私の問題、子どもの問題

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子どもの問題は、
だいたいお母さん自身の問題と、
リンクしていることが
多いです。

子どもにかける言葉って、
そういえば
自分にもそのまま
当てはまるな。
って感じたこと、
ありませんか?

子どものやる気がないのが
気になって、
いつもあれこれ
一生懸命関わっているけれど、
実は自分も
家事や仕事に対するやる気がなくて、
イヤイヤやってたりとか。

その逃げ道として
子どもに注意を向けているけれど、
子どもが逃げ道に使う、
ゲームやテレビには
とても厳しく注意してしまう。

とかね。

自分は嫌なことがあったり、
疲れたりすると、
家事の手を抜いたりするのに、
子どもが勉強の手を抜くと、
すぐに気づいて叱る。

とかね。

あるいは、
自分自身の中にある
コンプレックスを感じて、
それを解消しようとして、
子どもをなんとかしようと
している。
という場合も、
あるでしょうね。

どれもこれも、
自分の中にある、
自分が否定している部分を
子どもの中に見て、
不安を感じたり、
攻撃的に責めたり、
否定してしまっている状態です。

別に、
子どもは勉強、
母親は家事。
って決めつけるつもりは
ありません。
今、自分がしなければならない。
と感じていることを、
家事の部分にあてはめて、
考えてみてくださいね。

目の前の、
自分が普段
担っていることについて、
どういう取り組みをしているのか。
って部分で言えば、
親の家事への取り組みと、
子どもの勉強への取り組みは
とても似ているような
気がするのです。

好きじゃなくても、
苦手でも、
結局やらなくちゃいけないこと。
だったりもしますし。

しない。
という選択肢が
実はあるのに、
それはしてはいけないことのように
思われていたりするし。

また、
自分の抱えているコンプレックスが
原因の場合は、
自分の経歴、
自分自身の親子関係、
自分の性格、
などを
子どもの重ね合わせていることが
ありますね。

あんまりしたくない。
面倒くさい。
目指しているほど
上手にできない。
完璧じゃない。
望んだものではなかった。

それはどれも、
ダメなことではなく、
そう思う気持ちは
あっていいのに、
なぜか罪悪感を感じてしまい、
その罪悪感から、
自分を。
ではなく、
子どもを、
責めたりしている。

勉強が嫌いって言ってると、
将来困るよ。

勉強が面倒くさいなんて言って
しなければ、
大学には行けないよ。

もっと頑張らないと
ダメじゃない。

あなたがいい子じゃないと、
私はいいお母さんになれない。

それはそのまま、
自分に対して、
「これじゃダメじゃない」
を言いつづけているようなもの。

自分の今の状態を
そのまま受け入れて
「私はこれでいいよ」
って思えていないと、
子どもの今の状態も、
「あなたはそれでいいよ」
と言えなくなってしまう。

「私はこれでいいよ。」
は、自己肯定です。
「あなたはそれでいいよ。」
は子どもを肯定することです。

自分を肯定し、
人を肯定することから、
コーチングは始まります。

ダメな私が、
出来ない子、ダメな子を
コーチングすることは
できないのです。

今の私は、
理想の私とは違うけれど
目指していこうとは
思うけれど、
今の私は今の私で、
それでいい。
それもOKだ。

まずはそこから
手に入れて行きましょうね。

ひとりでできないときは、
おかんと一緒に
手に入れて行きましょう。

子どもをありのままで
受け止め、
いいところをどんどん
伸ばしていってあげたいなら、
まず取り組むのは、
自分自身のこと。

自分を整え、
自分を認め、
心に余裕を持ち、
穏やかに子どもを見られるようになること。

自分の土台が揺らいでいては、
いい子育ては
できないのです。

おかんの子育てコーチングは、
子どもに対して
だけではなく、
お母さん自身の
自己肯定までを
考えていきます。

だから、
変われるし、
だから、
子育ても変えられる。

一緒に前に進みたい方、
お待ちしておりますね。

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