似ているけど違う、子育てのゴール

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昨日は
「これでいい」
ではなく、
「これがいい」
をきちんと意識して、
自分を満たすことで、
子育てのイライラも
減っていく。

ということを
書きました。

もうひとつ、
似ているけど
大きく違う
意識の持ち方について、
書いていきます。

それは、
子育てで
あなたが目指している
なりたい姿。

つまり、
子育てのゴールの姿。

そこをしっかりと
イメージするからこそ、
ブレずに
子育ての方向性が
見えてくるのですが、
ここを間違えると、
いくら頑張っても、
結果の出ない、
しんどい子育てに
なってしまいます。

それは、
「どんな子に育てたいのか」

「私はどう育てたいのか」
の違い。

ちょっとややこしいですけどね。

どんな子育てが
したいか、
具体的に教えてください。

と聞かれて、
子どもが〇〇になってほしい。
って答えていませんか?

いうことを聞く子、
自立できる子、
勉強のできる子、
優しい子、
しっかりした子、
気配りのできる子、
人に迷惑をかけない子、
などなど。

目指す子育てで、
具体的に、
子どもの姿を答える。

一見、
目指すゴールが具体的なので、
定めやすいように
思えます。

実はそれ、
あなたの考えている枠に、
お子さんをあてはめようと
しているってこと。

しかもだいたい、
目指す姿は
世間一般に
いい子とされているものが
多いので、
なおさら
目指しやすい。

それを達成することで、
自分自身が親として
うまくできたと思いがちだし、
我が子が今
そうではないと、
不安になったり、
さらに強く目指したり
しやすいもの。

けれど、
本来のあなた子育てのゴールは、
子どもの姿ではなく、
あなた自身の
親としての姿です。

あなたがどう子どもを
育てていきたいのか。

どんな環境を用意し、
何を伝え、
何を自分の姿勢で
見せていくのかを
考えてください。

子どもに努力を
求めるのではなく、
自分自身に努力を求めるもの。

それが、
あなたにとっての
目指す姿のはず。

この子育ての
主役はあなたです。

あなたがどう子どもを育てたいのかを、
考えることが
一番大切。

お子さんが、
どんな人になりたいのか。
何を目指すのか。
何をしたいのか。

は、
お子さんの人生の目標であって、
あなたの目指す目標ではないのです。

そこにあなたが
とやかく言う権利は
ありません。

ましてや
その目標を
あなたが勝手に決めて、
そうなるように
全力をそそげば、
いつかきっと、
大きな反発をくらうことに
なるでしょう。

親の希望する姿と、
子どもがなりたい姿が
一致することなんて、
ほんとうに稀。

一致させるために、
子どもにその姿を刷り込むのは、
子ども自身の意思を
尊重していないので
アウトです。

そんなことをしなくても、
親自身がそれを
体現していれば、
子どもはそこから
何かを感じ、
自分で目指す道を
決めていくはず。

あなたにできるのは、
お子さん自身が目指す
目標に向かって、
お子さんが考え行動するのを
そばで信じて見守り
サポートすることだけ。

それは、
お子さんが主体である、
お子さんの人生において、
あなたができる役割に
過ぎません。

その前に、
自分が主体である、
自分の人生において、
自分がどうしたいのか。
どう生きたいのか。
そして、
自分がどんな子育てをしたいのか。

「自分のこと」について、
考えてくださいね。

子育てコーチング講座では、
そこからしっかりと、
考え、
土台をつくってから
スキルを学んでいきます。
そしてその先の
応用までを学ぶころには、
あなたの子育ても、
あなた自身も、
大きく変わっているはず。

自分が定まれば、
方向性が見えてきます。

方向性が見えれば、
ブレることも少なくなりますし、
悩むことも
少なくなります。

おかんはこれを
やっていくことで、
自分の子育てに、
自信が持てるようになり、
子どもと一緒の時間を過ごすことが
嬉しくなり、
人生を生きることが
楽しくなりました。

この楽しい子育てを
ぜひあなたも体感してほしい。

そんな想いで、
講座とサポートを
しています。

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