鏡を見ろ

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友達が家に
泊まりに来る条件として、
部屋の片づけを出したら、
あっという間に片づけた、
やればできる次男。

でもその部屋は、
片づけたのと
ほぼ同じスピードで、
元通り(苦笑)。

なんなら、
散らかっている状態が
普通なんじゃないのか。

と思うくらい。

でもそうなると、
彼の部屋に
ハンガーを回収しに行くのが、
ちょっと困難でした。

だって
足の踏み場が
ほぼないから。

注意してあるかないと、
なんか踏みそうな部屋は嫌だ。

万が一なんか足に刺さったら、
思いきり次男を恨みそう。

そこでおかんが
やったこと。

次男がご機嫌の時を狙い、
爽やかに
明るく、
「せめて通り道を
作ってくれたら
行きやすいんだけどなぁ。」
と言う。

それだけで、
キレイに片づけろとも、
言わなかったし、
今すぐしろとも
言わなかった。

そしたら翌日、
いつものように
ハンガーを回収しに行ったら、
見事に部屋の床が、
ほとんど見えてました!

快挙!!

ついでに
シャツにアイロンがけの
依頼きたけどな。

もちろん、
そうやって伝えても、
できないときもあります。

だって
次男には
次男の都合があるんだから、
おかんが強制なんて、
できやしないんです。

昔はできなくて、
いつも怒ってたことですが、
今はにこやかにできて、
怒ることが激減したんですよね。

結局怒るより、
こっちの方が断然楽!
ってわかりました。

子どもが言ったことを
やってくれないと、
私たちはつい
怒って解決しようとします。

でも、
実際にその時の顔を、
鏡が目の前にあると思って
想像してください。

まーまーひどい顔してますから。

そうなると、
言葉も顔同様に
きつくなります。

ここまで来たら、
責められてる感満載。

子どもも確実に、
嫌な気分になってます。

そして、
反抗期の子どもなら、
その圧に対して
確実に
反発してやろうと思うもの。

怒れば怒るほど、
逆効果なんですよね。

いずれ子どもは、
おかんの怒りに慣れてしまって、
独り言をつぶやいているかのごとく
しれっと対応されちゃいますよ。

なのでおかんは、
してほしいことがあると、
笑顔でさわやかに、
お願いします。

注意が必要なのは、
お願いをしているつもりでも、
顔が明るく笑っていないとき。

眉間にしわを寄せて
お願いされても、
機嫌の悪さが伝わり、
怒っているんだと
思われかねません。

また、
困り顔や泣き顔で言っても、
懇願にしかなりません。

こちらが下手に出る必要も、
ないわけですから、
手をすり合わせて
お願いしますよ。
何て言い方は、
しない方がいいです。

こればっかりやってたら、
子どもは自分の方が上だと
勘違いしますからね。

家を所有し、
全体を管理しているのは、
親です。

個人の部屋を管理するのは、
その部屋を使っている人です。

全体の所有者であり管理者が、
個々の管理者に対して、
懇願する必要などないのですからね。

子どもに何か
言いたいときは、
自分の頭の中に
鏡を置いて、
自分の顔を見てくださいね。

明るく朗らかな顔に
なっていますか?

笑顔になれたら、
言葉を選びましょう。

責めたり、
追い詰めたりする言葉でも、
泣き落としの言葉でもなく、
きちんと言いたいことや、
こちらの気持ちが伝わる言葉を
いろんなパターンで
試してみるのも
いいですね。

子どもの気質によって、
伝わりやすい言葉は
変わってきます。

なので、
お子さん1人1人、
声掛けって
気質に合わせて
変えた方が効果的なんですよ。

おかんの子育てコーチング講座では、
単にコーチングの
スキルを学ぶのではなく、
親子の気質に合わせて、
スキルの使い方を
学んでいきます。

それも、
学んだスキルの実践が、
うまくいきやすい理由のひとつだと
考えています。

子育ては
行き当たりばったりではなく、
学んで考えて、
やってみる方が、
うまくいきます。

労力をかけずに、
子どもとの信頼関係を築き、
気持ち穏やかに、
思春期、反抗期を
越えていけるやり方。

それが、
おかんの子育てコーチングだと、
考えています。

お金と時間をかけて、
取りくむだけの価値は、
確実にあると思います。

たった数ヶ月で、
子育てが大きく変わりますよ。

ただし、
受け身で学ぶだけでは、
何も変わりませんし、
お金と時間の無駄になりますから、
おススメしません。

確実に変わってやる!
という気持ちを持って、
本気で実践しようと思う方のみ、
お待ちしております。

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