子どもと会話のキャッチボールをしよう

人と人との
コミュニケーションは、
キャッチボールのようなもの。

キャッチボールは、
一方が
ずっとボールを投げ続けるだけで、
もう一方が
ずっとボールを受け続けるだけでは
成り立ちませんよね?

そのうちに、
受け続ける側が
自分もボールを投げたい!
って思うようになるでしょうし、
それを無視して
ボールを投げ続けていたら、
そのうち無理矢理ボールを奪って
投げつけてきたり、
受け手であることを
辞めてしまうことだって
あるのです。

お互いの間を
ボールが行き来して初めて、
キャッチボールは成立するし、
コミュニケーションとは、
そういう形のものなのです。

それは
親子間のコミュニケーションでも
同じです。

キャッチボールをするには、
相手が受け止められるような
ボールを投げる必要があるし、
投げたら次は、
相手のボールを
受け止めないと、
次に投げることができません。

お子さんが
受け止められるような言葉を
受け止められる状態のときに、
投げてあげていますか?

子どもの様子を無視して、
言いたいことを
一方的に言っても、
受け止めるのなんて
無理な話なんです。

親が受け止められない話ばかり
していると、
子どもだって
そのうちに受け止めるのを
諦めてしまうようになりますからね。

それを続けて、
思春期になってもやめなければ、
受け止めるのをあきらめて、
飛んできたボールを無視するか、
バットで打ち返してくるか。
もはやキャッチボールでは
なくなってしまうかも。

それは、
親である自分自身だって
同じだと思います。

自分の状態や
気持ちを考えずに
ポンポン言葉を投げかけられても、
しんどいだけで、
聞けないでしょうし、
そのうち
その人と向き合うことすら
嫌になるはず。

キャッチボールをしているつもりが実は、
大きなボールのカゴを
横に置き、
バンバンアタックの練習をしていた。
なんてことにならないように。

キャッチボールをしよう。
といいながら、
アタックの練習なんて、
それ、詐欺ですからね。

信用もされないし、
相手もしてくれなくなりますから。

気づけば
お互いが、
それぞれのボールのカゴを
横に置き、
お互いが
アタックばかりしていたなんて、
もう笑えないですよ。

人間、
楽しくないことからは
逃げ出します。

キャッチボールだって、
会話だって、
楽しくなければ、
向き合ってはくれないのです。

子どもに
その場にいて、
自分のキャッチボールに
付き合ってほしいなら、
子どものボールを
ちゃんと受け止めることから
始めましょ。

子どもに
自分の言うことに
耳を傾けてほしいなら、
子どもの言うことにも
耳を傾けてあげないと。

自分が取りやすいボールだけでは
ダメなんですよ。

どんなボールが飛んできたって、
一生懸命追いかけて、
受け止めようとする、
その姿勢が、
信頼関係になっていくのです。

子どもはその様子を見て、
ボールを受け止める方法を
学んでいきます。

横にボールのかごを置いて、
一方的に
ボールを投げつけていれば、
子どもはそれが
キャッチボールだと
勘違いしてしまうかもしれません。

子どもの様子を無視して、
自分が投げたいときに、
突然ボールを投げて、
「受け取らない!」
と怒っていれば、
子どもは
相手の状態はお構いなしに
ボールを投げていいんだ。
と覚えてしまうかもしれません。

そして、
親の様子なんてお構いなしに、
子どももボールを
ぶつけてくるかも
しれませんね。

そうなれば、
お互いがアタックの練習状態。
自分が投げつけたボールを
お互いがとらなくて怒って、
どんどんヒートアップしてしまうかも。

おおこわ・・・・(怖)

自分が取りやすいボールしか
受け取らず、
それ以外のボールは
無視していたら、
子どもも、
その場から動かず、
受け取りやすいボールしか
取らなくなるかもしれませんね。

自分の好みで
子どもの言うことを選んで
聴いていたら、
子どもが好みで、
自分の言うことを選んで聴いていても、
文句は言えないのです。

それを教えたのは
あなた自身だからです。

すべて
「ボール」

「言葉」
に置き換えてみたら、
わかります。

子どもが私の言うことを
きいてくれない。

そう思っているあなた。

あなたは、
お子さんの言うことに
耳を傾けていますか?

聴きたいことだけではなく、
聴きたくないことも含めて、
一生懸命
耳を傾けていますか?

お子さんの様子を
しっかり観察してから
言葉を投げていますか?

一方的に
投げる側だけに
なっていませんか?

笑顔で聴いたり話したり
していますか?

子どもの立ち位置に立った時、
あなた自身と
会話がしたい。
と思えるような会話を
あなたはしていますか?

子どもが聴いてくれないのは、
聴いてくれるような
会話をしていない、
自分に原因があるかもしれません。

子どもを責めていても、
何の解決にも
ならないのです。

そもそも自分以外の人の
行動を変えたり
改めたりすることは、
できませんから。

子どもが自分の言うことを
聴いてくれたら。

そこばかりに
目が行っていると、
何の解決にもならず、
ただ時間が過ぎていくだけで、
辛さの解消は
永遠にできません。

子どもも含めて、
自分の周りにいる人の、
自分にたいする対応は、
自分がまわりの人に対して
していることを
鏡のようにうつしていると
言われます。

周りの人、
子どもや家族や友達が、
自分の言葉や気持ちを
ちゃんと受け止めてくれていないのは、
自分がその人たちの言葉や気持ちを、
まずはちゃんと受け止めていないから。

聴いてあげていないから、
聴いてもらえないのだということ。

自分の中に、
原因も答えも、
すべてがあります。

あなたは
どんなボールのやり取りを
お子さんとしたいですか?

楽しく笑顔で、
長く続くキャッチボールをするために、
自分がどうすればいいのか。

まずは
自分の中で
しっかりと考えてみてくださいね!

そして、
それをしっかりと
実践してみてくださいね!

何度失敗しても、
諦めなければいつかきっと、
キャッチボールが
上手にできるようになり、
親子の会話も
うまくいくようになります。

まずは実践あるのみ!

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