おかんの忍耐力

子どもの話を「聴く」
ということが、
どういうやり方なのか。

ということを、
子育てコーチングでは学びます。

その中に、
「待つ」
というものがあります。

これは、「聴く」に限らず、
子どもと向き合う
たくさんの場面で
その大切さを
感じるもの。

子どもの言葉、
子どもの答え、
子どもの成長、
子どもの理解、
子どもの気付き・・・などなど。

私たちは日々、
たくさんのことにおいて、
子どもを「待つ」ことになります。

それは、
忍耐力だったり、
信じる力だったり、
境界線を引く力だったり、
親側の様々な力が
必要になるもの。

これがなかなか難しく、
「待てない」
というお悩みも
とてもよく聞きます。

「待てない。」

私たちは、何をそんなに
急いているのでしょうね。

そんなに急がなくても、
子どもは日々成長していき、
たくさんのことを学び、
気づいていくのだから、
いつかきっと
答えは出てくるはずなのに。

そのことを、
頭ではわかっているはずなのに。

時間が経てば、
子どもはちゃんと成長していきます。

一生今のままではありません。

そんなにイライラして
待つ必要があるのはなぜ?

永遠に待たされるわけでもないよ。

待てない理由は
色々ありますが、
「いつまで待つことになるのかわからず、不安で焦る」
というのも
あるかもしれません。

人って、
予測できることは、
我慢しつつも、待てる。

けれども、
それがいつまで続くのか、
全くわからないときは、
だんだん不安になってきて、
どんどん焦りだしてきて、
背中を強く押してみたり、
しつこく言いつづけて、
追い詰めたり。

それでも結果が見えてこないと、
「こんなに待ってあげてるのに」
って怒りになってしまったり(苦笑)。

なので
おかんからの提案です。

自分の「待つ」に、
期限をつけてみませんか?

最初は5分。
5分が待てるようになったら
10分。

それが普通に待てるようになったら、
30分。

それができるようになったら、
1時間。

「待つ」ということが
自分の中で当たり前になり、
待つことにそれほど苦労を
感じなくなるまで。

自分を行動に
駆り立てるほどの、
焦りや不安を
感じなくなるまで。

そして、
その5分を待てた自分を
認めてください。
ほめてください。

人がチャレンジして
うまくいかないのは、
最初からずーっと待つことを目指して、
10分待てたのに、
10分しか待てなかった自分を
そこに感じてしまうから。

10分待てた自分ではなく、
10分しか待てなかった自分を
見てしまうからでしょうね。

時間をかけて、
繰り返し、
「待つ」時間を伸ばしていく。

そして、
自分が決めた短い時間、
待てた自分をほめていく。

自分の中に、
忍耐力と、
自分を肯定する力を
育てる方法です。

一足飛びに、
ずっと待つ。
なんて、目指さなくていいんです。

急がばまわれ。
です。

ほんの5分が
普通に待てたら、合格。

今日から取り組んで
みませんか?

その5分、
何して待つかって?

自分の心の中と
対話してみてくださいね。

「なぜ私はそんなに焦るの?」
って。

たくさん対話しているうちに、
気づくと、待つことが
そこまで辛いものには
ならなくなるはず。

じゃあおかんは、
どのくらい待つことができるように
なったかって?

その時の
精神状態と体調にもよります。
内容次第では、
永遠に待てることもあるし、
待てないこともある。
でも確実に言えるのは、
昔の私よりかはずっと
待てるようになってるってこと。

そのくらいで
いいんじゃない?

もしかしたら私たちは、
自分の成長すら
待ってあげられて
いないのかもしれない。

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