次男の夢は日々進化

バイクを買いたい。
とおとといの夜、
あれだけ夢を語っていた次男。

昨日の夜、
買い物帰りの次男を
駅まで迎えに行き、
家まで帰る車の中で、
次男がまた話してきました。

「やっぱな~、迷ってるねん。」

「どうしたん?」

「バイク買うために貯金しようと思っててんけど、
そのお金でバイクにするかほかの事に使うか。」

「ふ~ん。何と迷ってるん?」

「まずはバイクやろ。
そんで、イラスト描くための
マックブックと液晶タブレットやろ。
ほんで、将来車買うための資金の一部。」

「そうかそうか。
バイクじゃないことも
考えてるのね。
(昨日はバイクしか選択肢なかったみたいだけど)」

「うん。やっぱりさ、
免許取ったら車買いたいし、
そのためにはお金いるし。
バイク買ったらお金減るやん。
早く車を買うためには、バイク我慢して
貯めた方がいいかと思って。」

「なるほど~。」

「マックブックと液晶タブレットは、
これからもイラスト描いていきたいし、
もしかしたら
そっちの方向に進むかもしれんし。」

「そうやね。それも言ってたね。」

「バイクはな、
ハイリスクローリターンやねん。」

「へっ?何が?」

「オレの高校、3ない運動してるやん。
免許取らない、乗らない、買わないだっけ?」

「うんうん。
(府立高校ならどこもやってるぞ)」

「しかも結構学校厳しいしさ、
万が一事故ったら学校ばれるやん。
下手したら退学もんやん。」

「うんうん。
(それ、昨日おかんが言ってたやつね)」

「それは未来の俺にとって、
めっちゃハイリスクやん。
ほんで、なくてもまぁやっていけるし。
ちょっと移動が楽になるくらいで。」

「そうやね~。
(一晩で意外とちゃんと考えてるよ、この子は)」

「というわけで、迷ってるの。」

「そうなんや。ま、ゆっくり考えて。
迷ったら、未来の自分が今を振り返って
どう思うかをしっかり考えたら
答えは出てくると思うよ。」

「うん、そうするわ。」

結局は
おとといのおかんの願い通り
バイクを買うことを
考え直そうとしている次男でした。

おととい私は何一つ
強制はしなかったんですけどね。

ただ事実と、おかんの想いを
伝えただけ。
そのうえで、
「本当にやりたいなら、
自分の責任の範囲でどうぞ。」
と言っただけ。

人の心って面白いもので、
「しろ」と言われれば
したくなくなり、
「するな」と言われれば
したくなるもの。

どれだけ自分の心の中で、
勉強しなくちゃ。
と思っていても、
それを親から
「勉強しろ」
と言われただけで、
あっという間に
やりたくない気持ちがむくむく。

で、
「そう言われたらやる気がなくなった。」
と文句を言うことになる。

あれ、言い訳でもなんでもなく、
本当にやる気は失せていると思います。

逆に、
「見るな」と言われると
気になってみてしまうし、
「入るな」と言われると、
いつまでも気になって、
ちょっと入って見たくなったりして、
言われれば言われるほど、
それがますます気になって、
ついついやってみたりします。
「するな」と
言えば言うほど、
したくてたまらなくなります。

「してはいけない」
って、
そのことに意識を集中させる
一番強い言葉なのかもしれません。

だから、
バイクに乗るな。
と言われると、
もう朝から晩まで
バイクのことが頭から離れない(笑)。

そうなると、
未来の自分のこととか、
どうでもよくなって、
今の自分のことしか
考えなくなってしまう。

だからと言って、
本当はしてほしくないのに、
無理して「いいよ」と言っても、
顔は笑えないし、
どこかで「ダメ」が
だだ漏れてるから、
ちゃんと伝わらない。

なので、
親としては、
してもしなくても、
決めるのは子ども。
どちらの子どもであっても、
受け止める覚悟を作ることが
まずは大切で、
「認めるのか反対するのか」
はその次だと思います。

子どもに任せる覚悟、
できていますか?

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