子どもの「お願い」のききかた

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昨日の夜になって突然
次男が、
「リビングで泊まりって
無理よな」
と言い出しました。

ちょっと前に、
1学期の打ち上げを
やったばっかりじゃないか。

と思ったけど、
それはそれ、
これはこれ。

そこは
あえて言わず、
でも昨日は、
パソコンの更新が
長く続いていて、
今朝のメルマガを
書くこともできなかったので、
お断りいたしました。

子どものお願いを
全部きいてあげることが、
子どもを認めることでは
ありません。

自分さえ我慢すれば。
という気持ちで、
頑張って子どもの願いを
叶え続けることが、
子どものためになるわけでも
ありません。

だからといって、
子どもの願いを
聞き入れられない時に、
「なんでそんなわがまま言うの」
と非難したりするのは、
NGです。

返し方によっては、
子どもの自己肯定感を
傷つけたりもしますからね。

まずは、
子どもからのお願いや
提案を聞いたときに、
いちいち昔のことまで
引っ張り出さない。

これ、
女の人の
得意技のように
言われていますよね。

確かに、
目の前の出来事をきっかけに、
過去のあれもこれも、
芋づる式に
するすると出てきて、
さらにそこに、
その時の気持ちまで乗っかって、
どんどんヒートアップしてしまいがち。

おそらく、
今も過去も、
「我慢」で自分の気持ちに
蓋をして閉じ込めて、
解決していないから
出てくるのでしょう。

納得して解決していれば、
もう引っ張り出して、
もう一度怒ったり、
嫌な気持ちになって責めたり
する必要は
ありませんからね。

ここぞとばかりに、
日頃の恨みつらみまで
ぶつけられる理由は
子どもにはないはずです。

そういうことも、
「うっかりやっちゃう。」
のであれば、
子どものうっかりも、
笑って許してあげる必要が
ありそうですね。

自分だけそれで
押し通すのは
どうかと思います。

今は今、
過去は過去。

今目の前のことに
集中して
まずは子どもの言い分を
聞きましょう。

なぜそれがしたいのか。
なぜそれが必要なのか。
それができれば、
自分にとってどんなプラスがあるのか。

子どもにプレゼンを
してもらうのが、
一番いいと思います。

そして
どんな内容であっても、
それは否定せずに、
耳を傾けます。

小さいうちは、
子どもに質問をして、
自分がそれを希望する理由を
答えてもらっても
いいでしょう。

自分の意見を
ハッキリと言う。

そしてその意見を
否定せず、
耳を傾けてもらえる環境にいる。

これは、
自分で考え、行動できる人に
そだてるために
とても大切なことです。

そうやって、
ちゃんと聴いてあげることが、
子どもを認めることに
つながるのです。

過去を持ち出さず、
子どもの意見を
真摯に聴く。

そのうえで、
できないときは、
「できない」
と言い、
できるときは、
全力でやる。

その判断は、
自分自身の考えで
きちんとできるように
なりましょう。

普通はどうなのか。
みんなはどうなのか。
とかではなく、
「私はこうなのだ」
がきちんとできるように。

もちろん、
理由を聞かれれば、
しっかり答えられる必要も
ありますよね。

訊かれてないのに、
長々と説明する必要も
ないでしょうけど。

そして、
「NO」を言うことに、
必要以上に罪悪感を
持たないこと。

しっかり胸を張って、
自信を持って
「NO」と言える自分に
なりましょう。

子どもの話を「聴く」こと。
子どもを「認める」こと。
子どもが自分の考えを
話すために「質問する」こと。
親が自分の気持ちを
伝えるための方法。

すべて子育てコーチングで
学べます。

そして、
このやり方で
子どもと接することで、
親子の信頼関係を築き、
子どもの自己肯定感を育み、
安心して、
自分のやりたいことに取り組み、
自分で考え、行動する子どもに
育てていくことが
できます。

また、
発達障害などの特性があり、
集団の場でうまくいかず、
自信を無くしやすい子どもも
ありのままを認め、
出来ることを伸ばす子育てが
できるようになるので、
特性があっても、
その子なりの自立に向けて、
育てていくことが
できるようになります。

さらに、
子育てコーチングを
実践するお母さん自身が、
自己肯定感を持ち、
自分の子育てに自信を持って
向き合い、
自分の人生を
主体的に生きることが
できるようになるのも、
子育てコーチングの
すごいところだと、
おかんは感じています。

実際に
おかんの人生を大きく変え、
しんどいだけだった
子育てを
学びと楽しみのある
素敵な時間に
変えたスキルですからね。

だからこそ、
このスキルの
素晴らしさを
これからも伝え続けていきたいし、
それによって
笑顔で子どもと過ごせるお母さんが
1人でも増えていってほしい。

それがおかんの
願いなのです。

リビングが使えないので、
次男はあれこれ工夫して、
狭い自分の部屋で、
友達みんなと
過ごせるように
考えていたようです。

朝起きたら、
リビングの
テレビの前にある、
テーブルが消えてました。

おかんが寝ている間に
運んでいったらしい。

おかんは爆睡してたのか?

うるさくて、
何度も目が覚めていたはず
なんだけどなぁ。

爆睡してた覚えはなく、
朝、目が覚めてすぐに、
「今もだし、夜じゅうずっと
うるさいです」
って
LINEでメッセージ
送っちゃったよ。

いやマジで、
朝の5時に、
声が賑やかに
聞こえてたんだけど。

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