子どもの好き嫌い

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春になり、
スナップエンドウが出回りだし、
おかんは好きなので、
買ってゆでて、
サラダに入れます。

あ、難しいことなんて、
何にもしてなくて、
ただ筋を取って
ゆでて、
そのまま何もせずに
切ったキュウリと一緒に
お皿に入れて出しただけ。
(サラダと言えるのかは謎)

先日、
今年初の
スナップエンドウを出したら
次男が、
「オレこれあんまり好きじゃない」
って言いました。

絶対に
食べられないわけでは
ないようで、
「でも1本だけは食べるわ」
って言って
本当に1本だけ食べて、
あとはおかんが
おいしくいただきました。

はて。

去年はどうだったっけ?
一昨年は?

おかんは自分が好きだから、
毎年買っているのは
間違いない。

次男が好きじゃないって
わかっていたら、
あえて彼に出すような仕打ちは
しないはずなんだけど。

( ,,`・ω・´)ンンン?

考えたんだけど、
覚えてない!(爆)

このくだりを、
来年もやってそうな予感しかない!

長男はトマト、
次男はピーマンがダメで、
次男はそのピーマンも、
去年だったかに
その美味しさに目覚め、
一発逆転したので、
もう彼には
嫌いなものはないと思ってた。

あ、でも、
スナップエンドウは、
食べられないほど嫌い。
ではなく、
「あんまり好きじゃない」
ってことだった。

日本語って難しい。。。

子どもの好き嫌いへの対応って、
それぞれですよね。

そもそも、
好き嫌いを
どう扱うかによって、
変わってきます。

「好き嫌いをしてはいけない」
って
強く思えば思うほど、
嫌いなものを
頑張って食べるように
強いてしまいがち。

でもそのバトルって、
親も子も、
かなり疲れる。

だいたい、
自分に置き換えて考えてみたら、
味や食感が嫌で、
食べたくない。
って言ってるものを、
強制されるって、
かなり辛いもの。

それを食べさせられる。
って思うだけで、
食事の時間が
地獄の時間になってしまいそうです。

そこまでして
それを食べないと、
栄養が取れないわけでもないし、
他の食べ物だって、
あるわけだから、
おかんはそこで無理をしたりは
しません。

長男のトマトのように、
口に入れるとえづくほど、
拒否反応が強いものは、
絶対に入れないし、
サラダを作るときも、
においすら移らないように、
注意して支度します。

残念だけど、
彼の体は受け付けない。
ってことだし、
もしかしたら
何らかのアレルギーがあるのかもしれない。
と思って。

ただそれ以外は、
なんとなく
味や食感が嫌。
ってことが多いので、
無理に食べさせたりはしないけど、
気にせず使ってごはんを作ります。

毎回普通につくって出して、
「これあんまり好きじゃない」
って言われたら、
「ああそうだっけ?」
って言って、
それを本人が
よけて出すのも、
文句を言わない。

だいたいそれをもらって
おかんが食べるから、
おかんの方が
こんなに成長したんだな(納得)。

でも、
ある程度大きくなったら、
気づくと外では
それが出ても食べるようになったのを
おかんは気づいている。

家では食べなくてもね。

もう、それでいいって思う。

どちらかというと、
好きではないけれど、
外では残さず食べる子になった。

家ではそれが許されるから、
食べたくないときは、
「これあんまり好きじゃない」
が通じる。

それでいい。

それよりもおかんは、
食事の時間を嫌いになってほしくなかったのです。

特に長男は、
食が細くて、
小さい子だったから、
余計にそう思って、
好きなものだけでもいいから、
たくさん食べて
大きくなってほしい。
って思ってたのです。

次男は生まれたときから
吐くほど食べる子だったから、
全く気にせず(爆)。

そんなひよひよの子がまさか将来、
食後のデザートに
オムライスを
食べるほどまでに成長し、
ガタイのいい兄ちゃんになるとは、
思いもしなかった。

し、
吐くほど食べる子が、
食べても食べても太らない、
思いっきり線の細い子になるなんて、
思いもしなかった。
スキニーを履いて歩く次男の足は、
二本の線ですわ(うらやま)。

子どもの好き嫌いは、
親がそれについて
うるさく言わないほど、
勝手に食べられるように
なっていくのではないか。
とすら思います。

工夫もしないし、
配慮もしないし、
おかんはいつも、
自分の食べたいものを、
自分の食べたいように調理して、
自分が喜んで食べるだけ。

でも、
おかんが好きなもので、
息子たちも好きなものも、
多い。

セロリなんて、
奪い合いですもん。

ただスナップエンドウは、
気分が乗らないと食べないらしい。
多分来年の春までは
覚えてる自信ないけど。

特別なことを
した記憶はないけど、
ただおかんが
食べることを
楽しんでいただけ。

あ!
でもおそらく、
おかんが好きじゃないものは、
彼らは未経験のはず!!

だって家では
出さないもん。
当たり前だけど。

そんなもんだから、
あんまり子どもの好き嫌いで、
悩んだり、
苦しんだりしなくていいと
おかんは思っています。

それより、
食事の時間を楽しもう。

食事の時間って楽しい。
って
子どもたちが思えるように
過ごそう。

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