あなたの「正しい」が「正しい」とは限らない

コーチングを学び、
「聴く」を実践し始めた私が、
まずぶち当たったのは、
「黙って聴くことができない」
でした。

なぜ聴くことが
大切なのか。

どうすれば、
「聴く」ことができるのか。

学んだときは、
「これならできる!」
と思って
意気込んで家に帰るのですが、
いざ子どもの話を
聴こうとすると、
どうしても、
静かに、ただ「聴く」ことが
できなかったのです。

それは、
私の「聴く」ことに対する
意識が、まだちゃんと
自分の中に入っていなかったせいでも
あります。

子どもの話を「聴いて」いるけれど、
この子の考え方は、
直しておいた方が
いいんじゃないのか。

間違った考えのまま
これから大きくなったら、
本人が困るのではないか。

親である私が、
なんとかしなければ
いけないのではないか?
という、
これまでの
思考パターンが
残ったままで
私は聴いていました。

そう思ってしまうと、
育てている自分の責任感からも、
直すことが正しいと
感じてしまい、
結果、途中で言葉をさしはさみ、
「聴く」ことを中断してしまう。

違うんですね。

そもそも、
「聴く」ことの目的は何か?
ということからして
当時の私は
まだよくわかっていませんでした。

子どもの話を「聴く」ことの目的は、
子どもが「正しい」ことを
話すようにすることではなく、
子どもから情報を得ることでもなく、
ただ、
「子どもが気持ちよく
話したいことを全部話せるように
すること」
だったのです。

じゃあ
話したいことを
とことん話させれば、
たとえそれが
間違ったことを言っていても
構わないのか。

と思うかもしれません。

では、
そもそも
親である自分が
「正しい」とか「間違っている」
とか判断していることって、
本当にそうなのでしょうか?

世の中の大多数の人が
そう思っていると、
自分は思っているけれど、
果たしてそうなのか?

「普通はこうだ」
と思っているかもしれないけれど、
そもそもその「普通」
って何だ?

ということを
きちんと考えておかなければ、
子どもに対して
「それは違う」
とは言えないのではないか?
というところに
たどり着きました。

時と場合によって、
「正しい」ことは
異なります。

捉え方、考え方によっても、
その基準はさまざま。

親が「正しい」と
思い込んでいること、
「普通だ」と感じていることが、
すべての人にとって
「正しい」ことや
「普通」であることではないし、
いくら我が子であっても、
親の「正しい」と
同じかどうかは
わからないのです。

親には親の「正しい」があり、
子には子の「正しい」がある。

それは
同じこともあるけれど、
違うこともあるんだということです。

「聴く」ことの目的は、
子どもから情報を得ることでも、
「正しいこと」を
話させることでもありません。

ただ
子どもが気持ちよく
話したいことを
全部話せるように「聴く」
ことだけです。

「○○だったら、○○しないよね」
そんな思い込みを持ったまま
子どもの話を
聴いていませんか?

それは、
あなたにとっては
「正しい」ことなのかもしれませんが、
子どもにとって
「正しい」かどうかは
わからないのです。

「きちんと話せる子にしなくては」
ではなく、
「今日もたくさん気持ちよく話してもらおう」
そう思って
一日一回、
お子さんの話を
しっかり「聴いて」あげてくださいね。

 

 

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