子どものせいで心の余裕がありません

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連休中は、
いかがお過ごしでしたか?

運動会でヘトヘト?

3日間子どもと過ごして
イライラ?

おかんは、
この3日間、
というより
この一週間、
断捨離に励み、
家のあちこちに、
大きなスペースが
出来ました!

見えるところに、
モノが少ない生活を
手に入れられそうです。

余計なものが
視界に入らないと、
気持ちも落ち着くし、
スッキリする。

しかも、
家事がしやすい。

これを実感している毎日です。

さて、
週末とか、
連休とか、
長期休みとか、
子どもと一緒に過ごす時間が
増えれば増えるほど、
お母さんのイライラも、
増えること、
多いですよね。

あれもこれも、
やってほしいことが
ひとつも片付かない。

言ってもきかない。

家の中も
自分の気持ちも、
どんどん荒れていく・・・

こんなことなら、
土日も連休も、
長期休みもいらない。

そんな風に
考えてしまうことだって
あるかもしれません。

でもね。
そもそもの
方向性が間違っていると、
いくら頑張ったって、
楽にはなりません。

そもそも
子どもに言うことを
聞いてもらおう。

自分が言うとおりに、
子どもに動いてもらおう。

これ、
無理ですからね。

子どもといえど、
自分とは違う人格。

こちらの思い通りになんて、
ならないし、
してはいけないのです。

なので、
子どもにこうしてもらおう。
ああしてもらおう。
こうさせよう。
ああさせよう。

は、なし。

スタートの方向性を
変えていかないと、
子育ての悩みは
全く解決しません。

じゃあどこを向いて、
どう考えればいいのか。

それは、
「私に出来ることはなに?」
です。

もちろん、
答えとして、
「子どもに何度も言って、
あるいは怒って、
してほしいことをさせる。」
は、なしですよ。

解決したい物事があるとして、
それに対して、
自分が今できることを
自分に問いかけてください。

おもちゃの片付けだったら、
自分がしますか?

それとも
子どもが片づけやすい
しまい方を工夫してみますか?

それとも、
そこのぐちゃぐちゃは、
見ないようにして、
放っておきますか?

自分が片づけて、
子どもに「一緒にやろうよ!」
はギリギリセーフかもしれません。

けれど、
子どもが嫌がっているのに、
「一緒にやろうよ!」
を強制したり、
するまでしつこく言ったら、
その時点でアウト。

子どもに一度だけ声をかけて、
子どもが「うん、一緒にやるー!」
と言うならいいのですが。

考えるのは、
自分自身が行動する内容と、
それをして、
その後どうなるか。
ということだけ。

自分がかわりに片づける。
これからもずっと
自分が片づけ役をする。

それでいいなら、
いいでしょう。

片づけに関して、
もう文句を言うことも
なくなりますからね。

ただし、
子どもはいつまでたっても
片づけ方を学ぶことは
ないでしょうし、
大人になって、
片づけられない自分に気付いたとき、
何と思うかですね。

今のおかんなら、
どうするか?

まずは
自分が管理するスペースを
がっつり片づけます。

そして、
子どもが小さいうちなら、
子どもが片づけやすい
工夫を学び、
実践してみます。

その時の子どもの能力で、
無理なく片付けられる方法を
探すでしょうね。

子どもが思春期・反抗期に
なってからなら、
家族の共有スペースは、
子どもが家で
リラックスしているときを
見計らって、
「片づけてね」
とたまーに声をかけますが、
強制はせず、
自分の管理する範囲を
キチンと片づけてから、
こどものモノは、
まとめて一か所に集めるか、
子ども部屋に運んで終わり。

自分が管理するスペースを
片づけるまでは、
一切子どものものには
手を付けないようにします。

勉強も同じ。

子どもが小さいうちなら、
喜んで取り組む工夫を考えて、
「しなさい」
ではなく、
自分でしたくなるように
考えます。

けれど
思春期・反抗期に入ってきたら、
もう子ども自身の問題。

勉強のことは、
子どもに任せ、
子どもが何か困った時だけ
相談出来る存在として
いることを心がけます。

そのためには、
日頃から
相談される存在として
子どもに認識されていないと
そうはならないのですけどね。

それはどうすればいいかというと、
普段から
子どもの話を
否定せず、
そのまま受け止めて聴く。
という習慣を
つけておくこと。

子どもの話を聴くとは、
子どもに頼まれたことを
何でも聞くことではなく、
子どもが語る、
夢の話や友達の話、
学校での出来事など、
子どもがしたい話を、
一切止めずに、
子どもが話したいだけ
話してもらうようにするだけです。

もう何も
話してくれないなら、
まずは話しやすい雰囲気に、
家の中を整え、
自分を整えること。

殺伐とした雰囲気の家や、
いつも険しい顔をしている
お母さんに、
機嫌よく話しかけることなんて、
できませんからね。

そして、
それをするためには、
それができるような
自分になること。

取り組めるような
心の余裕と
身体の健康を
取り戻すこと。

心の余裕が、
子どものせいで
ありません。

とか言っていませんか?

自分の気持ちは、
自分で上げていくもの。
子どものせいにして、
逃げていてはいけないのです。

子どもの様子や、
周囲の状況に
いちいち振り回されているのでは、
いつまでたっても
落ち着きませんし、
子どもが離れていっても、
今度は別のことに
振り回されていきますからね。
永遠に楽にはならないですよ。

まずは自分の力で、
自分を整えることから
始めましょうね。

自分を整える。
それができたら、
場を整えるつつ、
親子関係を整える。

長い時間をかけて
崩してしまったものは、
同じくらいの手間暇をかけて、
再構築していかないと
いけません。

何をしたとしても、
すぐに子育てが変わり、
楽になるなんてことは
ないのです。

それをやり切る覚悟を決めて、
今、自分にできる行動を、
考えてみてくださいね。

自分が考えていいのは、
自分がする行動だけです。

さて、
あなたはまず、
何をしますか?

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