忘れていいことと、忘れちゃいけないこと

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日々このブログを読んでくださって、
子育てに積極的に
取り組んでくださっているみなさん、
いつも本当に
ありがとうございます。

読んで、
やる気が出たり、
また頑張ろう!
という気持ちになってくださっているのが
とても嬉しいです。

そうやって、
せっかく気持ちを持ち上げて、
お子さんに向かっても、
理想と現実は
かけ離れていて、
なんでこうなるんだ・・・(泣)
なんてことも、
ありますよね。

やる気どころか、
モチベーションの
すべてを奪われ、
無気力の塊に
なってしまったりも。

ここで頑張る意味あるんだろうか。
とか、
私がいる意味あるんだろうか。
とか、
どんどん思考はネガティブなほうに
流れていったりして。

でもね、
あなたのお子さんの子育ては、
あなただからこそ
できること。

産む。
親子になる。
ってことは、
それを引き受けた。
ってことだから。

だから、
諦めないでほしいのです。

昔何かで読んで、
そうだな~。
と思った言葉があります。

正確な言葉は
もう覚えていないのですが、
確かこんな内容。

自分がしてあげたことは、
忘れよう。
自分がしてもらったことは
覚えておこう。

自分がされたことは、
忘れよう。
自分がしてしまったことは。
覚えておこう。

これ、
子育てもそうですし、
他の家族や、
すべての人間関係について、
言えることですよね。

この逆の状態になると、
人はどんどん
しんどくなっていきます。

要はどこに
焦点を当てるのか。
ということなんですけど。

自分が子どもにしてあげたこと。
人はここを
一番よく覚えていて、
あんなことも、
こんなことも
してあげているのに、
どうしてあなたは。。。
になってしまうのですね。

自分が望んで
人にしてあげたこと。
それはいちいち数えないし、
細かく覚えておかないことが
一番です。

覚えていると、
それに見合うなにかが
欲しくなってしまうのが、
人間です。

逆に、
誰かに何かを
してもらったことに、
焦点を当てておきましょう。

当たり前のことも含めてね。

この子が産まれてきてくれたおかげで、
親になれた。

子どもがほしい。
親になりたい。
その願いを
叶えてくれたのは、
我が子のはず。

だとしたら、
子どもはもう、
それだけで
価値のある存在。

この子がいないと、
私たちは、
子を持つことも、
親になることも
できなかったのですから。

それなのに、
こんな子じゃなくて、
あんな子がよかった。
なんて、
そう育てた自分を棚上げして、
言ってはいけないんだと
思いますよ。

産まれた瞬間から、
数え切れないほどの
愛情と記憶を学びを
もらい続けているのが
私たち親だと思います。

そして、
それに見合うだけのことを
私たちは子どもに
してあげられているのか。

しっかりと考えてくださいね。

そして、
人は、
誰かに何かをされたことも、
結構根深く覚えているもの。

そしてそれが、
いつまでも自分を苦しめたり
することがあります。

でもね。
した本人は、
悪意があってそれをしたのでしょうか?

どうすればいいのか、
わからず、
知らずに、
そうしてしまっていたのでは
ありませんか?

それなのに、
いつまでもそれを
恨みに思い続ける。。。

相手は困惑していると
思いますよ。

ほぼ逆恨みですもんね。
相手からすれば。

悪意があって
したのではない限り、
それは許しましょう。
忘れましょう。

そこからまた、
新しい関係性が
産まれることもあります。

逆に、
自分がしてしまったことに
敏感になりましょう。

と言っても、
過敏にはならないように。

人と人は
お互い様の関係性。

自分がだれかに
してしまったことばかり
気にしていると、
人と関係を結ぶのが
怖くなりますから。

みんな
やってやられての関係で、
そこに悪意がなければ
それでいい。

笑って許せば、
それでいい。

自分のことは、
気づいて反省したら、
もうしなければいい。

それでいいんだと思いますよ。

まずは、
お子さんから
してもらった
当たり前のことを
数えていくことから
はじめません?

そして、
そうしてもらえる自分を
しっかり感じてくださいね。

お子さんにとって、
世界一大好きなのは
あなたなのですから。

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