大人がどう行動するのか。子どもはそれをちゃんと見ている。

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よく記事でも書くのですが、
子どもにとってのモデルは大人。

その一番近い存在は、
もちろん親。

子どもは親の言動、
親の考え、
親の人間関係、
親の生き方、
すべてを見て育っていきます。

あなたは
お子さんに
胸を張れる生き方を
していますか?

自分のためはもちろん、
誰かのために
今自分ができることを
していますか?

毎年、
成人式が終わると
1月17日がやってきます。

おとといは、
3月11日でしたね。

4月14日は
熊本で地震があった日。

おそらく
ほぼ毎日が、
どこかで大きな地震のあった日。

地震だけでは
ありません。

毎年全国各地で、
台風やら豪雨で、
大きな被害も出ています。

他人事とばかりは
思っていられません。

去年は私も、
まさかの地震と台風に見舞われ、
自力では動かせないような
重い家具や家電が動き、
マンションの高層階に住み、
窓ガラスも割れていないのに、
台風の風で
室内が水浸しになり、
心底怖い思いをしました。

台風の風で、
マンションが揺れていましたからね。
生きた心地がしない。
をまさに体験しました。

でもまだ私なんて
全く大丈夫なんです。

それでもなお、
住んでいた家で、
ほぼ今までと同じ生活が
できていますから。

今日本全国で、
自宅が被災したりして、
普段通りの生活が
送れていない人が
一体どのくらい
いるのかご存知ですか?

日本だけではありません。

世界中に、
明日も生きていけるかどうか
わからない人が
一体どのくらいいるのか、
考えたことがありますか?

そして明日、
もしかしたら自分も
その一人になるかもしれないってことを
想像したことが
ありますか?

あなたや、
あなたのお子さんが、
これから先、
そんな被害にあって、
大変な思いをした人と
ご縁があって
繋がっていくかもしれない。

あなたや
あなたのお子さんが、
これから先、
大きな被害にあって、
大変な思いをすることが
あるかもしれない。

人を助けられるのは、
人の力。

人を支えられるのも、
人の力。

自分以外の人を想い、
その辛さを想像することができ、
今困っている人のために
行動できるのが
人だと思っています。

お金を出せる人はお金を。
技術を出せる人は技術を。
アイデアを出せる人はアイデアを。
時間を出せる人は時間を。
体力を出せる人は体力を。

自分が無理するわけではなく、
気持ちよくできる範囲で、
今の自分にできることをする大人になる。

それも、
大人のモデルとして、
息子たちの前で、
ありたい私の姿のひとつです。

起業したときから、
その想いを持ち、
ほんのささやかな行動を
続けてきました。

できることを
できる人が
少しでもしていき、
支え合える社会に
なってほしいと願っています。

だって
いつ自分が
助けられる側、
支えられる側になるかなんて、
わからないのだから。

みんなどこかで
つながっているんだから。

みんなあなたと同じように、
誰かの子どもとして生まれ、
あなたと同じように、
生きてきた人たちだから。

特にどこかに
寄付をせよということでは
ありません。

自分のすぐ近くにいる人たちのために、
動ける自分であろうとすることも、
同じく大事なこと。

そういう視点を
いつも持っている人でありたい。

子どもはいつも真剣に、
大人のすることを見ていると
私は思っています。

これからの社会を
これからの世界を
作っていくのは
そんな子どもたち。

私たち大人の
行動次第で、
子どもたちがこれから
どんな社会や世界を
築いていくのかが
見えてきます。

あなたは
胸を張って
我が子にその生き方を見せられる人に
なっていますか?

ニュースには
1年後の今日、
8年後の今日、
その日にしか流れてこなくなっても、
それはすべてが解決し、
元にもどったわけでは
ないのです。

多くの人が、
日常にまぎれ
忘れそうになっている陰で、
今もなお
いつもの生活が困難な人が
たくさんいること。

忘れないようにしたいし、
今自分に何かできることはあるのか、
いつも考えられる人に
なりたいと思います。

言葉で
「人のためになれ」
と言うのは簡単です。

大事なのは、
そこに行動が伴っているかどうか。

今、あなたが
誰かのためにできることは
何ですか?

去年
大阪で地震があった直後、
大雨が降りました。

その雨で、西日本は
考えられないほどの被害にあいました。

川が決壊し、
町のほとんどが
水没してしまった地域もあります。

あれから8か月。
まだほとんど
復興は進んでいないそうです。

被災し、
自宅に戻れない人が、
1万人近くいらっしゃるとか。

それがもし、
自分の身内や、
大切な人やその家族だったら・・・・。

今、
ご自身ににできることで、
地元岡山の災害支援を
されている方がおられます。

家屋とともに、
ほとんどの車が水没して
使えなくなったため、
必要な方の足となる
シェアカーを現地に届けて
いらっしゃいます。

その車の維持費や税金は、
全国からの寄付で
まかなわれています。

それは、これまでその方が、
全国につないできた
人の繋がりがあるから。

でも、
その資金も
だんだんと底をついてきたそうです。

8か月も経つと、
人の心は少しずつ
その時の気持ちが
薄らいでいってしまう。

支援は継続していくことも
本当に大事。

ご自身ができる何かを
探していらっしゃる方が
おられたら、
西日本豪雨の被災地に
シェアカーを託す活動がどんなものか、
知っていただきたいな。
と思って今日はこの記事を
書きました。

復興ボランティアとして
現地に行くことも
もちろん素晴らしいと思います。

また、
豪雨災害の被災地だけではなく、
他の被災地の復興支援や、
難病の支援、
難民の支援、
飢餓と病気に苦しむ子どもたちの支援など、
世界中には、
いろんな支援を必要としている方が、
たくさんおられます。

どんな形でも、
自分に無理なくできる範囲で、
誰かのために何か行動できる大人として、
あなたのご協力を
形にしてみてください。

私にもできることがあり、
それを私はしている。

そう思えることは、
自分自身をものすごく肯定してくれます。

次の世代の子どもたちに、
私たち大人が
胸を張って見せられることを
またひとつ
増やしていきませんか?

西日本豪雨の被災地に
シェアカーを託す活動については
こちら
https://ameblo.jp/erickson-consulting/entry-12443865234.html

ここに限定はしません。

あなたが
あなたのできる範囲で、
あなたの思うところに
気持ちと行動を
少しでも
寄せていくきっかけになれたら
嬉しいです。

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