ガミガミを減らしたい

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朝から晩まで
子どもに向かって
ガミガミ言いつづけていると、
いい加減
言うのをやめたくなりませんか?

でも実際問題、
言わなければ、
子どもは行動しない。

穏やかに言っても、
こちらの言うことを
聞いてはくれない。

残る選択肢は、
怒ること。

だったりします。

確かにそうだと
おかんも思います。

でもこれで終わってしまっては、
これからも
ガミガミ言いつづける
毎日しか
やってこない。

言うのをやめるには、
今までと違う
考え方と、
今までと違う行動を
していくしかありません。

変えていくには、
今まで自分が当たり前だと思って、
深く考えていなかった、
自分の感情とか、
自分の行動とかに
焦点を当てて、
よく考えていくことが
必要です。

最初は難しいと思います。

だって無意識のうちに、
自分のガミガミを
正当化して続けてきたのだから。

ガミガミ言ってるけど、
これは
自分が悪いのではなく、
子どもが悪いのだ。

言いたくないけど、
言わざるを得ないのだ。

ってね。

本当にそうでしょうか?

子どもが行動しないことに
イラついて、
怒ってしまうけれど、
本当にその行動を
させなければならない?

子どもはなぜ
その行動をするの?

その原因として、
自分の今までの接し方があるとは
考えられない?

問題の根本的な
ところを見るためには、
子ども自身になったつもりで、
物事を見ていくことが
大切です。

今目の前の子どもの様子は、
子どもが本来持っている気質と、
今までの環境、
つまり
親や周りの接し方から
できています。

気質の部分だったとしたら、
自分とは違って
当たり前だし、
そこはそれで
仕方のないことだから、
「違うんだ」
と認めていくしか
ありません。

自分とは違う人として、
子どもを認めることが嫌。

なのであれば、
それはそもそも、
子どもをどう扱おうとしているのか。
というところから
考え直す必要があるでしょうね。

今までの自分の接し方が、
子どもの行動に
影響を与えている。

と気づいたら、
そこは正していく必要が
あるでしょう。

たとえば、
同じ行動について、
あるときはOKにして、
あるときはNOにする。

とかね。

NOと言いつつ、
子どもがごねたら
あっさりと許してしまう。

とかね。

親の方針が
ぶれていたら、
子どもは混乱してしまいます。

そして、
一度OKしたことは、
いつもOKだと
考えてしまうのも、
人間です。

きちんと説明できない理由で、
OKにしたり、
NOにしたりするのは
そもそもやめましょうね。

時間が経てばたつほど
正すのは
子どもからの反発が大きくなり、
大変になりますから。

でも
反発を恐れて、
自分を変えていかなければ、
いつまでたっても
ガミガミ言うことは
やめられませんし、
そのうち子どもが
反抗期になれば、
ガミガミに対抗してくることになり、
親子のバトルが
どんどん大きくなっていきますから、
早めに気付いて、
しんどくても
勇気を持って
解決していくしかありません。

自分の中に
明確な基準を持つ。

子どもからの圧力に負けず、
決めたことは守る。

子どもにだけ、
守らせるのではなく、
自分も決めたことに
従う。

自分と子どもの違いを
そのまま事実として
認めていく。

本当に
ガミガミ言わなければ
いけないことなのか、
公正な目でとらえて考える。

子どもの立場で、
子どもの目線になって
考える。

当たり前のことですが、
実際やってみると、
結構大変です。

でもここを
いい加減にしてしまうと、
いつまでたっても、
子どもにイライラして、
ガミガミ言いつづけるお母さんを
卒業できませんからね。

子育てコーチングで身につく、
考え方と
セルフコーチングのスキルで、
自分自身も
変えていきませんか?

変わってしまえば、
「なぜあのころは
あんなにガミガミ言ってたんだろう?」
と不思議な気持ちに
なるかもしれませんよ(経験者談)。

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