自分の予定を管理する力

昨日の続きです。

最初から読むときは、こちら

クリニックと、
教習所の予約が
重なったことがわかりました。

本人はしっかりしている
つもりですが、
どうしても
こういうことが起こります。

新しい予約を入れるのに、
複数のデータを
チェックしないといけない。

という状況になると、
どうしてもそのうちの
ひとつくらいを
コロッと忘れて
行動してしまう。

というもの。

これ、
おかんにも
あてはまるのですが。

おかんは、
それが起きないように、
とても努力して、
すべてを手帳にその場で書き込む。
という習慣を
長い時間をかけて、
手に入れました。

これがちゃんと
できるようになるまでは、
病院の予約を
すっぽかしてしまったり
したことも
あったのです。

今はだいたい
なんとか対応できていますが、
それでも
どうしてもその場で
書けないときがあったりもするので、
自分のスケジュールについては、
いつも不安を抱えながら
過ごしているのが実情です。

長男にとっては、
紙の手帳は、
失くしたりするし、
開くことすら
忘れることもあるもの。

それが今の
彼の状態です。

そして彼が考えたのが、
カレンダーに書き込んで、
壁に貼る方法でした。

毎朝それを見て
確認すれば忘れない。

そう思い立った彼は、
早速カレンダーを
探し始めます。

でももう11月。

どこを探しても、
カレンダーは
2020年1月スタートのもので、
今を書き込めて、
彼が気に入るものが、
なかったのだとか。

そうなるともうお手上げで、
そこでまた
思考停止が始まります。

「自分が思うようなスタイルで、
スケジュールが管理できない!」

そう思い込んでしまって、
もう手立てがない。

になってしまうのです。

今回は、
おかんが状況を聴いて、
提案をすることができて、
落ち着くこともできました。

残念ながら、
思い込んでしまったときは、
そこから自力で
出てくる力がないので、
周りにいる人に
頼らざるを得ない。

けれどそれを繰り返していくと、
親ならともかく、
友人だったりすると、
だんだんうんざりしてきて、
そんなこともできないのか。


厳しい対応を
取られてしまう。

いくら善意で対応してくれても、
何度も繰り返されると
相手も疲弊してしまうのです。

親だって、
彼の発達障害という事実を
受け止めて、
前向きにとらえられるようになり、
コーチングスキルを手に入れて
ようやく疲弊せずに、
つき合えるようになったのですから、
そうではない場合、
やっぱり難しいのだと思います。

今回のトラブルも、
そうやって
頼っていたあげくに、
相手が疲れ果て、
拒絶されてしまったのだと
思われます。

じゃあこういう特性のある子には、
一生親がついていくしかないのか?

いいえ。
おかんはそうは思いません。

そういう特性を持っていても、
自分で少しずつ、
コントロールして
成長はしていけるし、
周りのみんなとも
上手くやっていける道は
必ずある。

そう信じています。

自分だって、
何度も失敗して
落ち込んで、
それでもここまでやってきて、
ようやく
自分で自分のことが
コントロールできるように
なってきたのですからね。

100%ではないけれど。

そしてそれができないために、
失ってきたものも、
たくさんあるのです。

50年かかったなぁ。
って思いますけど(苦笑)。

だから、
またしばらくは
彼と二人三脚になるけれど、
それは
いつかまた
その状態を卒業して、
1人でやっていけることを目指して、
改めてやっていくということなんだ。
と考えています。

今から
新しいカレンダーが
使えるようになるまでの間、
おかんが
彼に提案し、
一緒に作ったのが、
方眼ノートで作る、
一週間分ずつの、
スケジュールでした。

カレンダーがないなら、
それに近いものを
紙で作ればいい。

たったこれだけのことなのですが、
心が不安でいっぱいになると、
そこに思い至らなくなります。

ゆっくり詳しく
説明していくと、
ようやく落ち着き納得し、
自分が気に入った
来年のカレンダーを注文してから、
一週間のカレンダーを
作り始めたのでした。

そして書き始めて、
ダブルブッキングに気付きます。

タブっている予約を、
「どうする?」
と訊くと、
最初は
「どっちを選べばいいのか
わからない」

またここでも、
プチパニックが
はじまりそうな雰囲気。

物事の優先順位を
つけづらい。

というのも、
持っている特性なのかも
しれません。

自分だけで考えていくと、
どっちもとても大切で、
どっちかを削るなんて
考えられない。

そう思考が働いたようです。

ひとつクリアすれば、
また次のハードルが
出てきます。

続きはまた明日、
書いていきますね。

« »