子どものやる気や自立を育む

子どもが
何をさせても
やる気を見せない。

勉強もしない。

毎日ゲームとテレビばかり。

たくさんのお母さんたちが
日々悩んでいる問題ですね。

何か理由があって、
中学受験を考えている。
本人もそれに納得している。
あるいは、
子ども自身がそれを心から望んでいる。
という場合は別として、
私は小学校の間は、
遊びとゲームで毎日が終わっても、
そんなには困らないと
思っています。

そうやって、
遊びやゲームをする中ででも、
学んでいくことは
たくさんあると思っているからです。

そういう私も昔は、
時々急に気になって、
子どもたちのゲームの時間を
制限したりもしていましたが、
よくよく観察していると、
ゲームよりも外で遊ぶ日もあるし、
家の本棚にある本を
読んでいる日もあるし、
一生懸命レゴで何かを制作していたり、
夢中で絵を描いていることも
ありました。

なので、
どのくらいするのか、
は、最終的に本人任せ。

中学に入学して、
長男はあっさりとゲームを一時卒業。
次男は中学時代の3年間
まるまるかかりましたが、
放っておいて、様子を見守っていたら、
苦しみながらも、
失敗しながらも、
自分で時間をコントロールできるように
なりました。

さすがに受験期間中は
本当にドキドキしましたけど(笑)。

私が気をつけていたのは、
ゲームの時間が長すぎて、
勉強ができなくても、
責めたりはせず、
どうしたらいいのか、
本人に考えさせるようにしたこと。

ゲームをすると怒られる。
とわかっていると、
子どもも隠れてゲームをしたりしますし、
時間配分がうまくいかなくて
相談したくても、
親に相談できない状態に
なってしまいます。

子どもたちが
自分で勉強したり、
自分でバイトを始めたり、
目指す大学を決めて、
勉強を始めたり、
塾に行きたいと言い出したり、
今までいろんなことを、
言ったりしたり
してきた彼らですが、
そのどれもこれも、
彼ら自身が
自分で決めて始めたこと。

それは、
やる気と
自分に対する自信があればこそ。

次男なんて、
小学生だった、ある日突然
「野球を始める!」
と言い出し、
友達がその当時所属していた
野球クラブに体験入部させてもらうことを、
自分で決めて帰ってきたことがあります。

体験入部当日まで、
「オレは○○を守りたい」
とか、
「打順は何番がいい」
とか、
「グローブ買ってや」
とか、
自信が暴走しすぎて、
妄想を追い越して
大変なことになっていました(爆)。

さすがに私も、
「オイオイそれは監督が決めることやん。」
「今まで一度だってやったことがないのに、
どうしてレギュラーだと思ってるんだ?」

ツッコミどころ満載の
次男の発言に、
黙っておくのに一苦労しましたが、
何も言わずに聴くだけ聴いて、見学当日
家から送り出しました。

帰宅するなり次男は、
「野球はオレには向いていない!」
と宣言し、
それから二度と
「野球をやりたい」
とは言いませんでした。

あの時
がっつり彼に、
「現実はそういうもんじゃない」
と厳しく言い聞かせていたら、
彼の心は
もっと折れていたと思います。

私は次男が見学に行く前も、
帰ってからも、
「そうか」「そうか」
しか言わず、
彼が決めて行動することを、
ただ見守っていたので、
彼は私に対して、彼のプライドを
守ることもできたし、
自分で「しない」という
選択をした。ということに
できたんだと思います。

どうしてそういう風に
子どもたちにやる気や
自立心を持たせることが
できたのか。

そうなるために、
何が必要だったのか。

それは、
子どもたちにとって、
安心して自分のやりたいことが
できる環境を
家の中に整えてきたこと。
だったのだと思います。

子どもたちの気分は、
親の、
特にお母さんの気分に
左右されることが
多いです。

お母さんがイライラしていると、
子どももなぜか
イライラしだす。

お母さんが不安で落ち着かないと、
子どもも不安で落ち着かない。

さらに、
お母さんにガミガミ言われることで、
落ち着かない気持ちは
さらに増していきます。

そんな状態で、
やる気を出して
勉強に取り組めと言ったって、
できるものではありません。

しなければならない
宿題さえ
手につかなくなる可能性があります。

それを見て、
さらに不安になって、
勉強しなさい。
と言っても、
やる気を出せと言っても、
ますますできなくなるだけ。

思春期・反抗期なら、
確実にそこで反発しているでしょう。

この不安な気持ち、
落ち着かない気持ちを
なぜわかってくれないんだ!
そうさせているのは、
親であるそっちだろう!

反抗期の子どもたちって、
そんな気持ちを
叫んでいるのかもしれませんね。

じゃあどうしたら、
子どもたちが落ち着ける環境を
与えてあげられるのか。

それは、
まず自分自身が落ち着ける環境、
自分が安心できる環境を作り、
自分の心を緩めること。

自分がまず好きなことをして、
気持ちを緩め、
笑顔になること。

自分で自分のことを大切にして、
まずは自分が
自分の力で
幸せになること。

そのためには、
他人の軸ではなくて、
自分の軸で生きることが
大事になってきます。

子どもが言うことをきいてくれるから、
私は幸せ。
は、他人軸です。
人が私のことを
認め、ほめてくれるから、
私は幸せ。
も、他人軸です。

周りがどうであろうと、
周囲の人が自分のことを
何と言おうと、
私は私で、これでいい。

今の自分でとても幸せ。

そうなるためには、
今自分がしていることを、
すべて自分のために
することに変えていく。

自分を喜ばせるために、
食事を作る。
自分が居心地よく暮らすために、
家を整える。
自分が喜ぶように、
行動する。

そこに
家族を巻き込んでいきます。

自分が自分を喜ばせるために
丁寧に作った食事は、
家族も喜んでくれるでしょう。

自分が心地いい空間は、
家族にとっても
心地いい空間になるでしょう。

自分が喜ぶことをして、
笑顔でいると、
家族にも笑顔で接することが
できるようになるでしょう。

今、あなたは自分を大切にしていますか?

自分を大切にしている人ほど、
家族も大切にすることができています。

自分をないがしろにして、
家族や人のために動いている人は、
周りの人にも
自分を犠牲にして
人のために尽くすことを求めがち。

そして、
「私はこんなにしているのに、
あなたは何もしてくれない」
と、
人から何かをしてもらうことに、
執着してしまいがち。

そんな中で、
子どもは落ち着いて、
やる気や自立心を
育んでいくことは
できないのです。

子どもにやる気や
自立心を持ってほしいとおもったら、
まずは家の中の環境を、
子どもが穏やかに、
安心して過ごせる環境に
整えてください。

子どもが落ち着き、
安心してきたら、
好きなようにさせてみてください。

振り子のように、
いろんな方向に振れながらも、
子どもたちはそれぞれ
自分の気持ちの向く方向に
自分の力で進んでいこうとするでしょう。

親が望む行動を取ったり、
親が望む勉強をしたりするのは、
いい子ではありませんし、
やる気のある子ではありません。

逆に、
親の意向に沿って、
自分の気持ちを殺して
親のいいなりに動こうとする
悲しい子です。

お子さんが
どちらになれば、
幸せになれると思いますか?

あなたは今、
どちらに向かって
子育てをしていますか?

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