何度言っても、子どもが言うことを聞きません

子どものやっていることを見て、
「何度言ったらわかるの!」
って
つい怒ってしまいますよね。

そのことは、
前にもう言ったじゃないか。
なのにどうして
まだできていないんだ。
どうしてしないんだ。
って。

でもね、
もしかしたら
前に言ったその時は、
聞いているようで、
実は
他のことに夢中だったのかもしれない。

聞いていたけど、
もっとたくさんのことが、
日々子どもの頭には
入ってくるので、
忘れてしまったのかもしれない。

自分はそれで伝わると
思っているけど
もしかしたら、
伝え方が
その子に合っていないのかもしれない。

聞いていて知っているけど、
そのやり方は
子どもにはあわないから、
選ばなかったのかもしれない。

聞いたのに
わざと忘れる子はいません。

聞くチャンスに
わざと聞かない子はいません。

だからもう、
「前に言ったのに、どうして聞いてないの!」
って怒らず、
毎回
それが初めてのように
教えてあげてくださいね。

親は、
子どもがまだちゃんと
できていないことには、
「何度言わせるの!」
と怒ります。

けれど、
子どもがもう知っていることも
子どもがする前から
何度も繰り返して言い、
「それもう聞いたし」
って子どもから反論される。

子どもの側から見たら、
かなり自分勝手に
見えていると思いますよ。

わからないから
できないのに、
怒りだす。

知っているから、
これからやろうとしているのに、
待ちきれずに
怒りだす。

なんなんだよ!

って、
特に思春期になれば、
反発心は
大きくなるでしょうね。

そうならないためにも、
・できていないことを責めない。
・もうできることは待つ。
を意識することは
大事です。

あとね、
「わからなかったら
お母さんに訊いてくれればいいのに。」
って子どもに文句言ってません?

それで、
実際に子どもが訊いたら、
「もう前に言ったでしょ!」
とか
「聞いてなかったの?」
なんて
責めてませんか?

わからなかったら訊け。
と言っておいて、
実際に訊いたら怒る。

めんどくさい気持ちも
わかりますけどね。

でもこれじゃ、
わからないままで
怒られても
同じじゃないか。
ってなりますよね。

ここ、
早めに気付いて
やめておいた方が
いいですよ。

どうせ怒られるから、
訊かないでおこう。
を選び続けて
大人になってしまったら。。。

本来、
わからないことは
わかる人に訊くのが基本です。
特に会社の仕事なんて、
調べても出てこない、
独特のことも多いので。

わからないまま
勝手にやったことで、
大変なことを
引き起こすことだって
あるのです。

だから
その基本の行動を、
子どものうちに
身につけさせるのも
子育ての一つ。

わからなくて訊いたら
怒られる。
これを繰り返していて、
「わからないときは、素直に訊く」
は身につきませんから。

親をやるためには、
忍耐力が必要で、
何度でも言う。
怒らずに言う。
が必要なのです。

一度や二度言っても、
聞いていない、
できていない。

そこで簡単に、
怒ったり、
聞かない子どもを
否定したり
しないでください。

100万回までは、
おだやかに言いつづけよう。
それで本人に
伝わらなかったら、
それはこの子には
できないことなんだ。
って思ってください。

できないことが
悪いことではありません。

ただの事実です。

できないなら、
できないなりに
生きていくしかないのです。

それができないと、
生きてはいけないのだったら、
なんとかして
手を尽くして、
できるように工夫してあげてください。
人のサポートを受けるのも
一つの選択肢です。

すべてのことを
自分ひとりでできないと、
合格ではない。
なんて考えないでくださいね。

世の中は
助け助けられ、
持ちつ持たれつ、
お互い様で
できています。

それができなくても
生きていけるのだったら、
できないダメな子。
ではなく、
これはできないけれど、
別のことはできる子として、
育てていってあげてくださいね。

何度も言っているのに、
聞かない子に対して、
まるで自分が否定されているように
感じて嫌なんだったら、
「ほめほめ」にどうぞ。

そんなことくらいで、
簡単に自信を失わない
自分を作っていきましょう。

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