なぜ子どもにイライラするのか

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目の前にいる我が子の行動に、
いつもイライラしていること、
ありますか?

それは、
子どもが悪いのではなく、
かといって
あなたが悪いのでもありません。

単に
あなた自身が
満たされていないから。

あるいは、
そういう体調のときだから。

体調が原因のときは、
もうそれは
仕方がない。

とにかく
その時期を過ぎて、
元の状態の戻るのを
待つしかありません。

そんな時に、
そんな自分を
責める必要はないのです。

自分自身が
満たされていない。

と感じるときは、
一旦子どもから離れて、
自分自身を振り返ってみてください。

自分が囲まれている物も、
自分自身の生き方も、
「これでいいや」
になっていませんか?

それ、
自分自身を
適当に扱っているのと同じです。

自分が選び、
自分の周りに置くもの。

それを、
「これがいい」
ではなく、
「これでいい」
で選んで行くと、
だんだん、
どうでもよくなっていきます。

心から好きなものでは
ないから。

生きていく中で出会う、
日々の選択肢を、
「これがいい」
ではなく、
「これでいい」
で選んで行くと、
生きること自体が、
だんだん
どうでもよくなっていきます。

そうやっているうちに、
心は
「どうでもいい」
で満たされてしまうようになり、
本当に満足は
していない状態で
過ごすことになるのです。

自分の持ち物、
自分がいつも目にするもの、
自分が使うもの、
自分自身の生き方、
自分自身の行動。

できるところから、
「これでいい」

「これがいい」
に変えていきませんか?

最初から、
そんなこと言っても、
色々事情があるから、
無理なんだ。

ってあきらめたりせずに。

「これでいい」
ばかりで生きていると、
何が
「これがいい」
なのか、
わからなくなってしまいます。

一度失った、
「これがいい」の感覚を
を取り戻すのは、
大変です。

けれど、
「これがいい」
と選んだものに囲まれ、
「これがいい」
で選んだ人生の選択を
し続けていると、
自分に満足し、
心が穏やかになり、
他者に対しても、
穏やかに接することが
できるようになります。

子どもに対して、
いつもイライラしているとき、
子どもをなんとかしようと
するのではなく、
自分自身について、
ゆっくりじっくり、
考えてみてください。

そして、
今できることから、
変えていってくださいね。

自分の力で変えられるのは、
自分自身と、
自分自身の環境と、
自分自身の持ち物です。

そして、
「これがいい」
を求める時には、
必ず
「なぜそれなのか」
をしっかり考えてくださいね。

あなたの人生の主導権を持っているのは、
あなたですからね。

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