いいお母さん、悪いお母さん

突然ですが、
いいお母さん、悪いお母さん、
あなたはどっちに
なりたいですか?

ここで
悪いお母さんを選択する人が
いるとは思えないですけどね。
わざわざ聞くなって話です。

では、
あなたの考える、
いいお母さんって、
どんな人でしょう?

これを考えるには、
そもそも
いいと悪いの定義を
決めなければなりません。

では、
どんなお母さんが、
いいお母さんなのでしょうか?

子どものお世話を
完璧にできるのが、
いいお母さん?

勉強できる子どもに
育てるのがいいお母さん?

自立する子どもに
育てるのがいいお母さん?

すべての人に共通の、
「これをしたらいいお母さん確定。」
なんてのは、
ないのかもしれませんね。

だから、
人はそれぞれ
自分なりの
「いいお母さん」
「いいお父さん」
「いい人」
を目指していいのだと
思います。

自分のことはさておき、
子どもや周りの人に
自分が考える「いいこと」を
する人は、
いいお母さんでしょうか?

その「いいこと」をするために、
自分は苦しくなって、
顔は険しくなって、
いつもしんどいしんどい。
と言っていてもでしょうか?

それを受ける側は
それを望んでいないのに、
してあげるのは
いいお母さんなのでしょうか?

おかんは、
人って
ウィルスみたいなもんだと
思っています。

自分が機嫌よく
ニコニコしていると、
周りも穏やかに
なっていく。

自分が険しい顔で、
「しんどい」
と言っていると、
周りもだんだん
しんどくなっていく。

だから、
「こんなにしてあげているのに!」
「私はこんなに頑張っているのに!」
そんな思いで、
子どもや家族や
周りの人に、
いいことをしている人を、
いいお母さんだとは
思えないのです。

子どもに
いいことをしてあげるのが、
いいお母さんじゃない。

いいお母さんになりたくて、
いいとされることを
するのが
いいお母さんじゃない。

それはまるで、
お金持ちになりたくて
お金持ちのようにふるまう。
っていう意味を
はき違えている人のようなもの。

たくさんお金をつかって
美味しいものをたべ
一流品を身につけ
海外旅行に行くのがお金持ちでは
ありません。

心豊かに生きること。
心に余裕を持って、
自分が本当に楽しめることをして
生きていくのが、
本当の意味での
お金持ち。

そして
いい人もそう。

自分のことはさておき、
他人に対して
「いいこと」をするのが、
本当のいい人ではなく、
いつも自分を
ご機嫌に保ち、
そのいい機嫌を
周りの人に
伝染していけるのが、
いい人だし、いいお母さんなんだと
思うのです。

子どもの話を
聴くことができたら
いいお母さんなのではありません。

子どものことを
認められたら
いいお母さんなのではありません。

我慢と忍耐だけを重ねて
そうしているのであれば、
その苦しさも
子どもに伝わっていくでしょう。

いいお母さんとして、
子どもに「いいこと」をしてあげて、
でも、子どもがそれを受け取ってくれなくて、
怒る。

それも、
いいことの押し付けで、
やってるお母さんは、
いいお母さんではなくて、
やなお母さんですからね。

いいお母さんは、
子どもが一緒に居たいと
思うお母さん。

子どもが信頼できる
お母さん。

子どもがいざという時に
頼れるお母さん。

まわりにいい気分を
伝染させられるお母さん。

学んで
実践することも
大切なこと。

けれど、
それをする自分の
心の状態を
いい状態に保つことが
もっと大切。

まずは自分の状態を
いい状態にしていきましょう。

自分のことを
認めてあげましょう。

自分のことを
好きになってあげましょう。

うまくいかないことも
あるけど、
いいところも悪いところも
もちろんあるけど、
全部ひっくるめて、
こんな自分が、好き。
こんな自分で、いい。

そこが
スタートライン。

そこから、
もっといいことを
積み上げていけば、いい。

子どものことに
イライラしていても、
子どものことで
オロオロしていても、
子どものことが
好きになれなくても、

今そのままのあなたで
まずはいいんですよ。

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