北風と小春日和と真夏の太陽

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今年もあと2日ですね。

今年は普段から、
気づいたときに
こまめに掃除をしていたので、
大掃除はもういいかな。
なんて思っていたのですが、
やっぱり年を越すにあたって、
こことここくらいは、
掃除しことう。
なんて、
あれこれ考え、
昨日は次男に、
「明日の午前中は
大掃除するから」
って宣言しました。

なんで次男に
言ったのかというと、
相変わらず盛大に、
あちこちを散らかしたままに
しているから(苦笑)。

以前は見つけるたびに
ただ注意をするだけ
だったのですが、
今は、
「どうすれば次男が
片づけやすいのか」
という視点で、
共用のものを片づけたり、
次男がよく使うものを
片付けるように
しています。

今一番大きなテーマは、
予備の布団。

次男の部屋に
友達が泊まりにくるたびに、
リビングの横にある押し入れから
持っていくのですが、
2枚持っていったのに、
1枚しか帰ってこない。。。

帰ってこない1枚は、
廊下に放置されたままです。

原因は、わかっています。

その1枚は、
私の布団を収納しているせいで、
圧縮袋に入れていたものだから。

たびたび友達が
泊まりに来て、
結構頻繁に使うのに、
そのたびに圧縮袋に片づけろ。
というのは、
さすがに無理がありますね。

おかんでも嫌だ。

ということは、
今の収納方法が
使用方法と合っていないので、
片付かないってこと。

じゃあどうする?

もはや、
布団は押入れに。
という概念をとっぱらって、
次男がいつでも
楽に運び込んだり戻したり
できる新たな場所を
予備の布団置き場にした方が、
お互いがストレスなく
生活できるはず。

これ以上、
廊下の床に置かれた布団を
よけながら歩きたくはない。

大掃除ついでに、
そのあたりも今日は考えようと
思っています。

同じことが、
子どもの勉強や、
それ以外の行動にも
言えますよね。

「しなさい」
だけを繰り返し言って、
それでも子どもがしないときって、
きっとできない理由、
したくない理由が
あるはずなんです。

まずはそこを
見ようとすること。

子どもからしっかりと
その理由を
詰問ではなく、
きちんとした対話で
聴いてあげること。

そして、
「どうすればこの子が、
○○をしたくなるのだろうか。
そのために、
自分が今できることは
なんだろうか?」
という視点で、
自分の行動を考えてくださいね。

ポイントは、
人って、
その手順が面倒くさいと感じると、
しなくなります。
そのやり方が楽しくないと、
しなくなります。
それについて、
口うるさく言われると、
やりたくなくなります。

逆に、
やって感謝されると、
悪い気はしません。
やって楽しかったら、
またやりたくなります。
信じて任せてもらえていることが
わかれば、
自分から取り組もうとします。

北風と太陽みたいなもんで、
強い風、
冷たい風で
いくら動かそうとしても、
人はますます固まるだけで
動きはしない。

その強さに対抗するため、
よりしっかりと、
身構えます。

温かさが続くと、
気持ちが温かくなり、
心も緩み、
手を広げ、
顔が前を向き、
ついにはコートを
脱ぎだします。

ここ数日の寒さで、
がっつり着込んでたとしても、
せめて心だけは、
いつも春の太陽のように、
ポカポカ陽気で
いましょうよ。

真夏の太陽は、
暑すぎてみんな逃げていくから。
おかんはやりがち。

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