おかん、永遠のテーマ

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子どもが言うことをきかない。
ごはんの時間に食べてくれない。
片づけをしない。

これらは、
いつでもどんな時でも、
お母さんたちから聞く
お悩み。

お子さんの年代に
関わらず、
この悩みをお持ちのお母さんは
たくさんいらっしゃるので、
おそらくこれは、
子育ての永遠のテーマなのでしょう。

今このことについて、
悩んでいるけれど、
この先も、
同じように悩んでいる可能性が高い。
ということになります。

じゃあどうすりゃいいのよ。

ってことですけど。

ガミガミ言っても、
強く言っても、
相手は自分ではありませんから、
無理に変えることは
出来ないのです。

変えられるとしたらそれは、
相手が自分の気持ちを
感じることを封じ込めて、
無気力に相手の言葉に
従うようにさせるということ。

なので、
ずっと指示しなくては
動けない人になるか、
表面的に
言うことをきくようには
なるけれども、
心の中に別の想いを
ずっと抱えていくので、
いつか大爆発を起こして、
時には最悪の結果を招くことになるか。

子どもを変える。
という発想は、
しないほうがいいですよ。

じゃあどうするの?

解決。
というか、
対応策は、あります。

そもそも、
こちらの言う通りに、
こちらが満足するように、
動いてもらおうと
思うこと自体を
諦めてください。

自分と子どもは、
違う人。

自分の望むことと、
子どもが望むことが
同じになるとは
限らないのです。

ずっと平行線だったりするのは
当たり前ということです。

子どもには
子どもの気持ちがあり、
自分には
自分の気持ちがあります。

そのどちらも
きちんと受け止めたうえで、
「じゃあどうする?」
を自分に投げかけて、
考える。

子どもの問題については、
「じゃあどうする?」
を子どもに投げかけて、
子どもに考えてもらう。

ということ。

そしてもう一つは、
自分が望むように
動いてくれない
「子ども」を恨むのではなく、
子どもが動く仕組みを作って、
気持ちよく乗せて
動いてもらう工夫をする。
ということです。

子どもが片づけをしない。

のは、
・面倒くさいから(でもやるときはやる)
・やり方がわからない
・やり方が合っていない
のどれかに合てはまるか、
どれにも当てはまることが
多いです。

まずは
片づけない我が子が
どれに当てはまるのか。

そこが見えれば、
それに対応するだけ。
なんですね。

面倒くさくて、
普段はなかなか片づけてくれないけれど、
どこかでスイッチが入ると、
猛然と片づけ始める子。

うちの次男ですけど(苦笑)。

こういうタイプは、
本人がやる気になったら
片づけるので、
こちらのペースで
片づけを押し付けない。

散らかりすぎてるな~
と思ったら、
「片づけなさい」
ではなく、
「すごく散らかっているね」
って伝えるだけでいい。

あ、
「すごく散らかっているね」
は、
「片づけてね」
という意味ではありませんので、
片づけるまでそれを言いつづけるのは
NGですからね!

やり方がわからない子には、
根気よく、
本人が納得して
できるようになるまで、
ゆっくりじっくり
教えていくことが大切。

片づけなんて、
学校では教えてくれませんし、
ある日突然
できるようになったりも
しないのです。

私たち大人だって
そうだと思いますよ。

片付いていない状態が
嫌だから、
片付けや断捨離や
整理収納を学んで
身につけてきましたよね。

やり方がわからない子に、
いくら
「片づけなさい」
と言ったところで、
それは無理な話。

やり方を教えていくことを
考えてくださいね。
って、
じゃあ自分はわかってんのか?
って話になるんだけど。

教えることを
本人がきいてやってくれるかどうかは、
これまでの関係性次第だし、
そもそも
子ども自身が
「こんなに散らかってるのは嫌だから、
片づけたい」
と思っているのが大前提で、
おかんが勝手に、
「散らかってるやん、
片づけないとあかんやん」
と思っているだけだと、
いくらやり方を教えても、
子どもが片づけてくれるわけでは
ないので、
そこんとこ間違えないように
しましょうね。

あなたが「これでいい」
と思っているやり方が、
子どもには
合っていないために、
片づけができないことも
多いです。

我が家で言うと、
洗濯物を各自が
洗面所のかごに出す。
というルールにしていたときは、
リビングの床は
脱いだ服が
散らかり放題で、
おかんは朝から晩まで
キーキー。

各自が洗面所に持っていって、
私はそこに行けば
さっと洗濯ができるのなら、
こんなに楽なことはないけれど、
結局リビングに戻って、
山ほど彼らが脱ぎ捨てた服を回収し、
私が運んで洗うことになるのなら、
考え直した方がいい。

なので、
うちの洗濯かごは、
洗面所とリビングと
二か所においてあります。
これで手間は大幅に減りました。

それでも、
廊下や玄関に服が落ちていたり
してますよ。

ありとあらゆる場所で、
人は服を脱ぐんだなぁ。
って
おかんは学びました。

結局そんなもんです。

一方的に
相手を怒って叱って、
なんとかすることなんて、
できないのが子育て。

そこにこだわって、
子どものことが見えなくなって、
思春期や反抗期になって、
大反発をくらう前に、
子育てコーチングで、
少しずつ
自分を変えていきませんか?

もう思春期や反抗期に
突入していて、
毎日大変でも、
まずは子育てコーチングを学んで
実践するところから。

おかんと一緒に、
少しずつ変えていきましょ。

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