ちょっと違うだけで大違いな子どもへの接し方

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朝晩が冷え込んできましたね。
季節の移り変わりが
早いです。

この土日、
次男はほぼ遊びに出かけていて、
2日とも
夜遅くにちょっと顔を合わせただけ。
高校生は、タフですね~。

「もしかして、月曜日は学校休みなの?」
って聞いてしまうくらい、
がっつり遊んできましたよ(苦笑)。

でも、
そういうときは、
間違いなく次男の機嫌はいい。

おかんも、
安心して言いたいことが
言えます。

「片づけてよ」
とかね。

子どもに接するとき、
私たち親は、
「よかれと思って」何かをすることが
多いのですが、
それが見当違いだったり、
子どもが本当に望んでいないことだったりして、
親子喧嘩の原因に
なったりもします。

なぜそんなことになるのか。

それは、
よかれと思って、
「勝手に」自分がいいと思うことを
してしまうから。

トラブルが起こるときって、
子どもの都合や気持ちを
聞かずにやっていることが
多くありませんか?

子どもにいいと思うことを
してあげるのと、
子ども「が」いいと思うことを
してあげるのでは、
大きな違いがあるのです。

何が子どものためなのか。
自分の中だけで考えて、
勝手に結論を出して、
行動しないこと。

本当に子どものために、
何かをしようとするのなら、
自分は黙って
子どもの意見に耳を傾けて
あげてくださいね。

出てくる意見に
ひとつひとつ反論したり、
説教したりしていては、
いずれ子どもは
何も言ってくれなくなります。

黙って最後まで、聴くこと。

これ、
簡単なようで
実は難しいのです。

自分と子どもの
考えていることが
違えば違うほど、
意見したくなるのが
人間というもの。

特に親は、
子どもをなんとかしたい。
という欲があるので、
すぐに我を忘れて、
言葉をはさみ、
子どもを正そうとしてしまいます。

子育ては、
子どもを正して、
教え込むことではありません。

子どもの言葉に
耳を傾け、
子どもが自分で考えて、
行動することを
信じて見守り
後押しすること。

無理矢理子どもの手を持って、
親の進ませたい方向に
引っ張っていくものでは
無いということです。

子どもが自分で考えて
行動するのだから、
失敗したり、
思ってもいない方向に
行こうとしたり、
いろんなことが
起こるはずです。

それを、
後ろから支えて見守り、
自分の力で
しっかりと進んでいけるように、
サポートする。

それが、子育て。

あなたがお子さんにしていること。

それは、
「あなたが」良かれと思ったことですか?
それとも、
「お子さんが」望んだことですか?

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