息抜きだって、必要だもん

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おとといの土曜日、
次男は昼頃起きて、
大阪市内まで
出かけてました。

どうやら髪を切りに
行ってたようです。

本人曰く、
「息抜きしてきた」
のだとか。

そして昨日は、
朝から大学の
オープンキャンパスへ。

今本人が
受験したいと思っている大学に
行ってきたようです。

中間テストの
真っ只中ですが、
結局二日間とも、
勉強している気配は、
なかったなぁ(笑)。

でも別に、
勉強したくなくて、
遊びにでかけてたわけでは
なさそうだし、
本人自身も
「息抜き」だったと
言ってますからね。

それはそれでいいと、
おかんは考えています。

何をどう勉強するのか、
どのくらいの時間を
そこにかけるのか。

本人が自分で考えて、
やっていることですからね。

それが
うまくいけば、
自信につながるし、
うまくいかなくても、
経験にはなりますし、
その積み重ねが、
成長ですからね。

親があれこれ
言う必要は
ないと思います。

というか、
逆にそこで、
「息抜きしてる場合なの?」
とか、
「なんで今オープンキャンパスに
行かないといけないのよ。」
とか言うと、
本人の考えを
否定しちゃいますからね。

高校生なんて、
まだまだ反抗期。

敏感に反応して、
せっかくのやる気すら
削いでしまうことに
なります。

高校生でなくても、
中学生でも
小学生でも、
幼稚園児でも、
そこは同じ。

子どもが今やっていることに、
反対するような
物の言い方をするのではなく、
「あぁそうなんだ。
今あなたがやりたいのは
それなんだね。」
と、
まずはその事実を
受け止めること。

許可を出しているのではなく、
本人が今やろうとしている、
その事実を
現実として認識しているだけなので、
そのこと自体が
いいか悪いかの
判断もしません。

いいか悪いかの
判断をしないし、
それを自分が
受け入れるかどうかも
判断しないのです。

ただ目の前で
子どもがやっていることを
事実として認識し、
それをそのまま
言葉で伝えているだけです。

だから心の中では、
「お母さんならしないけどな」
とか、
「うわ~それ、しないでほしいわ」
は思っていいのです。

心の中では、
何を思おうが、
あなたの自由です。

でも、言わない。
言えば、相手を
否定することになりますからね。

子どもとバトルになったり、
子どものやる気を削いでしまうのは、
現実を認識する。
と言うことをせずに、
まずは自分の感情である、
「お母さんならしない」
を乗せた言葉を
子どもにぶつけ、
子どもの行動を
制限したり、
何か別のことを
強制しようとすることですから。

子どもが自分で考え、
やろうとしていること、
今やっていることは、
子ども自身の答えです。

それを
世間一般の「正しい」に当てはめて、
判断するのが
親の仕事では
ありません。

親は、
子どもの行動が
正しいか、正しくないか、
裁く人ではなく、
子どもの考えを尊重し、
見守る人であり、
普段から
子どものお手本になるよう
行動し、
背中で見せていく人だと
おかんは考えます。

子どもを責める前に、
まずは自分自身の行動を
振り返り、
心のあり方を
振り返り、
自分をまずは整えてください。

そこがグラグラのままだと、
子どもと
きちんと向きあうことも
難しくなりますからね。

自分自身の行動や
心のあり方を整え、
今の自分を丸ごと肯定できるような
大人に、
自分自身がなるのが先。

そうなれば、
あれこれ言わなくても、
子どもの行動を
肯定し、
信じて見守る子育て、
子どもが自主性を持って、
自分で考え行動する人に
育てる子育ては、
てきていきます。

中間テストも
あと2日。

これが終われば、
最後の体育祭に向けて
全力で走り出す模様。

最後の一年を、
悔いのない過ごし方が
できるように、
おかんは少し離れて、
静かに応援しています。

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