怒ったってなおらない

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次男が小学校3年生くらいのとき、
なぜか一時期、
着た服などを
またタンスに戻してしまうことが
ありました。

洗濯物は
自分でしまうのを
ルールにしていたので、
すぐに発見は
できなかったのですが、
ある時何かで
引き出しを開けたときに
見つけて、
それからは
時々本人のいない時に
タンスチェックを
してました。

あるときは、
靴下。

またある時は、
パンツが3枚くらい。
(足りなくなるやろ)

でも、
コーチングを
実践して1年目だったおかんは、
「ここでがっつり怒ったら、
ますますわからないところに
隠してしまうかもしれない。」
と思ったので、
黙って
発見した服やパンツを洗い、
また何も言わずに
戻してました。

書いてて思い出しましたが、
次男は服のほかにも、
給食のパンも、
しょっちゅう部屋のあちこちに
隠してた人でした。
(備蓄か)

最初はこれも
怒ってたのですが、
怒ったって
なおらない。

ってことに気付いて、
怒るのをやめました。

それまでは、
当たり前のように
「怒る」
をしていたおかんですが、
よくよく振り返ってみると、
怒って解決できたことなんて、
何一つないんです。

お互いが
嫌な気持ちになるだけ。

子どもはさらに、
隠していくだけ。

チェックや大掃除のたびに、
見つけて洗ったり
捨てたりするのは、
面倒臭い気がするけど、
実際そんなに大した手間じゃない。

いづれしなくなるだろうと思い、
そこからは、うるさく言わずに
放っておきました。

パンなんて、
大掃除のときに、
「今回は何個みつかるかなぁ?」
なんて
もはや親子で
宝探し状態(苦笑)。

これは夏に放置されていた弁当箱を発見し、処理したときのもの

結局、
しばらく続いたけど、
いつの間にか
それらはしなくなりましたよね。

で、こっちも
そんなことが
あったことすら
忘れてしまう。

子どもがやっていることって
だいたいは
そんなもんなんです。

そんなことを
いちいち見つけて
大ごとにして、
毎回
「できない子」のレッテルを
我が子にはりたいとは
思いません。

絶対にやってほしくないことは、
怒って辞めさせるのではなく、
本人がしたくても
できない状況を
つくることで
回避できないか、
考えるように
なりました。

作戦を立てるということです。

でもこれは、
おかんの性格に
合ったやり方だったから、
できたこと。

人はそれぞれ
持って生まれた気質も
違います。

ということは、
子育てのやり方だって、
親の数だけ
あっていい。

おかんの子育てを
そのまま真似ても、
うまくいくかどうかは
わかりません。

参考にしつつも、
自分らしい
自分にできる子育てを
見つけることが
一番いいんです。

自分を知り、
自分を認めることで、
自分らしい子育てを
手に入れることは
できるようになります。

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