外ではいい子

小さいときから息子たちは、
いつも外では高評価。
いいお子さんたちで
通っていました。

家での姿ばかり見ていると、
とてもそうとは思えなくて、
「私の苦労をわかってくれない」
なんて思っていましたが、
今は別の視点から
見ています。

外での息子たちを知る人からは、
「いいお兄ちゃん」
「いいお子さん」
「素直で挨拶のできる子」
と、軒並みいいことを
言っていただけます。

もちろん、
実像以上に言ってくださることも
多いのかもしれませんが、
それでも言われると嬉しいし、
今はありがたく
そのまま受け取っています。

そして思うのは、
「この子たちは外で、
この子たちなりにとても頑張っているんだなぁ」
ということ。

外では誰かのために動こうとするし、
挨拶もするし、
他人にとって
気持ちのいい人であろうとしている様子です。

それに気づいたときから、
家の中の日常で
彼らの態度をあれこれ注意することは
なくなりました。

だって、
外でちゃんとできているんだから。

楽にできているのか、
一生懸命考えてそうしているのかは
わかりませんが、
他の人から見て彼らは、
いい青年たち。

だったら、
外での行動を
もう心配する必要はなく、
彼らはオンとオフを
使い分けられるように
なったということで、
それなら家で
ダラダラしていても、
ちょっと態度が悪くても、
外ではできているのだから
これ以上注意したり、
教えたりする必要はない。

そう考えています。

外でできているんだから、
家でもしなさい。
は、
それでいい場合もありますが、
すべてがそうではないし、
子どもにだって
心と身体を緩める場所が
必要です。

実際彼らにも
聞いたことがあります。

それは、食事の時間。

少し行儀が悪かったので
注意した際に、
「それって外でもやってないよね」
ときくと、
「外ではしないよ」
という返事。

ということは、
家の中と外との区別がついていて、
行動をコントロールしているということだから、
これ以上の心配は
しなくていいってこと。

そのころから徐々に
外でできていることは、
家でやかましく言わないように
なりました。

家の中も外も、
やっていることが同じ期間は、
家でしつけをしていく期間だと
思っています。

その間に、
外でのマナーや
行動で気をつけることは
教えていきます。

けれど、
必要以上に責めて注意すると、
本人の気質によっては、
周囲の目を必要以上に
気にするようになったり、
ものすごく消極的になったり
することもあるので、
教え方、直し方には
注意が必要だと思います。

どんな時でも、
子どもを一人の人として
尊重して扱うことは大切です。

相手のプライドを傷つけたり、
自信を失わせるような
言葉がけは
しないほうがいいと思っています。

子どもの成長に合わせて、
伝えていく内容は、
変わっていきます。

今、何を伝えるのか、を考えるためには
まずは子どもをしっかりと
観察すること。

自分の思い込みや、
自分の先入観で
子どもを見るのではなく、
まっさらな気持ちで
ありのままの子どもを見る力を
養っていってくださいね。

それが、
子どもを認める力に
つながっていきます。

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