ネガティヴ上等

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前向きに物事を
考えられません。

そういうお悩みを聴くこと、
よくありますが、
それ、
ダメとも言い切れないのですよ。

自分はいつも、
後ろ向きになっている。

という方でも、
実はそうではないことも多く、
後ろ向きになっているときの
記憶しか残っていないから、
自分はとても後ろ向きであるかのように、
考えてしまっていたり
するものですから。

前向きなときは、
当たり前なので、
記憶にも残らない。
ってやつですね。

おかんは
いつも前向きなように
思われがちですが、
そうでもありません。

いろんなことに
凹んだり、
傷ついたり
していますし、
後ろ向きになっていることも、
もちろんあります。

ただ、
こういう仕事なので、
前向きではない姿は
表にはださないだけ。

そして、
意地っ張りで
負けず嫌いで、
プライドも高いので、
そもそも出したくないだけです(笑)。

白鳥が
優雅に泳ぐ下で、
一生懸命水をかくように、
おかんも
笑顔の裏では
いろんな思いを
抱えていたりも
するのですから。

ただ、
元のいい状態に
戻すのは早くなりましたよ。

それは、
凹んでいる自分も、
傷ついている自分も、
後ろ向きになっている自分も、
そのままで
私だと認めているから。

ああ今私は
凹んでいるんだな。

と、
今の自分の状態を
そのまま観察しています。

もちろん、
浮上していくために、
自分の中で
考えたり、
気分転換をしたりは
しますけれど、
その状態が
ダメなもので、
早くそこから
抜け出さなければ。

は、
考えていません。

怪我と同じで、
少し手当をしたら、
後は時間が解決してくれるのを
待っています。

怪我が治る途中は、
その回復がとても遅く
感じられますが、
治ってしまうと、
そんなことも忘れてしまいますよね。

たまにうまく治らなくて、
治療が長引くことも、
ありますけどね。

ではおかんの
その手当とは何か。

ですが、
おかんはそういう時、
その経験によって、
得たもの、
学んだもの、
手に入れた物が何かを
考えます。

嫌な経験をしたときって、
少なからずいろんなことを
人は学んでいます。

それは
他人の気持ちだったり、
こうすれば相手は
こうなる。
という道理のようなものだったり。

あるいは、
自分がつき合えない人が
どういう人か。
ということが
わかったり。

結局人が学ぶのは、
楽しい時ももちろんですが、
それ以上に、
辛い時、
苦しい時なんですよね。

だから、
手を広げて
ウェルカム!
にはなっていませんが、
辛い経験をしたら、
ここから学んで、
成長しよう。

とは思うようになり、
その経験から
学んだことを
自分のものにしたら、
経験したことを感謝します。

たいがいは、
これで傷がうっすらになり、
時々うずくくらいには
なおっていきます。

そういう
古い傷は
いくつも抱えたままで、
生きていますけど、
それでも笑えるし、
毎日が楽しいし、
自分は幸せなのだと
実感していますし、
周りのたくさんの人たちに
感謝できています。

それでいいんだと、
思いますよ。

そして、
これからも、
そういう嫌な出来事が
やってくるのを恐れてはいません。

だって、
それもあるのが、
人生だと思っているから。

一点の曇りもなく、
いいことばかりの人生なんて、
あるわけがなく、
実際それって、
とてもつまらないと
思いますから。

幸せしかなければ、
その幸せは
いつかあたりまえになります。

いつも健康だと、
健康であることの
ありがたみを忘れてしまうのと
同じですよね。

だから人生、
山あり谷ありで
凸凹多めだけど、
人より多めな気がするけど、
それでいいんだと
思っています。

さて、
前向きではないため、
子どものことも
悪い方にばかり
考えてしまっている。

これについては、
また明日
書いていきますね!

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