子どもがいうことを聞かないから、信じられない

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子どもが信じられないパターンその1

自分の望むような
言動をしないから。

「だから許せない。」

「だから信じられない。」

「だから
我が子とは
コミュニケーションが
そもそもできない。」

って
もう結論を
決めてしまっていませんか?

そこで
「できないわ」
と、結論を出してしまうと、
そこから先は
もう展開できないんです。

言い切ることで、
自分で自分の道を
狭めてはいませんか?

せめて、
「難しいけど、
できることから、
変えられることから、
変えていってみよう。」
って言い方に
変えていきません?

相手が自分の望み通りの
言動をすることを
求めている時点で、
対等なコミュニケ―ションは
成り立ちません。

一方が他方を
自分の思い通りにする
ってことですからね。

そうしている自覚はありますか?

ただ子どものことを
心配して。
とか言ってませんか?

心配するのは
もちろん親として
あるでしょう。

でも、
だからといって、
子どもの行動を
自分の思う通りにしようとするのは、
横暴なのです。

逆に、
あなたは誰かに
それを求められても
平気ですか?

喜んで、
相手の言いなりになる?

今は本を読みたい気分なのに、
「さぁこの時間は勉強をするのよ」
とか言われて、
喜んでやる気になりますか?

もしかして、
今まで誰かの言う通りや、
誰かの敷いたレールに
無理やり乗せられて、
ここまできていて、
だから今度はあなたが、
自分の思い通りになりそうな
我が子に対して
同じことをしようとしているとか?

あなたが、
他人である我が子に、
自分の想いや理想を
押し付けたい人なのは、
なぜなのでしょうね?

子どもなんだから、
自分の思うとおりに
してくれるはず。

なーんて幻想を
心のどこかで
持っていませんか?

残念ですが、
相手は我が子ではあるけれど、
あなたとは全く違う、他人です。

自分とは違う人間なのだから、
自分の思うように動くことは、
まずなく、
あるとすればそれは、
奇跡でしかありません。

つまり、
ほぼない。ってことですよ。

偶然以外にはね。

それを許せないとか、
頭ではわかっているけど、
願ってしまうとか、
言っているうちは、
変われませんよね。

そういうことを言いつづけて、
自分が変わろうとしなければ、
子どもも、
自分の周りの状況も、
変わるわけがないですよね。

自分を変えずに、
周りが変わるなんてこと、
ありません。

自分を変えずに、
我が子や周りの人たちに対する、
文句や愚痴を
言わないこと。

それやってたら、
一生辛いままですからね。

そんな
自分が変わらないための言い訳で
自分を正当化して、
面白くない状況の中で
生きていくより、
子どもをそのままで
受け止めるために、
自分が今出来る行動を
していくほうが、
よっぽど子どもは
変わっていきますし、
親子関係も、
周囲の人との関係も、
うまいくいきますよ。

まずは、
今の自分にとって
必要なことを
学んで、
実践して、
自分の頭で考えられるようになること。

諦めずに、
自分自身の心と身体で
子どもをありのまま
受け止められるようになるまで、
自分が行動しつづけるだけなのですよ。

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