなげるための
後押しをし、
長い時間をかけて
育てていくことが
子育てコーチングなのです。

結果を焦らないでくださいね。

感情的に動く自分を
感じることもあるでしょう。

まずは責めるのではなく、
そういう自分を「認めて」ください。

私は、
すぐに反論したかったんだな。
自分の意見に
耳を傾けてもらいたかったんだな。
私は、子どもとは違うことを
望んでいたんだな。
ちゃんと認めて、
自分は自分のことを
理解し受け止めてあげてください。

そのうえで、
どうしたら、
お互いが嫌な気持ちにならずに、
伝えることができるかな?
を考えてみてください。

そしてその答えを
実践してみてください。

それをし続けることが、
コーチングなのです。

すぐにはうまくいかなくても
構いません。

やみくもに、
感情のままに子育てをすることから、
少しずつ離れ、
考え動く。
が自分にも子どもにも
出来るように働きかけていくこと。

まずは自分が変わっていくこと。

ゆっくりと、
おかんと一緒に
考え行動し、
変わっていきましょう。

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