この時期になると気になる子どもの勉強

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今週の火曜日から
次男は期末テストが
始まっています。

このテストが、
入試前の評定平均をあげる、
最後のチャンスとかで、
とにかく気合が
入りまくり(苦笑)。

彼は推薦入試を
目指していますからね。

いつもよりも、
勉強している姿が
見られます。

とにかく、
さっさと入試を終わらせて、
高校生活後半を
好きなことだけして
過ごすという、
自分のハッピープランを
叶えるために、
今は全力で
テストに立ち向かっています。

今日は英語と数学らしく、
「今回イチ大変」
なのだそうで、
昨日の夜から
友達が来て、
一緒に頑張っていたみたいです。

友達が来たら、
おしゃべりする時間が増えることも
あるでしょう。

けれど、
励まし合って、
頑張れることがあるのも
事実。

おかんは、
彼らが頑張ろうとしているんだな。
と思って、
そっと見守り、
いつもならしたこともない
差し入れまで入れちゃいました。

今日は朝から雨のようなので、
次男も友人も、
一緒に車で送っていく予定です。

次男を見ていると、
具体的な目標があると、
とことん頑張れるんだな。

と、おかんは
納得しながら見ています。

それも、
ギリギリになって、
目標がはっきりくっきり
見えてきたら
頑張るタイプ。

おかんはもうちょっと
長期的な人なので、
取りくむとしたら、
彼よりは早めに
スタートすると思います。

けれどそれは
あくまでおかんのやり方だから。

未来の不安から、
コツコツ頑張る子もいれば、
次男のように、
ここを頑張れば、
入試に結びつくとか、
はっきり見えたときだけ
頑張る子。

人はそれぞれ
性格が全く異なるのと同じように、
勉強に対する
考え方や取り組み方も、
違って当たり前なんですよね。

それを
自分がやってたほど
やらないからと言って、
子どもをむやみに
追い込んだり、
自分のやり方や、
自分が望むやり方で
やらせようとは
しない方がいいですよ。

親子間に距離を作り、
信頼関係を壊したいのなら、
いいんですけど。

超当たり前のことですけど、
親がやってしまいがちなこと。

それは、
子どもの勉強のやり方について、
親が関わりすぎること。

中高生でこれをやると、
確実に子どもは
勉強のやる気を失いますからね。

あ、子どもの気質にもよりますから、
一概には言えません。
けれど、
子どもの精神的成長に合わせて、
親が関わり方を変えていく必要があるのは、
間違いないことです。

親の言うことを
素直に聴く時期は、
逆にしっかりかかわって、
一緒に基礎を作っていっても
いいでしょう。

でも、
少しずつ自分の意見が
出始める頃から、
本人のやり方を尊重しつつ、
関わりの程度は、
親が意識して
減らしていくことが大事です。

そして、
思春期、反抗期に確実に入ったら、
本人に任せ、
困った時、
悩んだ時に相談できる相手として
近くで見守るくらいの距離を
とることを意識したほうが、
子どもはやる気を持って、
頑張ってくれるように
なります。

人は干渉されると
やる気をなくし、
信じて任せてもらえると、
やる気を持って頑張れるのです。

つい不安から、
逆のことをして、
結局その不安通りになってしまうことが
多いので、
親は心を強く持って、
自分の対応を
考えていく必要があるでしょうね。

そんなのできない。
では済まされないのです。

子どもが勉強する、しないで、
親の関わりを決めるのではなく、
この先どうなっていってほしいかで、
関わり方を少しずつ調整し、
手放す時期を見極めていくことが
大切なのです。

子どもが自分から勉強するようになったら、
私は手が離せるのに。

と考えて、
それまで一生懸命関わろうとすると、
手放すタイミングは
見えなくなります。

だって、
思春期になると、
関わるほうが、
より勉強しなくなるのだから。

逆に
干渉を強めてしまい、
更に勉強しなくなる
悪循環に陥ります。

しないから
うるさく言うのではなく、
しないから
本人に任せて様子を見る。

それができるような親を目指して、
時には我慢もしつつ、
自分を整えていくこと。

親が言いたいこと、
関わりたいことを
我慢できないのに、
子どもに
好きなことを我慢して
勉強しろと言ったって、ねぇ。
って話です。

ただ、
一番大事なのは、
勉強だけがすべてではなく、
最低限の低空飛行であってもいいので、
子ども自身がやりたいこと、
好きなことを
できるだけ伸ばせる環境を
作ってあげることだと
おかんは考えています。

本当にやりたいことを
叶えるために
必要な勉強なら、
人は進んでしますからね。

夢をかなえるために
必要なら
勉強をするだけの話。

勉強さえしていれば、
夢はかなうと
勘違いしないように。

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