子どもに伝わらない!

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毎日
あまりの暑さに、
気象庁のHPで
枚方市の気温データばかり
眺めています(笑)。

7月の観測史上ベスト10が、
連日塗り替えられていきます。

「もしかして、暑くなるのを
期待してない?(疑)」
って言われたけれど、
うっすらそう思っていたかも(汗)。

こんなに暑いと、
親の方も
どんなに頑張ったって、
ついついイライラが増えてしまいます。

最近はIHのおうちも
増えてきましたが、
真夏のガス火のキッチンは、
エアコンの空気も届かず、
灼熱で、
そんな中でごはんの支度をしていたら、
それだけで、
汗びっしょり。

1人奮闘しているさなかに
子どもが何か言ったりしたり
していたら、
腹を立てやすくも
なりますよね。

特に夏休みは、
家事負担も増えますので、
お母さんは常に疲弊している。
と言ってもいいかもしれません。

そんな時だからこそ、
イライラして
怒ってしまう自分ばかり
責めて子育てが嫌になったり、
子どもに対して
常に不機嫌だったり、
不満を爆発させてばかりになる前に、
暑さ対策や、
体調、そして気持ちを整えることを
意識していきましょう。

子育てで、
子どもをむやみに叱ったり、
感情で怒ったりは
しないほうがいいのは
誰でも知っている通り。
自分だって
そんな風に育てられたくは
ないですもんね。

もちろんそれはそうなのですが、
叱ったり、
感情で怒ったりを
全くしないのは
不可能ですし、
時には必要なことも
あるでしょう。
親にだって
伝えたい気持ちはあるはずです。

では、
どうすれば、
叱ったり、感情で怒ったりしても、
子どもに悪影響が出ないのか。
どうすれば、
親の気持ちは
子どもに伝わるのか。

子どもを叱る。
子どもを怒る。
子どもに何かを伝える。
その効果が
うまく出るかどうか、
子どもが反発するかどうか、
親の気持ちが伝わるかどうか、
は、どこで決まるのか?

それは、
普段の親子の信頼関係。

ここをしっかりと
築いておけば、
叱られても、
本人には伝わりますし、
たまに感情で怒っても、
ひどく傷つかずに、
受け止めてくれます。

親子間に
信頼関係がなければ、
叱っても
感情で怒っても、
諭しても、
懇願しても、
ただ普通に話しても、
それは一切子どもには伝わらず、
逆に反発を招くだけに
なってしまいます。

今、
お子さんとの間に
信頼関係はできていますか?

信頼関係を築くためには、
子どものことを
信じようと自分が心に決めることから
始まります。

そして、
その気持ちを持って、
子どもの言葉や
その奥にある気持ちを
否定せずに
どんどん受け止めていきます。

誰かが
自分のことを
気にかけてくれて、
自分のことを
信じてくれていて、
自分の言葉や気持ちを
否定せずに受け止めてくれたら、
あなたはその人のことを
信じようとするのでは
ありませんか?

子どもと信頼関係を築く。
ということは、
子どもに対して
そういう接し方をする。
ということです。

自分が勝手に
子どもに対して望んでいる行動を
子どもがとらないからと言って、
子どもを信じられない。
というのは、
違うのです。

子どもがどうであろうと、
信じる、信じないは
自分の心で決めるもの。

信じる根拠に
子どもの今の言動を
置く必要はありません。

夏休みは
子どもといる時間が
いつもよりたくさんあります。

せっかくなので、
親子の信頼関係を
築くいい機会に
しませんか?

すでにある、
信頼関係を
さらに強化することに
時間を使うのも
いいでしょう。

子どもを信じ、
子どもをありのまま
受け止めていくこと。
そして
受け止めている。
ということを
言葉や態度で
伝え続けていくこと。

子どもの自信や
自己肯定感を
育てていくことにも
繋がります。

少々うまくいかなくても、
何度も繰り返し
チャンスをくれる子どもに
感謝しながら、
日々自分を整え、
信じることを
積み重ねていきましょう。

おかんもまだまだ
修行中です(苦笑)。

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