次男がゴミを捨てるようになったワケ

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以前から息子たちが、
リビングのゴミ箱に、
アイスの袋やら、
食事の後のゴミを捨てるのが、
気になっていました。

ゴミの日に
ゴミをまとめようと思って、
リビングのゴミ箱を
逆さにしても、
べたべたしたゴミは
落ちてこなかったのです。

そこで、
「食べ物関係のゴミは、
キッチンのゴミ箱に!」運動を
展開したのですが、
誰も聞く耳を持たず、
おかん撃沈。

そこでおかんは、
リビングのゴミ箱を
撤去しました。

これで
掃除機もかけやすくなるから
一石二鳥!!

これでベトベトのゴミから
解放される!
と思ったら、
逆にリビングのあちこちに
放置されたゴミが
目立つようになりました。

ソファーの上。
ソファーの下。
ダイニングテーブルの上。

彼らは、
キッチンに行くのが
めんどくさくて、
食べた場所にゴミを
放置するようになったのです。

そこで、
ダイニングテーブルの上に、
使い捨ての小さいゴミ箱を
設置するようにしました。

それで少しは
放置ゴミが減りました。

やっぱり遠いより
近い方がゴミは捨てやすいのだと、
おかんは学びました。

100%放置ゴミが
なくなったわけではないけど、
そこは完璧を目指しては
闘いません。

でもまだあと一つ、
問題が残っていました。

それは、
キッチンで何かを自分で食べた後の
ゴミ。

そして、
ダイニングテーブルから
食器と共に
キッチンに運ばれてきたゴミ。

キッチンには
大きなゴミ箱があります。

なのに、
自分でチンして食べた、
冷凍チャーハンの袋などが、
いつも調理スペースの上に
放置されてました。

いやいや、
後ろにあるごみ箱を
引きだしたらすぐに
捨てられるやん。

もう何度そうおもったか
わからないし、
何度そう伝えたか
わかりません。

でも、放置ゴミは
ここでも続きました。

こんなことで
いちいち怒りたくはないけど、
やっぱり
盛大に広げられてると、
腹が立つ日もあります。

放置されたゴミを前に、
「どうすれば
お互いが気持ちよく
解決できるのか」
を考え続けました。

毎日闘い続けたくは
ありませんもん。
貴重な子育ての
残り時間なのに。

そんなある日、
キッチンで夕食の準備をしていて、
ふと気づいたのです。

食事の支度をしていると、
あれこれゴミは出ますよね。

小さいゴミなら、
シンクに置いた
ゴミ袋でいいのですが、
燃えるごみと
プラスチックごみは、
そこでは分別できません。

プラスチックごみは、
いちいち
食器棚の下の
大きな引き出しをあけて、
そこに並んでいる
大きなゴミ箱のふたを開けて、
捨てないといけない。

いつもの動作ではあるけれど、
捨てて
ふたを閉めて
引き出しを閉めて、
また開けて・・・・
が続くと、
正直ちょっと
めんどくさくなってきて、
ゴミ箱を引き出して
蓋も開けたまま。

とかで作業をすることがあります。

でもそのままだと、
コンロの前に立つことができない。

なんせ、
食器棚と流し台の間の
60センチくらいのところが
キッチンの作業スペースですからね。

いままでは
うっすらめんどくささを
感じつつも、
それが当然だと思って
やっていましたが、
ふと気づいて、
ゴミ箱の蓋を
外してみました。

これなら、
引き出しをひっぱるだけで、
ゴミが捨てられます。

おぉ!楽ちんだ!

その時、気付きました。

もしかしたら息子たちは、
この、
引き出しを引く
→ゴミの蓋を開ける
→ごみを捨てる。

という
一連の作業がめんどくさくて、
ゴミを放置してたのではないか。
と。

だから、
流しに置いてある
小さな生ごみ入れに、
大きなプラスチックごみが
ねじ込まれてたり、
作業スペースに
もりもりと放置されてたり
したんだ!
って。

その後、
ゴミの放置は
少しマシになりました。

やっぱり、
めんどくさかったのですね~。
(確かにそう言ってたけど)

おかんがガミガミ言っても、
めんどくささには
勝てなかったのですね~。

親側が
してほしくない行動を
やめさせるのに、
ガミガミ言うことだけが
解決法ではありません。

どんなことでも、
なぜ子どもがそれをするのか。
から考え、
時には本人と
そのことについて話をし、
無理やり怒って
ではなく、
お互いが気持ちよく
行動を変えていくことを目指すのも、
子育てコーチングだと
おかんは考えます。

親には親の
考えがあり、
気持ちがあるように、
子どもには子どもの、
考えがあり、
気持ちがあります。

一方的に
親の考えだけにあてはめて、
それはダメ。

という前に、
子どもの気持ちを受け止め、
そこから考えてみる。
という力を
持てる大人になりませんか?

その行動をするのには、
子どもなりの考えが
そこにはあるはずなのです。

また、
100%の解決ができて、
OKにするのではなく、
お互いが歩み寄り、
中間点でOKにするなど、
お互いを認めつつ
それでよし。
とできる力を
養いませんか?

親の許容力や
聴く力、認める力が
つけばつくほど、
子育ては楽しくなり、
子どもは自分で考え
自分で行動できるように
なっていきます。

子どもが親の言うことを聞くのが、
いい子育てではありません。

親が子どもを
理解し受け止め、
子どもを信じて見守る中で、
子どもが自分で考え行動する。

お互いが、
お互いを尊重し合い、
お互いの意見に
耳を傾け合える関係性の中で、
子育てをすること。

そのためには、
まずは親から変わっていくのが
一番の近道。

子育てコーチングは、
子どもを変えるやり方ではなく、
自分を変え、
接し方を変えることで、
子どもも変えていくやり方です。

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