子どもが動くのは「早くしなさい」ではなく、「〇〇〇〇〇?」

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親子でイライラガミガミに
陥らないための子育てについて、
もうちょっと書いていきたいと
思います。

親側の口ぐせで、
「早くしなさい」
ってありますよね~。

おかんも昔は、
口を開けば
言ってました。

だって、

放っておいたら
絶対しないもん。

言ってもしないのに、
言わなくてするわけないもん。

ゴリゴリに
そう思っていましたね~(遠い目)。

なのに、
してほしくないゲームとかは、
言わなくても、やる。
止めても、やる。

一体どうなってんだ!

息子たちが小学生の頃の我が家は、
早く起きなさい。
早く食べて。
早く着替えて。
早く学校に行かないと。
もうみんな集まってるよ(集団登校だったので)。

学校が終わって
帰ってきたら、
早く宿題して。
早く明日の用意して。
早く片付けて。
早く晩御飯食べ終わって。
早くお風呂入って。
早く寝なさい。

もう、
「早く」しか言ってない(苦笑)。

でも、
コーチングを学び、
実践し始めて、
そういう声かけも、
変えていきました。

「早く」
を何に変えたのか?

それは、
「いつするの?」
でした。

何時に家を出るの?
宿題はいつする?
明日の用意はいつするの?
お風呂はいつ入るの?

もちろん、
すべてが切り替えられたわけでは
ありませんが、
言い換えられるものは、
出来る限り
言い換えました。

ここまで読んで、
「あーなるほど、言い換えたらいいのね。」
と思ってくださったみなさま。

そんなに焦らないで(笑)。

実はね、
言葉を変えただけでは、
実際何も変わらないのですよ。

やってみたらわかります。

初日くらいは
お子さんも珍しくて、
「う~ん、晩御飯の前に宿題する!」
とか
言ってくれるかもしれませんけどね。

問題は、
いざその時間になった時です。

するといったのに、しない。

めっちゃあるあるです(笑)。

または、訊いたら
とんでもない時間を指定してくる。
とかね。

子どもといえど、手ごわいのです。

言葉を変えるのなら、
使う自分の意識も
変えていかないと、
思うような効果は出ないのですよ。

「いつ宿題するの?」
とお子さんに訊いて、
「寝る前~」
とか言ったら、
あなたはどうしますか?

「え~っ!
何言ってんの。
もっと早くしないとダメじゃん。」
とか言っちゃったら、
もう効果はゼロですからね。

子どもが自分で考えて、
出した答えを
即座に否定してはいけないのです。

自分がされたら、
嫌ですよね?
もう答えるもんか。
とか思ってしまう自信、
おかんにはあります(笑)。

そこをなんとかクリアしても、
寝る前まで待って
さあ!
と取り掛かったら、
秒で寝落ちとか、
眠くて不機嫌になって、
大暴れとか、
結局寝る前じゃ無理じゃないか。

みたいなことも、
起こるわけですからね。

そんなとき、
どうとらえ、
どう対応していくのか。

言葉を変え、
マインドを変え、
実際に言葉を変え、
その会話の後をきちんと
子どもがやる気を出せる方向で、
フォローできるようになることが
必要なんです。

だから、
本とかの情報で、
なるほど!
こう声かけすればいいわけね!
って、
「自分でもできる!」
と思って始めても、
うまくいかないことが
多いんですよ。

だいたい、
想定問答通りの答えが、
子どもから返ってくることなんて、
まずないし、
だいたい予想の斜め上を
子どもはいつも
ぶっ飛んでいきますからね。

意気込んで、
やってみて、
手に負えなくて、
あきらめて凹む。

そんな繰り返し、
自分に自信がなくなるだけですよね。

だからこそ、
ハンサムおかんの子育てコーチング。

自分の心から整え、
実践できる土台を作っていくことが
大事なのです。

ここができれば、
子どもの想定外の返事も
楽しめる余裕が持てるように
なっていきます。

付け焼き刃のスキルで、
一瞬で親も子も
変われるなんて夢は、
見ないこと。

あきらめずに、
ゆっくりじっくり、
自分の忍耐力も
育てていきましょ。

日曜の夜、
晩ごはんも済んでから
明日の用意に取り掛かった子どもが、
「宿題1個忘れてた!」
ってなったら、
あなたはどうしますか?

実際におかんがやっていた対応、
明日書きますね。

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