学校の懇談、子育てにどう使う?

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今日は夕方から、
次男の高校で
三者懇談です。

昔は懇談が、
本当に苦痛でした。

学校での様子を聞いても、
子どものできていない部分にばかり
フォーカスして
聞いてしまうし、
家でのできないことについて、
ついついたくさん話してしまうので、
子どもたちが
いかにできていないのか。
ということを
さらに強化して認識してしまうように
なっていました。

なので、
懇談が終わって
家に帰ってくると、
そのまま説教大会でしたね~。

そのころの私は、
「家でも外でも
ちゃんとしていなくてはならない」
という考えに
とらわれすぎていたのかも
しれません。

それが、
コーチングを学び始めると、
少しずつ変わっていきます。

先生から聞かされる、
子どもたちの
学校での様子について、
いい部分をより受け止められるように
なってきました。

もちろん
できていない部分についても、
ちゃんと聞いて、
受け止めてはいるのですが、
「恥ずかしい」
とか
「情けない」
とか
「申し訳ない」
とか、
そんなマイナスの感情で
受け止めることはせず、
「あぁそんな風にしているんだな」

事実をそのまま
受け止められるように
なったので、
心がそんなには
動かなくなりました。

そして逆に、
できている部分については、
しっかり聴いて、
家に帰ってから本人に、
「先生がこんなこと言っていたよ」
と伝えられるように
なりました。

三者懇談になってからは、
その場で子どもを
否定するようなことを
言わなくなりましたし、
今の子どもの状態がどうであれ、
自分の子育てに
自信を持てるようになったので、
学校で特に相談することも、
訴えることもなくなり、
ただただ先生の話を聴いて、
落ち着いて
本人を見守りやっていきます。
ということを
伝えて、
時間をオーバーすることもなく、
気持ちよく終われるように
なりました。

懇談は、
子どもを責めたり
けなしたりする場では
ありません。

そこからは、
何のプラスも
生まれてこない。

学校での
親が知らない
子どものいい面、
家庭での、
学校が知らない
子どものいい面を
親と学校が
お互い交換して、
子どものいい部分を
もっと伸ばしていけるように、
お互いが情報を交換する場だと
私は考えています。

懇談に入る前に、
自分自身に
問いかけてみてくださいね。

「子どもの学校での
どんないい姿が
聞けるのだろう?
子どもは学校で
どんな風に楽しく過ごしているのだろう?」

と。

最初に自分に質問して、
そっちに焦点を合わせておくと、
意識がそっちに向きやすいのです。

「家に帰ったら、
学校でのどんないい部分を
子どもに伝えてあげられるだろうか?」

なんて質問を
しておくのも
いいですね!

今年の懇談が
あなたとお子さんにとって、
もっといいものに
なりますように!

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