次男の交渉術~あやうくのせられるところでした~

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木曜日のお昼ごろ
学校に行っている次男から
突然LINEが来ました。

何ごと?
と思ってみてみると、
いつもと全く違う
丁寧語で書かれたメッセージ。

ええ、
絶対におかんが困るやつ(苦笑)。

頼み事は
丁寧に頼む。

あからさますぎて笑えるけれど、
それを息子たちに
教えたのは、おかんだった。

次男の頼み事は、
「26日の遠足の前日、
友達が大人数で泊まりに来るから、
リビングを貸してくれ」
というもの。

毎度全力で拒否しているのに、
おかんの気持ちは
わかってくれないらしい(嘆)。

いっぺんどえらい目に
あってますからね。

なんとか
自分の部屋と、
隣の
元長男の部屋で
済ませてほしいって、
抵抗したんだけど。。。

そりゃ
みんなでお泊りとなったら、
別の部屋なんて
意味ないよね(わかってるけど)。

「10人も来ないと思う。」
って言うけど、
10人来たらもう大変よ。

わかります。
これが最後の高校生活。

最後の年やから
みんなでお泊まりしたい、
その気持ち。

「遠足、体育祭、文化祭の
三大行事の時だけ。」

って、
この後3回もやるのか~(呆)

26日の遠足まで、
あと2週間。

長男が使っていた部屋が
息子たちの物置になっていたのを
何とかしようと思って、
荷物を全部
リビングに運んで、
そこから片づけようと思っていたので、
今リビングの半分は、
彼らのゴミで埋まってます。

一気に片づけたいけど、
おかんも相当忙しくて、
それどころじゃない。

なんと次男、
「その片付けも、手伝う」
と言い出した(驚)。

でも、
おかんが嫌な理由は
どんどん出てくる。

「だってあんたの部屋、くさいもん」

そしたらソッコー返事が来た。

「もう掃除したからくさくない」
「見てくれていい」

だってさ。

でも布団は絶対くさいぞ。
と思ってたら、
部屋を掃除するのに合わせて、
シーツも何もかも、
洗濯に出てた!(洗うのはおかん)

おかんやけくそになり、
さらに条件追加。

「この間掃除してって言ったのに、
紫で染まったお風呂の蓋、
キレイにしてない」

「片づけた自分の部屋の
キレイをキープできるのか?」

「共有スペースの床に
荷物を置かないって約束できる?」

そしたら
「うんがんばる」
って。

まるで素直な
いい子のようじゃないか!!!

目がキラキラしているのが、
浮かぶよ。

一瞬「いいよ」
って言ってしまいそうになるのを、
ぐっとこらえて、
最後に申し渡す。

「じゃあその様子見て考える。
2回目以降は、1回目の様子見て
考える」

よしよし。
これでちょっとは
次男も考えて
片づけるだろう。

できなかったら、
お泊まりを許可しないだけさ。

そう思って夕方帰宅。

きっと片づけを
始めてるんじゃない?
今日バイトないって
言ってたし。

わくわく。

玄関ドアをあけたら、
いつものように
廊下にたんまり
次男の服やバッグ。

リビングのドアをあけたら、
制服のまま寝落ちしてる次男。

彼の部屋には、
掃除途中の
掃除機が放置されたまま。

一切何も変化なかったわ!!

気づくと、
泊める泊めないじゃなく、
片づける片づけないにだけ
目がいってしまっている自分がいる。

ちょっと頭冷やして、
冷静に考えよう。

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