子育てが目指すもの

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明日は、
年に2回の
実家での
大お誕生日会。

5,6月と11月に
親、子、孫たちの誕生日が
たくさん集中しているために、
毎年恒例行事として
やっています。

今回は、
久しぶりに
長男も次男もそろうことになり、
とても賑やかになりそうな予感。

長男と会うのは、
1ヵ月ぶりなんですよね~。

忘れたころに
ポツッと
メールが来るくらいなのですが、
その間
彼のことが気になるかと言えば、
何かの拍子に
ふと思い出すだけ。

まだ寂しさも
感じていないんですけど。

今こうやって書いていて、
なんとなくその理由が
わかった気がしました。

それは、
毎朝このメルマガを書く時、
これまでの子育てを
振り返ることが多いのですが、
そんなとき、
私の頭の中には
いつも長男がいるんですよね。

そんな時は、
離れている感は全くなく、
とても身近に彼を感じています。

昼間は
自分のことで忙しく、
思い出したり
する暇もないのですが、
それもちょうといいんだと
思います。

そう思うと、
子離れ・親離れは、
一応成功したかな。
って思います。

お互いが
それぞれの生活をし、
そこに必要以上の
干渉はしないけれど、
いつも心のどこかに
子どもの存在がある状態で
日々を過ごしている。

多分数年後には、
次男もそういう位置づけになり、
私は今以上に
自分の生活とか、
自分のこれからの生き方と
向き合うことになるんだろうな。
って思います。

これは
寂しいことではなく、
当たり前のこと。

子どもには
子どもの人生があり、
いつかその道は、
親から別れて
違う方向に延びていく。

私たちがしている子育ては、
子どもがその道を
歩いていく力を
育てていくこと。

と同時に、
どれだけ離れても、
姿が見えなくなり、
声も聞こえなくなるくらい
離れたとしても、
お互いに相手を感じ、
相手を思う関係性を
築いておくこと。

だから、
子育てって、
ただ突き放して
自立できる力を
つければいいわけでも
ないのです。

親の愛情とか
信頼とか、
そういう気持ちを
きちんと子どもに伝えておくことは
子どもの自立する力を
育てることと同時に
しておくこと。

信頼関係を築き、
親のいる場所が
安心・安全である。
ということを
子どもが理解し、
そのベースから
毎日元気よく飛び出して、
自分の道を作っていく。

そしていつか、
その巣から羽ばたいて、
安心・安全で
守られ、
認められる場を
心の中におきながら、
自分で生きていくことが
できるように。

家を出た後の、
子どもと我が家の関係性はを
どのようにつくっていくのか。

自立心は
育むけれど、
それは
もうあとを振り返らずに
出ていってしまうのではなく、
心の中に、
大切な場所。
いつでも帰れる場所として
実家を置いておける、
そんな親子関係を
私は目指していますし、
自分自身
それがあるから
今を頑張れているんだと
思っています。

そのために、
今、私は何をするのか?
を考え実践しています。

あなたが理想とする、
親と子の関係性は
どんなものですか?

そのために、
今あなたは
何をしますか?

そのために、
お子さんへ
どう接していきますか?

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