答えはあなたの中にある

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1日休んで、
1日登校して、
昨日はまた1日休んでいた次男。

今回の風邪は、
なかなか手強く、
スッキリしてくれないようです。

昼間ちょっと元気になっても、
夕方から確実に
熱が出てきて、
しんどくなってしまう。

毎日この繰り返しです。

回復のために、
おかんができることも
そうないので、
ただ見守ることと、
しんどい本人の
愚痴や、体調の変化について
話すことを聴くだけに
徹しています。

さすがに
来週からは
中間テストなので、
次男自身も
気持ちは焦るよう。
「今回のテストはダメかも」
なんて、
弱気発言も
飛び出します。

おかんも、
根拠なく、
「大丈夫やって」
とは言えないし、
そうかといって
本当に寝てる?
治す努力してる?
早く学校に行って
授業受けないとダメだよね。
なんてことも言えないし。

「そうやねぇ。
直前の授業が
出れてないんだもんねぇ。
不安なんだねぇ。」
と、
彼の話を
うなづきつつ聴くだけです。

この状況で、
じゃあどうする?
どうしたい?
どうなればいいと思う?
そのために何をする?

その答えは、
次男の中にしか
ありません。

言葉にはなっていないかも
しれませんが、
答えは必ず、あるのです。

次男の話を聴いて、
おかんが出せるのは、
次男の答えではなく、
おかんならこうする。
という提案のみ。

それを
受け取るのかどうか、
やってみるのかどうかは、
次男次第です。

何も次男から
答えが出てこないからと言って、
焦って
見せる必要もないもの。

本人が自分で考えて、
本人自身が
「お母さんならどうする?」
「お母さんならどう思う?」
と聞いてきたときにだけ、
言ってもいいもの。

本人の中から出てきた答えではないので、
本人にとっては、
参考にしかなりません。

そんな
おかんの答えを、
いかにも正論かのように
聞かれてもいないのに、
本人に伝え、
そうすることが
唯一の道くらいの勢いで、
従うことを
強制する。

無意識のうちに、
やっていたりしませんか?

子どもが行動しない原因は、
その対応にあるかも
しれませんね。

子どもの話を聴く。
否定せず、
批判せず、
そのまま受け止めて、
聴く。

そして、
「じゃあどうする?」
「あなたはどうしたい?」
「どうなればいいと思う?」
「そのためにあなたは何をする?」
「そのためにお母さんにできることは、なに?」
を聞いてみましょう。

答えは、
子どもの中にあります。
すぐには出てこなくても、
必ずあります。
信じてあげてください。

いつも子どもの味方でいることを
心がけてください。

子どもは無限の可能性を
持っています。
今出来ていなくても、
この先もできないわけでは
ないのです。
可能性を信じて見守りましょう。

そして、
自分自身は、
子どものために、
今自分に何ができるか
考えてみましょうね。

その答えは、
あなたの中にしか
ないのですから。

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