発達障害と診断された息子のその後~高校から現在編~

こんにちは!
ハンサムおかん☆きよみんです。

長男の子育てを、
発達障害と診断された
小学生から
振り返っています。

小学校から
申し送りを受けて、
学年3クラスで
全員知っている子ばかりの中で
のんびり過ごしていた環境から、
小学校が3つも集まる
地元の公立マンモス中学に入学した長男。

小学校時代には
経験しなかった
お友達とのトラブルも
いくつか経験し、
ハラハラのスタートでしたが、
陸上との出会いから、
劇的に落ち着き、
最後には、
一生付き合えるくらいの
大親友が何人もできた
中学時代を過ごすことが
できました。

そして当時の陸上部の顧問から、
「高校でも陸上をやりたいなら○○へ行け」
と言われたことで、
志望校が決まりました。

小学生時代は
宿題をするのもやっとでしたが、
中学2年で落ち着き始めてからは、
自分の勉強スタイルを
確立したようで、
学校の隙間時間に
宿題もテスト勉強も
ほぼこなし、
家で勉強をしている姿をみることは
ほとんどありませんでした。

最初は
外で隙間時間にやっているとは
全く知らなかったので、
目の前で勉強をしていないことに
不安を感じて、
「勉強してる?」
と声をかけたりも
していましたし、
そのことで怒ったりしたことも
ありました。

まだ私の頭の中には、
過去の勉強嫌いの長男の姿しかなく、
信じてあげることが
できていなかったのです。

そんなとき、
長男本人から、
「オレの過去ではなく、今を見てくれ」
と言われ、
ハッと気づかされました。

過去にどうだったか。
をもとに
今の本人を判断していては、
その成長ぶりに
気づかなくなることがあります。

子どもは
日々必ず成長しています。
うっかり見落としそうになるくらい、
ほんの少しの変化だったり、
出来て当たり前だと
思ってると
気づかないくらいのことですが、
本当に目の前の子ども自身に
関心を持って
観察していれば、
だんだんと気づけるようになると
思っています。

その観察する目を
私は子ども自身から
教えられたのでした。

子育てコーチングの、
①答えは子どもの中にある。
②100%味方になる。
③無限の可能性を信じる。
という心の部分が、
本当に腑に落ちたのは
このころで、
私の迷走していた子育ても
ようやく落ち着き、
どこの高校に行くかについては、
「自分が楽しく3年間を過ごせる高校を選んで行ってね」
と伝えて
決断を本人に任せました。

そして長男は、
中学3年の後半になり、
他のみんなが
どんどん部活を引退していく中、
1月まで部活をしながら、
受験勉強をして、
自分の決めた高校に
無事合格したのでした。

高校では、
「発達障害である」
ということを
あえて家庭からは
伝えませんでした。

どうしても必要に迫られたら
言おう。
とは思っていましたが、
結局そんな機会はなく、
そのまま卒業してしまったのでした。

部活がやりたくて、
部活中心の高校3年間でしたが、
やりたいことに打ち込むことで、
それ以外の時間は
勉強にも集中でき、
相変わらず家で勉強しているところは
テスト前しか見ませんでしたが、
私から見ても
充実した3年間を過ごしたと思います。

確かに、
相変わらず忘れ物が多かったり、
人とちょっと行動が変わっていたり
することもありましたが、
そんな長男を
「おかしい」と言う人はおらず、
「それが長男」と
受け入れてくれる先生や仲間たちに恵まれ、
「オレ、本当にこの高校に入ってよかったわ」
という、
最高の言葉を伝えてくれたとき、
ようやく長男の子育てに対して、
「一段落だな」
と思えるようになりました。

高校でも
11月くらいまで
全力で部活をしていた長男。
目指したい大学も決まり、
人生初の塾通いも経験し、
初めてのプレッシャーで
体調を崩したりもする中で、
なんとか頑張りましたが、
力及ばず。

おかんは勝手に、
たのしい大学ライフを送る長男を
妄想していたのですが、
それは一年持ち越しで、
晴れて予備校生になり、
現在に至ります。

確かに今でも、
手に持っているものを
すぐなくしたり、
いろんな面で、
「あぁ発達障害だからかな」
と感じることはあります。

言葉で
その状態を説明すると、
「うちもそういうところがある」
と共感される部分かもしれませんが、
やはり発達障害と診断されている子は、
その程度の差が大きいし、
日常生活での苦労も多いです。

けれど、
発達障害だからしょうがない。
とは思わないし、
これから社会に出ていくために、
自分なりに工夫して、
そんな自分でやっていく方法を
自分で見つける力を育んできたつもりです。

「あなたは発達障害だから
○○したほうがいい」

本人に言ったことはありません。

たとえば、
「失くしものを探す時間が
いつも多くて
時間がもったいないように感じるんだけど、
どうしたらいいと思う?」
と、本人自身に考えてもらうように
声をかけてみたり。

「モノの定位置を決めたらどうかな?」
という提案を
してみたり。

どちらにしても、
「○○しなさい」
とか
「○○しないと社会人になれない」
とか、
命令や脅しは
使いません。

本人がどう感じているか聴く。
どう工夫したらいいと思うか、
提案をしつつ、
本人に考えてもらう。
どんな答えを持ってこようと、
それをそのまま受け入れ、
一緒に実践して、
できることを探していく。

これが私の基本の接し方です。

もちろん
私自身が忙しく、
心に余裕がないときは、
うまくこれができない時も
ありますが、
それも含めて
私の子育て。

失敗は自分がダメだからではなく、
うまくいくために
試行錯誤しているからこそ。
チャレンジしないと
うまくはならないし、
その過程は失敗の連続で
当たり前。
失敗しているということは、
頑張って取り組んでいる。
ということでもあります。

人よりも
たくさん学習する回数が
必要なのは事実です。

しかも
その回数が
私の想定をはるかに超えていたのも
事実です。

発達障害でなければ、
気づかなかった
たくさんのこと。

発達障害でなければ、
コーチングを子育てに活用するなんて、
思いつきもしなかった。

今の私があるのも、
今の親子関係があるのも、
すべては彼が
発達障害であったからこそ。

最初は何でうちの子が。
と思いましたが、
今では
そうだったからこそ
こんなに貴重な経験や学びを
させてもらえたんだと
思っていますし、
そういう生きにくさを
あえて持って私を選び
私のもとに生まれてきてくれた長男には
感謝しかありません。

これからも、
いろんな困難さに
出会うかもしれないとは
思います。

それでも、
きっと乗り越えて
豊かな人生を送っていってくれる。
と信じて
最後の子育てを
しているのが今です。

発達障害と診断されたから、
この先は真っ暗ではありません。
それはただの
カテゴリーに過ぎず、
真っ暗にするのか、
明るく豊かにするのかは、
親と本人次第です。

未来は必ず
変えられます。

それは、
未来が「今」の積み重ねだから。

「今」をどういう風に
積み重ねていくのか。
子どもを信じることをあきらめ、
不信感を積み上げていくのか。
まずは自分のとらえ方、接し方を
変えて違う「今」を積み上げていくのか。

決めるのは
自分自身です。

« »