子育ては計画的に~反抗期編~

いよいよ「自立」という文字が
見えてくる、
反抗期、そして思春期。

その時期までに、
まずは土台となる安心感や信頼感を
築き、
小学生くらいからは、
子どもの話にしっかりと耳を傾け、
生活のリズムや
計画性について、
数年計画で
身につけられるように
していきます。

だいたい子どもたちは、
年齢が2桁になるころから
反抗期に入っていきます。

自分の考え、
自分の行動について、
親に制限されるのを
嫌がるようになりますね。

なので、この頃からは、
だいたいのことを
本人に任せるようにしていきます。

それまで、
親は子どもを主導したり、
一緒に何かをしたりして、
たくさんのスキルを
学ばせてきましたが、
ここからは、
本人が自分で考え行動して、
自分で学んでいく時期になります。

親の役割は、
本人が話したいときに、
その話を
否定せず、とことん聴き、
本人の行動には、
口も手も出さずに見守り、
本当に危険な時だけ
介入する。
ということになります。

また自立を見据えて、
自分で自分の食べるものを
用意する。
とか、
洗濯をする。
とか、
今までしてあげていたことを、
少しずつ、年数をかけて、
子ども自身にさせていく必要が
あります。

それを、無理に「しなさい」
と言ってさせるのではなく、
親ができないときに、
あえてすべてを用意しておくのではなく、
少しずつ
本人が自分でする形に持っていく。

だから、
このくらいの時期になれば、
親は親で忙しいくらいが
ちょうどいいのだと思います。

我が家では、
私が夜遅くなることが
わかったとき、
長男にまずは、
電子レンジの使い方を教え、
簡単なものなら
自分でチンして食べられるように
なりました。

これでまず、
私はたまにですけど、
夜遅くに帰宅することが
できるようになりました。

次に、
仕事で一泊する予定が入った時、
洗濯機の使い方と
洗濯物の干し方を教え、
私が留守でも
洗濯ができるようになりました。

そうして実際に、
一泊の仕事ができるように
なっていきました。

こうしてできるように
なっておいたからこそ、
私が2度目の入院をした際には、
私の母の手伝いが
1度目の入院時よりも半減しましたが、
息子たちだけで
なんとか生活をしてくれたのです。

子どもが成長するとともに、
親は年をとっていきます。

予想外に入院したりすることが
出てくる可能性は
十分あります。

そうではなくても、
仕事が忙しくなってくると、
夜遅くなったり、
遠くに出張することになったりも
します。

自分の楽しみのために、
仕事の後の時間を
使う機会も増えてくるでしょう。

その時になって困らないために、
簡単な家事は
時間と手間をかけて、
教えていく必要があります。

そうしておけば、
子どもたちが実際に
自立したときにも、
苦労しなくて済みます。

家事の手順を教える際に大事なのは、
失敗しても
怒らない、責めないこと。

大人である親だって、
失敗することもあるのです。
子どもの失敗に対して、
怒って責める必要はありませんし、
そうされることで、
せっかく育ってきた
自立心がつぶれ、
自分からは動かなくなる可能性も
あるのです。

失敗は、
どうやってそれを
リカバリーするかを教える
大事なチャンスです。

たいがいのことは、
失敗しても
命がなくなることはなく、
何とかすれば、
どうにかなることばかり。

笑顔で、
「そういう時はこうすればいいんだよ」
と教えてあげられれば、
子どもはプライドも傷つかず、
安心して
もう一度チャレンジすることが
できるようになります。

この時期大切なことは、
勉強よりも、
自分で自分の身の回りのことができて、
1人でも生きていく力を
身につけること。

勉強は、
子どもが本当に目指したいものが
見つかれば、
本気で取り組みます。

小学校に入ったころから、
時間をかけて
計画性を養い、
本気で勉強に取り組むときに、
自分で計画を立てて
実行できる力さえ持たせておけばいいんです。

そして、
親自身が、
子どもが自分の夢を
安心して話せる相手となり、
子どもの夢を実現するための
応援者になれればいいんです。

勉強しかさせていないと、
高校を卒業しても
大学を卒業しても、
1人で生活できないので、
親元から離れなく
なってしまう可能性もありますし、
仕方なく離れたとしても、
生活力がないために、
相当な苦労をすることは
目に見えています。

多分子どもは、
その力を身につけさせてくれなかった
親を恨むでしょうね。

反抗期が始まってから
実際に巣立っていくまでは、
子どもに生活力を
つけていく時期。

もちろん反抗期ですから、
普通に「しなさい」と言っても
反発するだけです。

そんな状態の中、
役立つのは、
それまでに築いた
安心感や信頼感。

そしてそれを壊さないように、
接していくために、
親は子どもの考えを尊重し、
しっかりと子どもの言葉に
耳を傾け、
口と手を出さずに
子どもが自分で考え行動するのを
信じて見守っていくことが
求められます。

子どもには
自立して生きていく力があります。

それを壊さないように、
見つけて伸ばしていく子育て。

目の前のことばかりに
とらわれず、
先を見て、今の子育てをどうするのか、
考えてみてくださいね。

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