いつもおかんの想像を超えていく、次男のやり方

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連休最終日に
お泊りに来た友人たちと、
一緒に登校するために
朝6時半に起きた次男。

みんなで洗面所を
静かに使い(笑)、
静かに支度をして、
朝7時過ぎに、
「じゃあ行ってくるわ」
と声をかけてくれました。

なぜこうなったのか、
初めての方は、
こちらをお読みくださいね(^^)
https://ameblo.jp/love-and-hug-kiyomin/entry-12403417457.html
https://ameblo.jp/love-and-hug-kiyomin/entry-12405741728.html

おかんは
その日のメルマガを
PCで書いているところだったのですが、
次男が声をかけてくれたので、
手を止めて、
次男の方を見ました。

制服に、斜めがけの
小さなバッグ。

おかんのミニタブレットが
ちょうど入るくらいの
小さいもので、
そういえばこんなん、探してたわ~。
でも待てよ。
文化祭、は終わったし、
今日って遠足か何かだったっけ?
やけに身軽。

おかん「今日はそれで行くん?」
次男「ええやろ。古着屋で買ってん。」
おかん「いつものバッグじゃなくていいん?」
次男「うん。荷物これだけやし。教科書学校やし。」
おかん「あ、そうなん!?全部学校なんや。」
次男「うん、じゃあ行ってきます!」
おかん「いってらっしゃい」

今日は友達が一緒なので、
玄関ではなく、
リビングで見送りましたが、
おかんの頭の中には、
「荷物はこれだけ。教科書は全部学校。」
がこだましまくり。

えーっと・・・・
そのバッグにはいるくらいしか
荷物がなくて、
教科書は全部学校にある。

それって置き勉ってやつか!?

本当に、
教科書1冊、ノート1冊も、
持って帰ってきてないのか?!

次男らしいな。
と思いました(苦笑)。

彼は本当に、
メリーとハリーの人で、
試験前はがむしゃらに、
それこそ寝ずに勉強するのだけれど、
それ以外の期間は、
バイトと遊びに全力を注ぐ人。

もちろん今は、
試験前とかではないので、
彼は、
家で勉強する気は
1ミリもないみたいです(爆)。

おそらく、
気づいたんでしょうね。

勉強しない=使わない
なのに、
毎日学校と家との往復に、
教科書を運ぶ理由はない。
と。

だったら置いとけ。
ってなんたんだろう(おかんの推測)。

もちろん、
学校に全教科書を
置いていいなんていうルールは
ないと思います。

学校のロッカーと
自分の机の中と、
ぎっちり詰め込んでいるんだろうな。

そういえば、
1学期にあった三者懇談のとき、
担任の先生が、
「いつも注意はするんですけど、
彼の机だけ、こうなんですよ~」
と申し訳なさそうに、
指をさすその先には、
放課後だというのに、
机の上にも
教科書が山積みの
次男の机があったのを
思い出した。

まさか
我が息子の机とは知らずに、
「あらー大量に置いて帰った子がおる」
って思ってみてたのに、
まさかの張本人だったやつ(ウソやろ)。

多分最初は、
ちょこっとは
持って帰って
持っていってを
していたんだと思います。

で、あるとき、
気づいたんでしょうね。
「今はこれ、いらんやん。」
って。

次男にとっては、
みんながどうしているか。
とか、
先生に注意されるから。
とか、
そんなことは
あんまり気にならないようで、
それよりも、
自分がどうしたいか。
どうすれば、自分にとって
都合がいいか。
が最優先。

別にそれで、
誰かに迷惑は
かけていませんしね。

それが次男のやり方なんだろうと
思います。

彼が日々勉強をコツコツするかどうかは、
彼の問題であって、
おかんの問題ではありません。

毎日コツコツではなく、
試験前にガッツリ
を選んだのなら、
それでいいと
思っています。

そういえば、
長男も普段家では
勉強しませんでした。

家で勉強しないために、
授業中に全力を注ぎ、
その時間に学んだことは
その時間に頭に叩き込み、
宿題は学校で済ませ、
家ではゲームをして
テレビを見て、
寝るだけ。

唯一長男が
家で机に向かっていたのは、
部活の記録ノートを
書く時と、
試験前だけだった。

そして長男は、
その方法を
高校に入学した次男に、
教えていたんだった。

次男の懇談のとき、
担任の先生は、
こんなことも教えてくれた。
「授業中は態度もよく、
積極的に発言したりしています。」

そうだった。

次男は長男方式を
取り入れていたんだな。

だから彼にとって、
学校以外の時間は、
勉強をする時間ではなく、
リラックスし、
友達と楽しく過ごし、
将来車を買うために、
バイトをする時間。

だから、
今使わない、
重い教科書は
持ち帰らない。

たまたま
他の子たちとは、
教科書の置き場所が
違うだけ。

それに、
彼が目指しているのは、
成績で上位をとることではなく、
今目指している大学に
合格できる程度の学力で、
もしかして推薦が狙えれば、
そっちを希望するので、
学校での授業態度を
最優先で頑張ることだった。

親って、
子どもは学校へ行くもの。
学校へ行くなら、
家では勉強をするもの。
たくさん勉強して、
いい成績を取るのが努力。
みたいに思っていて、
その枠に子どもを
はめたくなるところがありますが、
本当にそうなのか?
今一度考えてみてくださいね。

学校へ行くことが
本人にとって苦痛なのに、
学校へ行かせないといけない理由はなに?
何が本人にとって
一番幸せなこと?

勉強をすることが
向いていないかもしれなくて、
それよりももっと
やりたいことがあるのに、
勉強を強いることが、
将来のその子の幸せに
本当につながっていくこと?

友達といるより
1人でいるのが好きな子が
友達を作れないって
親が悩む必要ってある?

世の中の大多数が
当たり前のように進む方向が
我が子にとっても
あたり前で
それで我が子が幸せになれるとは
限りません。

勉強ができれば幸せ、
大学に行ければ幸せ、
友達が多ければ幸せ、
お金があれば幸せ、
だと本当に思っていますか?

勉強ができても、
大学に行けても、
友達が多くても、
お金がたくさんあっても、
不幸せな人はかなりたくさん
いるのが現実です。

幸せは、
持っているものや、
学歴や仕事で決まるものでは
ありません。

どんな時も、どんな環境にいても、
そこに幸せを見出せる
そんな力がある人が
幸せなんだと思います。

だからこそ、
まずは自分が幸せに生きること。
それを子どもに見せていくことで、
子どもは子どもの幸せを
自分の手でつかんでいくのだと
思います。

子どもが幸せな人生を
歩んでいけるように、
お母さんがまず、
幸せになりましょうね。

子どものせいで幸せになれない。
というのは、
自分で自分を幸せにする努力をしていない
言い訳に過ぎませんからね。

自分の幸せは、
人に与えてもらうものではなく、
自分で作っていくものです。

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