学ぶ理由

大学生になり、
先週の金曜日から
授業が始まっている長男。

1人暮らしで
困ったことがあると、
いつも電話が
かかってきます。

受けるこちらは
大変だなぁ。と
思うことも多いけれど、
電話の向こうに
おかんがいる安心感で、
彼が落ち着いて
勉強したり、
ひとりで生活ができているのだろうと思うと、
今はしっかり受け止めてあげよう。
と思います。

今は大学に入ったからといって、
のんびりできる時代では
ないのですね。

30年前の
私の時代とは大違いです。

受験が終わって
ホッとする間もなく、
オリエンテーション初日は
TOEICの試験。

しかも、
最初だけではなく、
これからも
定期的に受けるそうで、
全く気が抜けませんね。

まだ始まったばかりだというのに、
もうレポートの作成が求められ、
深夜までかかって
その準備もしていたようです。

けれど、
彼は自分が勉強したいことを
学べる環境を
自らいくつも選び、
そのうちの一つに
念願かなって入学したので、
やる気が違います。

今日も
学校の生協に売っていない。
と、
欲しい本のリクエストが
画像付きでメールされてきました。

あぁ、
彼は彼の学びたいことを
全力で学び始めたんだなぁ。
と思いました。

そういえば、
これから
下宿の近くの塾で
バイトをするから
金曜の夜に面接を受けるんだ。
という連絡もありました。

なぜわざわざ言ってきたかというと、
面接にはスーツ着用を指定されたのですが、
ワイシャツは、
入学式の当日、
式には出席せず、
引っ越しの積み残しを
車で運んできただけのおかんが、
「汗をかいたのに、
洗濯機、まだないし、
洗っておいてあげるわ。」

お節介にも
引きはがして持ち帰ったため(うそん)。

他に日がなく、
昨日朝から京都に走りました。
ワイシャツと、
おかんの卵焼きを持って。

引っ越しをしてから、
まだそんなに日にちが経っていないのに、
もう何回京都に走ったことか。
こうなったら、
京都の町を
完全攻略するしかないと
覚悟を決めております。

あ、話がそれました。

長男にしても、
次男にしても、
彼らが勉強するのは、
私に怒られるからでもなければ、
学校で先生に怒られるからでもなく、
いい点を取るためでもありません。

そんな理由でしか
勉強しないなら、
怒られなくなったら、
当然ですけど
しなくなりますよね。

勉強しないといけない理由が
ないのだから。

そして、
怒ったり
ガミガミと「勉強しなさい」と
子どもに言うことは
彼らが夢を見たり、
自主的に勉強しようかな。
と感じる機会を、
奪ってしまいます。

息子たちが勉強するのは、
彼ら自身の
夢の実現のために
彼ら自身がそれを必要と感じるから。
彼らは、
今ではなく、
もっと先を見ていると
感じています。

そして、
彼らの知的好奇心から。

だから彼らは、
勉強するのです。

だから彼らは、
自分に不要な勉強は、
どれだけ注意されても、
どれだけ怒られても、
ほとんどしていないように
見えます(苦笑)。

自分たちで、
要不要は判断しているようです。

自分で判断できているのだから、
私は彼らに
「勉強しなさい」とは
言いませんでした。

勉強することが、
人の生きる目的ではないし、
ただ勉強したからといって、
幸せが保証されているなんてことは、
ない。
そもそも勉強なんて、
しようと思えば
大人になってからだって、できます。

大学だって、
何歳になってからでも
入って勉強できるのです。

自分の夢を持ち、
その夢のために、
必要な行動を取ること。

どんな夢でも、
諦めずに追い続ければ、
どんな形にせよ
叶うと信じていること。

それが幸せなことだということ。

それは、
コーチングを実践し、
彼らと強い信頼関係を結び、
彼らと対等に話ができるようになってから、
私が彼らに繰り返し伝えてきたこと。

そして、
私自身が
そうして生きてきたということ。

人は、
相手の言葉と行動が
一致しないと
その人のことを
信用したりはしません。

いくら親が
「勉強は大事。
勉強しないと幸せになれない。」

「せめて大学くらい
でておかないと
あとで苦労する。」

と、あれこれ子どもに
伝えたところで、
一生懸命勉強してきた親自身が、
幸せではなく、
大学を出たところで、
日々仕事の中で
苦労していて、
幸せに生きていないのであれば、
そんな言葉、
何の説得力もないし、
そもそも親が
自分の夢に向かって
日々勉強する姿を
見せていないのであれば、
子どもがきく耳をもたなくて
当たり前だと思います。

ま、
子どもを「勉強しなさい。」
という言葉で
追い込めば追い込むほど、
信頼関係は壊れていきますから、
そもそも聴く耳なんて、
持っていないでしょう。

あなたは今、
学んでいますか?

今よりも
もっとよりよい自分になるために、
学び、
それを実践し、
自分を変えるために
勉強し続けていますか?

そうしていると
胸を張って
子どもの前で言えますか?

その姿を見て、
子どもたちは、
前に進む勇気、
夢を持つワクワク感、
生きることの幸せを
学んでいくのだと
思っています。

親が一生懸命に
自分の人生を
生きれば生きるほど、
子どもたちは
それぞれ自分の人生を
一生懸命に
生きていくようになります。

親がすべきこと。
それは、
勉強しなさいと
子どもに言うことではなく、
自ら学び続け、
挑戦し続けていく姿を
子どもに見せること。

勉強は学校にしか
ないのではありませんし、
大人になれば
しなくていいものだとも
思っていません。
今、したいのものがないのであれば、
子どもが今学んでいることを
一緒に学びなおしたって
いいのです。

あなたは今、
学んでいますか?

今していないのであれば、
いつ、それをしますか?

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