自分のことは自分でできる子に育てたい

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息子たちが、
ある程度自立して、
自分で自分のことが
できるようになるまでを
おかんがどうやって
育ててきたのか。

小学生や
中学生の頃は、
学校からもらうプリントは、
いつもくしゃくしゃで、
最悪の場合、
おかんのところまで
届かず。

提出物を
期限内に出すことも、
とても困難な
彼らでした。

小学校の間は、
注意で済んでいましたが、
中学生になると、
それが成績に
響きます。

もちろんおかんも、
注意して
声かけはしていましたが、
いくら親であっても、
子どもの細々した
日々の提出物まで
全てを把握することは
不可能だと思っています。

だからといって
ガミガミ言い続けたり、
子どもを
できない子扱いしたりするのは、
やはり
思春期・反抗期に入った
子どもたちには、
いい影響があるとは
思えませんでした。

その接し方次第では、
子どもたちの自己肯定を
低くしてしまったり
することも
ありますからね。

なのでおかんが
彼らにしたこと。

それは、
できてもできなくても、
本人を信じて任せること。

人は、
自分のことを
信じて任せてもらうと、
それに応えようとします。

だから成長できるのですね。

ガミガミ言われて、
けなされて、
できるのは、
ただ言われたからだけなので、
そうやって
言う人がいなくなれば、
またできなくなります。

けれど、
信じてくれる人がいて、
その人からの信頼を
感じている限りは、
何とかその期待に
応えようとするのが人間。

だから、
子どもを
自分のことができる
自立した人に
育てたければ、
言うのではなく
信じて任せることが
大切なのです。

もちろん不安です。

実際に
信じて任せても、
できていないことに
直面することも
あるでしょう。

おかんは、
そういうときに
サポートするために、
自分がいると思っています。

何かがあったとき、
サポートをする。

その気持ちがあるから、
信じて任せることが
できるのだと
思うのです。

もちろん、
任せたら
細かいところは
いちいち気にしません。

提出物なら、
ギリギリでも
間に合えばOK。

そういうところで、
もっと上を
目指さなければOKしない。
とかやっていると、
いつまでたっても
子どもを信じて
任せられなくなりますからね。

子どもを信じて
任せられないのは、
子どもの言動が原因なのではなく、
それが原因だと
思い込んで
手放せない親の側に
原因があると
おかんは考えます。

もちろん、
怖いです。

不安もたくさんあります。

それでも、
そうやって手を放して、
少し離れて見守り、
いざとなったら
サポートをする。

その位置に
いることを決めたから、
不安でも大変でも、
そうやって
やっています。

自分の行動、
自分の接し方をどうするのかは、
自分の中に答えがあります。

自分がどうなりたいのか。
それをしっかり考えて見つけ、
その通りに実行していくだけです。

子どもの言動次第で、
対応を変えるとかは、
しない方がいいですよ。

いつまでたっても、
手放せない親に
なりますからね。

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