子どもの話を「聴く」

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子どもの話を聴くのは、
子どもにたくさん話してもらうためです。

たくさん話すことで、
子どもの頭の中は
だんだん整理されていき、
子どもが自分で考え、
気づく力が
ついていきます。

否定せずに聴くことで、
子どもは親に対して
安心して話をするようになり、
その積み重ねで、
子どもは親を
信頼するようになります。

子どもの話を
遮らずに
だまって聴くことで、
子どもの心の中にあるものが、
しっかり出てくるので、
親も子どものことが
理解しやすくなります。

「聴く」ことを継続していくと、
子どもを認めたり、
子どもを信頼したり、
親子のいい関係を築いたり、
子育てにとって、
たくさんのプラスを
得ることができるようになります。

子どもがあまり
話さない子であっても、
そのわずかな機会に
しっかり聴ければ
それでいいのです。

どのくらい聴くのか、
は、
どのくらい子どもが話したいのか。
だからです。

もちろん
聴く側の親にだって、
いろんな思いは
あるでしょう。

子どもの意見を
正したくなることも
あるでしょう。

楽しくない話につきあうのが、
正直辛いことも
あるでしょう。

そんなときは、
これを考えてほしいのです。

あなたは、
「なんのために」
この子の話を
聴くのですか?

あなたは
「なんのために」
子育てコーチングを
実践しようとしているのですか?

ここをしっかりと
考えておくことで、
自分の気持ちや行動を
自分でコントロール
できるように
なっていきますからね。

なんのために?
がなければ、
子どもの話を「聴く」ことは、
ただの苦行でしかありません。

でもこの理由があるからこそ、
苦行であっても、
取り組もうと思えるのです。

うまくいかなくても、
諦めずにまた
チャレンジできるのです。

それでもうまくできないときは、
「なんのために?」
の方向性が
間違っているのかもしれません。

そのときは、
おかんのカウンセリングや、
子育てコーチングを
学んでみてくださいね。

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