「もういいや」と思うまで

ここ数日、
長男は友達との約束が
連日入り、
毎日夕方から出かけて、
日付が変わるころに
帰宅する毎日です。

大学生の友達も
春休みになって
帰省したりしているからでしょうね。

おかげで
彼が家を出るまで
あと少しというのに、
顔を合わせることも
少なくなって、
連絡はLINEでのやり取りという・・・(苦笑)。

だからといって、
寂しいかというと
そうでもなく、
彼の子育ては
もう十分やりきったと
思っているので
今は意外とさっぱりしています。

長男の子育てについては、
この後実際に
どんな気持ちの変化が
あるのかわかりませんが、
どんなことでも
徹底的にやりきった。
と自分が実感できたときは、
手放しやすくなるのではないかと
思っています。

長男が発達障害ではないかと
小学校の懇談で言われて、
検査をうけるかどうかで
さんざん悩んだ時も、
悩んで悩んで
とことん悩んで、
「私今何を悩んでるんだろう」
と、ふと思ったときに、
次の行動に出ることが
できました。

子育てで心配なことが
あったときでも、
心の中で
心配して心配して
とことん心配して、
最悪の結果も想像して、
どんどん不安になって、
そして
「ああもういいや」
と思うようになって、
その心配から
離れることが
できるようになりました。

すぐに答えや結論の出ないことは、
自分の心の中で
しっかりと自分と向き合い、
とことん考えてみる。

延々と堂々巡りが
続くかもしれません。

その間に、
誰かのアドバイスが
ほしくなるかもしれません。
アドバイスをもらうのは
構いませんが、
その通りにしたからといって、
問題が解決するわけでは
ありません。

結局自分の問題は
自分の中で
自分なりの答えを
自分の力で決めるしか
ないのです。

そしてそのためには、
飽きるほど悩み、
考えるしかないんだと思います。

「ああ私なにやってんだろ」
「もういいや」
と思うくらいまで
さんざん考え、
悩み、不安な時を過ごすこと。

それが実は
解決できる一番早い方法かも
しれません。

子どものゲームだってスマホだって、
飽きるほど
徹底的にしてみたら、
「こんなもんか」
「なにやってんだろ」
と思った時点で
少し距離を置けるように
なるように思います。

もちろん
完全にしなくなったりは
しないでしょう。
息子たちも、
今でもゲームをしたり、
スマホを見ている時間は
とても長いですが、
取りつかれたように
していることは
なくなりました。

我が家では
ゲームやスマホについて、
昔は厳しく制限しようと
していましたが、
やったところで
私の気持ちが落ち着くわけではなく、
いつも子どもと戦う毎日になってしまい、
さんざん悩んだ挙句、
「私ってなにやってんだろ」
と思い、
制限するのをやめました。

それが、
まず小学生の時に
ゲームでやってきて、
中学生の時に
スマホでやってきました。

規制していた頃は、
毎日ゲームをされることに
うんざりで、
買ってしまった自分にも
うんざりで、
いつもイライラして
怒っていましたし、
ゲームができないように、
リモコンを持って
仕事に行ったこともあります。

隠れたつもりで
布団の中で
スマホをいじっていて、
夜中に私に怒られる。
なんてこともありました。

散々戦い、
散々悩み、
もういいや。
と思い、
「あなたたちは自分で自分の時間を
コントロールする力があるんだから、
ゲームもスマホもあなたたちに任せます」
と伝えて
手を放してからは、
大きくイライラしなくなり、
今に至ります。

もちろん
失敗も数知れずあり、
試験前なのに
ゲームがやめられない、
とか、
調べ物をしようとして、
友達に聞こうとして、
スマホを手にしてしまったために、
うっかり夢中になる。
なんてことも
しょっちゅうあったはず。

そんなこと、
大人にだってよくあることなので、
子どもにその自制を求めることは
無理があるのではないかとも
思っています。

私自身そういうことがあるので、
子どもにダメと言うことは
できませんし。

けれど、
「規制しなくては。」
と思っていた頃は
いつも気になっていた
彼らのゲームやスマホ時間ですが、
彼らには自分でコントロールできる力がある。
と思い、
彼らに任せてからは、
目の前でいくらゲームをしていたり、
スマホを眺めていたとしても、
それは彼らが自分で判断して
やっていることだから。
と思うので、
見ていてイライラしなくなりました。

そんな風に思えるように
なったので、
それまでさんざん悩んで
子どもとぶつかり、
闘っていた日々も
あの時はあの時で
私も頑張っていたなぁ。
と、やりきった過程の一部分として
振り返っています。

ただ、
不安や心配を
無理に手放さなければならない。
と思って手放そうとしても、
それはできないと
思います。

自分の中で
散々不安や心配と
向き合って、
自分の中から
「もういいや」
「もうこんなことやめよう」
という気持ちが出てくるまでは、
時間がかかるのだと
思います。

まずはとことん、
自分の子育てに
取り組んでください。

嫌と言うほど
悩んでください。

他人のアドバイスも受けながら、
自分はどうしたいのか。
自分はどうなりたいのか。

一生懸命考えてください。

逃げることではなく、
今の状況の中で
どうするのか。
を考え続けてください。

そして、
自分の力で
自分で決断して、
「どうするのか」
を決めてくださいね。

それを選んだからといって、
何事もうまくいく保証はありません。

けれど私たちは、
何かを選び、
選んだ自分を信じて
前に進むしかないのだと
思います。

うまくいかなければ、
また考えて
次の道を
自分で選択する。

そうやって、
本気で子育てと向き合えば、
きっとお子さんが巣立つ頃には、
十分やり切った。
と思えるようになり、
子離れもできていくと思います。

寂しいけれど、
もういいや。

そう思える日まで、
おかんと一緒に
歩んでいきませんか?

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